今日からフィルムセンターの「ドイツ・オーストリア映画名作集」が、無声映画の伴奏付き上映週間に。
無声映画の伴奏上映と言えば大概の場合がピアノなのだが、今回はヴァイオリンも有り、と噂を聞いていたので、演奏者が2人、もしくは交互に弾くのかなあと思っていたら...。

一本目『除夜の悲劇』(ルプ・ピック監督)が始まってびっくり。伴奏者のギュンター・A・ブーフヴァルトさん、ピアノとヴァイオリンを同時に弾くの!どうやってるのか気になって、スクリーンよりそっちの方を見てしまったよ...。暗くてよく見えなかったけど...。
いや、ちゃんと映画も見たんですけどね。
全く字幕もなく、ほとんど室内だけで進んでいく、物語もシンプル過ぎるくらいな嫁・姑を巡るお話。それだけで60分(66分?)の映画がちゃんと面白く成り立ってるってのがすごい。なんで今はこういうことが出来なくなってるんだろう、とぼんやり考えた(考えただけで、答えは出してないけどね)。

二本目『巨人ゴーレム』(パウル・ヴェゲナー監督)も、やっぱり伴奏はダブルだった。やっぱり気になったけど、見えなかった。
命を吹き込まれた泥人形ゴーレム。怪物のくせに何故か切ない、というか、怪物は何故かいつも切ない。ロケーションとかエキストラの規模が半端なくでかいのに、肝心のゴーレムはどこかこじんまり...。ラストのオチも「え!?」って言いそうになった程呆気なく...。面白かった。

面白い映画と素敵な伴奏を2つも堪能し、その後友だちと美味しいご飯とお酒にまみれ、上機嫌で帰宅するも、猫たちは未だ闘争中でちょっと悲しくなる。

以前にgojo日記に登場した友だちの飼い猫ピルカ嬢(いつ書いたか調べるの面倒。ごめん)が、再び我が家に短期滞在することに!
前回は私がまだぽんずを飼う前だったので、今回は初の猫2匹体験!!猫に埋もれて「苦し~」と呟きながら死ぬのが夢な私にとって、その夢に一歩近づく記念の日...。と思いきや、お二方が対面して5時間近く経過した今も、2匹共ダースベーダーのような声(?)を発して威嚇し合っております...。聞いてて普通に怖い。やっぱり夢ってそんな簡単に叶うもんじゃないのね、と現実を知った日。

2人の仲睦まじい写真を撮ろうと試みるも...

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近日中には必ずもっといい写真を......。

大阪府、一体どうしたんだ。あの街からホームレスを撤去して、誰が納得するんだ。

そりゃ1回目の上映時間が12時からなら客層の高年齢化も進むよ、とぶつくさ文句を言いながらも、頑張って早起きしてフィルムセンター(←色が変わるのが嬉しくて今更リンクしてみる)の「松竹映画探索1960−70年代」に足を運ぶ。
一本目は瀬川昌治監督の『瀬戸はよいとこ 花嫁観光船』。この監督の名前を今まで知らなかったのだけれど、とある方から「絶対見るべし!」とのアドバイスを頂いたので見てみる。
いやあ、もう、なんと言うか。面白い、としか言いようがない面白さ。フランキー堺と朝丘雪路の掛け合い、財津一郎の演技、ミヤコ蝶々のかっこ良さ(上方やね、やっぱり)、この時代の喜劇には必須のエロさ(ロビーで見かけた親御さんと来ていた中学生くらいの男子のことがちょっと心配になったけど...)。めっちゃ笑えるのに、仲直りする阿波踊りのシーンがめちゃくちゃかっこよくてドキッとしまくった。隣りの席で爆睡してた女性を「ちょっと!面白いから見た方がいいでよ!!」と起こしてやろうかと思ったほど。この面白さに免じて、映写ミスも許そう。
可能な限り瀬川監督の作品を見る、という項目を今年の目標に追加。

二本目は満友敬司監督の『俺は田舎のプレスリー』。この監督も知らないなあ、と思っていたら、これしか監督作がない人だそうな。
公開当時、某元東大総長さんが大絶賛していたという情報くらいしか知らずに見る。
ゆるーいテンポで進んでいく田舎のドタバタコメディか、と思っていたら、結構過激な内容でびっくりした。カルーセル麻紀きれい!吉幾三の歌、私やっぱり好きかも!!
音楽が渋谷毅だったのも驚いた(調べてみたら結構映画音楽やってはるのね)。先生とお兄ちゃんがお酒を飲むシーンのピアノにはしびれたー。

この時代の松竹映画の富士山マークは可愛くてよろしい。

近所の本屋さんに入ったら、雑誌ユリイカの特集が「ニート」だったので、ちょっと立ち読みしてみる。
別にニートに興味があるわけじゃないが、最近やたらとニートと言われるわりにはその意味をはっきりと知らないので勉強のつもりで(意味はわからんが、なんとなく馬鹿にされてることには気付いてたさ)。
パラパラと読んでみるも、やっぱりたいした興味が持てず、とりあえずニートという言葉の学術的な意味だけ暗記。「ニートとは、15から34歳の若年層のうち、学校を卒業した後家事も通学もせず、職業訓練もしておらず、働く意志もなく結婚もしていない者を指す」とのこと。ふーん。かなり乱暴な一般化やけど、確かに私に当てはまります。
なんでそんな人たちのことをわざわざ雑誌が特集組んで盛り上げるのかが、まず謎。そんな面白いかね。
ニートをある種のサブカル的なものとして持ち上げるのも間違ってると思うけど、所謂世の中での「ニート=労働しない=ダメ人間」ってのも間違ってると思うけど、とりあえず「働かない」ってのがミソなんでしょ、要するに。
私が経済労働に従事しないのにはそれなりの理由があるから。で、労働しなくても生活していける環境にいるからしないだけで、働かなければ死ぬとなれば無理してでも働くでしょう。でも、それなりの理由がなくても働かない人だっているだろうし、それがダメな理由が私にはわからない。そういう人間を責める人たちにはなぜダメなのかわかってるのかなあ。そうならば教えて欲しい。
そして、仕事をせずにふらふら生きている人間が、何か自己実現をしなければならない、という考え方も受け入れられない。生きてるからには何かしなければ!と焦るのは勝手やけど、人にまで押し付けてくれるな。
なんかさー、みんな元気に生きてればそれでええやん、と思うんですけどね。元気に生きるって、それだけですごいことよー。私は自分にも周りの人たちにも、それ以上何も望めないけどね。

この場を借りてついでに。
脈略がわからないと思うけど、みなさん、今後二度と私に「結婚しないの?」とか「子ども産まないの?」とか言わないように。あと、「顔赤いよ」と「顔丸いね」も禁句。言われる度にいちいちその理由を説明して、自分が原因でその場を暗ーくするのは趣味じゃないけど、へらへら笑ってごまかすのも疲れた。

昼は、カンボジア(マレーシア?)より一時帰国中の友だちと久々の再会ランチ。
なんか、世の中の役に立つ様な立派な仕事をしているらしい彼女だが、私といる時は、ただの面白過ぎる人。今日も2人で涙を流すまで大爆笑しました。満足(次の移動先が東ティモールってのはかなり気になるんでがね...)。
夜は、表参道にて行われた高城剛氏主宰の新年会パーティーに参加。関係ない世界過ぎて自分でもどうかと思うが、友だちに誘われるがまま行ってみた。
会場は、私が普段行動している場所(主に新宿・京橋・御茶の水)では絶対お目にかかれないモノホンのセレブ風な方々でいっぱい。女の子みんな顔小さっ!&目でかっ!&骨細っ!
とりあえず、面識全くゼロなのに高城さんにご挨拶して、嵐の松本潤と小橋賢児と漫画家の桜沢エリカを眺め、このご時世にヒルズ族との合コンを約束して帰宅。満足。

無事先月のカードの支払いを済ませる。お年玉さんさようなら。

天気が良いので散歩がてら恵比寿へ。
映画まで中途半端に時間があったので、東京都写真美術館の「植田正治;写真の作法」を覗いてみる。この人の写真初めて見るけど、良かった。写真のことよくわからんけど(よくわかってることなんて一つもないけど...)、良かった。家族のシリーズ、見た瞬間泣きそうになってしまった。たまには映画以外のものも見てみるもんやねえ。

で、ガーデンシネマに移動して、ウディ・アレンの『僕のニューヨークライフ』を見る。
めちゃくちゃシンプルな画面とストーリーを、ひたすらめちゃくちゃ考えられて計算された映像で最後まで持っていく。おっちゃん(←監督)すごいなあ、と感心。でも、112分間ひたすらウディ・アレン風人物2人が出っ放しのお話はちょっと疲れた...。そしてやっぱりNYは去っちゃうのね。
それでも、ジェイソン・ビッグスがこんな立派な俳優に成長しててびっくり(私は『アメリカン・パイ』を一人で見に行って、一人で大爆笑したという武勇伝を持っている)。
クリスティーナ・リッチは、もうちょっとぽっちゃりしてた時の方が好きやったけど、相変わらずよろしい(こんなに声高かったっけ?)。丸顔・ぽっちゃり・黒髪、という共通点により、今後私のクリスティーナ化を進めることにする。

ウディ・アレンの映画や本人を、今まで意識的に見たり考えたりしたことはないのだけれど、それでもこの人がクレイジーなまでに女好きということはわかる(養子ネタとかさー)。エロ親父も、頭が良くてユーモアとセンスさえあれば私を楽しませることができるのだ!という希望が持てます。

久しぶりに入院中知り合った膠原病(こうげんびょう、という病気なのです、私は)仲間の年下ちゃんと再会。我が家にご招待。ぽんずを紹介。
彼女は、だいぶ前の日記(いつ書いたか調べるの面倒、ごめん)に書いたけれど、本当に大変な経験をして、でもものすごい努力をして復活して、今じゃ私よりも薬が減って、最近仕事なんか始めちゃったすごい人。頭が上がりませぬ。
まあ幾ら病人とはいえ、お年頃の女子が集まれば話すのは専ら色恋のお話。2人でぴーちくぱーちく8割恋の悩み1割病気のお話、残りの1割共通の主治医のおかしさについて喋くりました。満足。

彼女の帰宅後、sex and the cityの続きを見て号泣。サマンサがガンになる辺りのエピソードがあまりにドンピシャで他人事とは思えず...。病気の友だちを気遣う周りの人たちの気持ちと、病人本人が感じる不安と苛立ち。このドラマ、ほんまにすごいと思うんですけど。

予想外の寝坊のため急遽予定を変更して、新宿に『輪廻』(清水崇監督)を見に行く(こういう時、無職の独り身って誰にも迷惑かからなくていいですね!)。
特に昨今流行のホラー映画に興味があるわけではないが、なんとなく優香が見たくて。
映画が始まってとりあえず、「こんなかっこいい映画監督(椎名桔平)&助監督(眞島秀和)いねーよ!」と独りごちる。黒沢清の大学教授は似合い過ぎ。
物語が進むに連れて、普通の人間よりも幽霊の登場人物の方が多いことや、相変わらず子どもが白塗り(今回は女の子)なことにウケながら見るも、終盤のあまりに予想外な展開(私が鈍感なだけかも)と、優香のあまりに頑張り過ぎな芝居にびっくりする。いやー、まじですごいよ、優香。この仕事を引き受けた彼女(と事務所)はエラい。

ホラー映画ってさ、特に邦画は、今まで素直に怖がって見てたけど、ちょっとでも映画の撮影現場を知ってしまうと一切恐怖感が感じられなくなるのよね...。幽霊の人たちの待ち時間とか想像して...。だから、多分『輪廻』は怖い映画としてきちんと成立してるんやろうけど、うまくそれが感じられなくて残念。でも、もう少し突っ込んで作れば『CURE』的な怖さが出せた様な気もしなくもない映画。セットや撮影も立派だったので、あと一踏ん張り欲しかった。

突然ですが質問。
なぜテニスにおいてダブルスってマイナーな扱いなのでしょうか。
あと、エナンのプレーしてる姿を見ると泣けてくるのは私だけでしょうか。

映画のDVDはキリがないから買わない/借りない、と決めているですが、先日『カナリア』(塩田明彦監督)のソフトを購入。本編はロードショーで見ているというのに。
なぜならば、DVDに入っている映像特典(メイキング)の撮影・構成を杉田協士氏がやっているから。それを見るために、情の厚い私はわざわざ買ったのさ。レンタルじゃなくてね(今更レンタル屋さんの会員になるのが面倒だったというのが大きな一因ですがね...)。
で、見てみた。が、杉田氏には申し訳ないが、画面を直視できず。なぜなら、西島秀俊サマの素の笑顔がまぶし過ぎるから...。
主演の石田法嗣くんと無邪気に戯れる西島サマ、妹役の女の子と一緒に四葉のクローバーを探す西島サマ、インタビューに笑顔で答える西島サマ...。やっぱりどんなに断られても、無理してでもアシスタントとしてついて行けばよかったーーー!

と、こんな感想だとさすがに申し訳ないのでもう少しまともなことを。
いやあ、杉田氏がどれだけテープを回してるかを知っているので、それをこれだけの尺におさめて、この映像に仕上げたのはよくやったんじゃないでしょうか、と思ったけれど、やっぱりもうちょっとじっくりみんなの顔を見たいなあという不満は少し残ってしまった。
あと、テロップはやっぱりない方が良かった様な気がしないでもない様な気が...。広く一般的な商品だからわかりやすくする=説明的にする、ってことではないと思うんだけど。それじゃだめなのかね、商いの世界じゃ。
最後を井上雪子さんにしたのは拍手。

ヒンギス復活!すごーい。

ごめん、昼過ぎに起きて、掃除してスーパー行って先月のカードの明細を見て気を失いかけたことくらいしか記憶にない一日...。

雪やー雪やー。
なんのメリットもないのに、なぜ雪を見ただけでムダに興奮するのか。都会人の甘ったれた幻想ですね。

と、興奮するのもつかの間、本気でシャレにならん程降り積もり続ける雪の中、エーグルドュースのケーキ(激ウマ)を片手に夜の新宿へくり出す。なぜなら、友だちの誕生日パーティーが行われるから。
新宿・深夜・パーティー、ということで、かなりの狂乱を想像してたのだが、その割には意外と落ち着いた宴になり(会話の内容は100%R18でしたが)、落ち着き過ぎて最後は某映画監督を枕にして寝てしまいました。ごめんなさい。
そんな状態でも、雪以上に私を興奮させる出来事が!なんと、その場に秋桜子(コスモス子)さんがいらしたのですよ!!アラーキーの写真集の中でも特に好きなシリーズだったので、ご本人を前にしてかなり舞い上がってしまい、久々にミーハー全開で、一緒に写真を撮ってもらったりなんかしてしまいました。とーっても素敵で可愛らしい(写真集の頃のまんま過ぎ!)女性でした。肌つやつや。

やっぱり、持つべきものはMacに詳しく親切でマメな友だちですね~。無事ピンクになりました(昨日の日記参照)。

今年ももうそんな季節なのね、と時の流れを感じながら、日仏会館で行われているカイエ・デュ・シネマ週間(←リンクの部分の色の変え方がわからん)に、アラン・ギロディー監督の『その時がやって来た』を見に行く。
ギロディー監督、数年前に見た『勇者に休息なし』がやたらと印象に残っていたので新作を楽しみにしていた、のだが、会場に着いてから日本語字幕がないという事実に気付く!英語ならまだしもフランス語!!びがーーーん。
でもまあ、『勇者に休息なし』も内容殆ど覚えてないけどとにかく不思議な映像と演出が面白かったので、今回の作品もそんな感じなら大丈夫かなと勝手な期待を抱いて見るも、かなりの会話劇で惨敗。日常会話のシーンと思ってたら、突然男性同士のセックスが始まったりして、逆に面白かったけど...。
と、全く感想を述べられるレベルではないのですが、なんか、前作よりも映画が落ち着いてる感じがしてちょっと寂しかった。ドアを開けたら草原に飛行機!、好きだったんですけどねー。

その後、数個のダブルブッキングとドタキャンを経て(我ながら最低...)、東中野にいまおかしんじ監督の『かえるのうた』を見に行くことにする。
実はいまおか監督作品見たことなくて(全部見たーい)、「超久々のピンク映画か」と身構えたのだが、かなり想像を裏切る映画だった。面白かった。
とりあえず「女の子のお話」ってだけでケンカ腰で見る癖があるのだけれど、今回はかなり満足&納得。それはなぜかと考えると、多分、ピンク映画だから。やっぱ女とセックスに幻想を抱いてるようなヤツにおもろい映画なんて撮れないのよねー、と改めて深く実感。
だいぶ前にも言ったように、歌と踊りに弱い私(いつ書いたか調べるの億劫。ごめん)はラストにも満足。女優の笑顔が美しく撮れてることにも満足。

上映後、監督と中原昌也さんと柳下毅一郎さんの、最終的には巨大イカの話題で盛り上がったトークイベントを聞いて、ど厚かましくも、打ち上げの席に参加する。
目の前に座っている主演女優の向夏さんの顔の小ささ&肌のきれいさにうっとりしながら楽しくお酒を飲んでいたのに、尊敬する映画研究者と映画評論家のお二人に嘘をつかれ、騙され、傷つく。

小雪降る中、監督に頂いたコンドームを片手に帰宅。

天気が良いので散歩がてら表参道へ行って映画でも、の前に、一通りのショップで春物をチェック。miumiu(ドット柄シリーズ!)とキャシャレル(全部!!)の新作を超マストバイリストに入れる。激かわ。よっぽど今買ってしまおうか、と思ったが、まだ1回も着てない冬服たちのことを思い出して必死で自制。頑張ったー。

で、イメージフォーラムにて『愛してよ』(福岡芳穂監督。今回初めて知った...)を見る。
面白い。面白い、んだけどね、最近、ハッピーエンドの映画を素直に受け入れられなくなってる汚れた心の私。なので、ラストの展開に少々不満を感じるも、よくよく考えて、やっぱりこの終わり方で良かったんだと思い直す。
久しぶりに「よく出来た脚本だな」なんて生意気なこと(←今更)を感じながら見ました。特に、是枝監督の『誰も知らない』(実は超苦手)ではただ「無責任」の一言で済まされてた最低な母親という存在の描かれ方がよろしかった。すごくあっさりわかりやすく、でも細かく。
小学生の息子が、母親と別の女性の違いを実感するポイントが仕事をしてる時の表情ってのもなんか好感が持てた。

見ながら、主人公の少年(塩顕治)のお芝居がすごく独特やな、と感じたのだが、後でパンフレットを読んで納得。撮影中、彼は殆ど脚本を読まされてないそうな(でも彼が発した台詞は殆ど脚本通りだったそうな)。だからあんなに意図してるんだかしてないんだかわからない間の取り方だったのか。
キッズモデルの撮影シーンは、監督の優しさということで。松岡俊介が板尾創治にそっくりでびっくりした。西田尚美はやっぱりショートヘアの方が好き。

今時のシングルマザーと息子の物語、という括りで片付けるには勿体ない作品でした。
でも、この映画を見てつくづく感じたのは、コテコテのホラー映画以外で、幽霊を主要キャラにすることの難しさ。今回も、悪くはないんだけど、あまりに幽霊の存在に意味があり過ぎて、それだけで説明過多な感じがして勿体なかった。

2005&2006年は、日本におけるドイツ年らしいっすよ、みなさん。
ってことで、フィルムセンターで昨日から始まったドイツ・オーストリア映画特集に行く。目標はボールペン。

15時からゲオルグ・ヴィルヘルム・パプスト監督の『パンドラの箱』。伴奏なしの無声映画(1929年の作品)。が、BGM?って勢いの、周りの人たちのいびき。始まって5分くらいで寝る人は多分ある意味幸せ。
なんてことを思いながらスクリーンを眺めると、もう、一瞬で主演女優(ルイーズ・ブルックス)の可愛さにメロメロメロ。120分間ただ彼女を見てるだけで満足。やっぱり「魔性の女」と言うからにはこれくらい美しくなきゃねー、と改めて感じる。
もちろん言うまでもなくスゴい作品で、特に、人が死ぬシーンの撮り方の見事さ(余韻の映画、と某映画研究者は表現していた)にはため息。音がないことが映画にとって決して欠落を意味するわけではないのだー。

19時からハンス・シュヴァルツ監督の『ニーナ・ペトロヴナ』。監督の名前も作品名も聞いたことがなく、大して興味はなかったのだが、「せっかく来たし、まあ見とくか」と軽い気持ちで見ることにする。
が、始まって5分でそんな自分を殴りたくなる程の面白さ。いやー、参った。色も音も、大した字幕もなく、ただ視線を交わす/交わさないだけでここまで見事なメロドラマが成立するのか!とかなりの衝撃。泣けます。
監督の名前やらで見る映画を判断しがちだった最近を本気で反省。これだから映画は恐ろしい。

ボールペンまではあと3回!

昼間っから実印片手に目白と大塚を右往左往。社長業も楽じゃないっす。

一仕事終えて、池袋で時間が丁度良かったので『SAYURI』(ロブ・マーシャル監督)を見る。やっぱ『2046』のチャン・ツィイーを見てしまった者としては、彼女の新作を見ないわけにはいかない。あの美しさはヤバい。
そしてやっぱり、今回も彼女はヤバかった。どうかと思う程の色っぽいのに、水揚げ前という設定には本当に処女に見えてしまう笑顔。やられた。何なんだあれは。
今まであんまり好きじゃなかったコン・リー(私にはどうしても泉ピン子に見える...)も良かった。火事のシーンはかなりゾクゾクした。ミシェル・ヨーの美貌と存在感も相当。桃井かおりも、想像してたよりは見れた。舞の海も頑張ってた。
ということで、美しい女性たちを眺められて結構満足していたのだが、後半30分がちょっとダラダラ長過ぎて残念。あんなに無理してさゆりとケンワタナベをくっつけなくてもよかったのに。やっぱりハリウッドはハッピーエンドじゃなきゃだめなのかね。(この際、京都の描き方とか、日本語と英語の入り乱れ方についてはノーコメント)

それにしても、日本を舞台にしているのに日本の女優が殆ど出て来ない、というのはどういうことか。逆に、なぜ日本以外のアジアの女優はスクリーンに耐え得る迫力があるのか。中谷美紀とか松雪泰子とか小雪とか、想像してみたけどやっぱり弱いですね。英語も出来ないだろうし。憂うべき事態。個人的には芸者モノの映画大好きなんで頑張って頂きたい。『祇園囃子』(溝口健二監督)とか『太夫さんより 女体は哀しく』(稲垣浩監督)とか最高やけど昔の作品になってしまう。若尾文子や淡路恵子級の女優が再び現れる日は来るのだろうか...。

つ、つ、ついに、「sex and the city」のseason6 vol 2を見始める!速攻号泣。スミスええ奴~。

miumiuの白いボストンバッグと、フェラガモのカゴバッグ&ニットバッグと、マルベリーの新色バッグと、トッズのキャンパス地バッグと、サンローランのマリンバッグと、キャシャレルのチェーンバッグと、グッチの白いボストンバッグ。以上、春にマストハブなバッグを忘れないようにメモ。姉には負けてられませぬ~。
あぁ、季節外れのサンタさんでも現れないかしらん。

神経質な程キレイ好きだった私だが、猫を飼い始め、彼の毛やらトイレの砂やらを気にしてたらキリがなくなったので、最近は部屋が散らかってても「どーでもええわ」と思い始めるようになった。
でも今日は、部屋中掃除機をかけて、拭き掃除までして、トイレと洗面所を掃除して、風呂掃除までした。ついでにアイロンがけまでした。超すっきり。快感。
何を隠そう、私が生まれて初めて抱いた将来の夢は家政婦さん。今でもちょっと本気でなりたいんですけどね。

クリーニング屋さんに紺色のVネックセーターを持っていったら、店員さん(50代くらいの女性)に「制服ですか?」と聞かれたので「はい」と答えておきました。

頑張って早起きして(9時)、フィルムセンターに成瀬巳喜男監督の『夜ごとの夢』を見に行く。
この作品、以前に見たことがあると思い込んでいたら初見だった。びがーん(gojo語)。多分小津安二郎の『その夜の妻』とごっちゃになってたと思われる。夜しか同じじゃないけど。
相変わらず、切ない男と女の物語。小学生くらいの男の子が劇場にいたんだけど、こんなの見ちゃって大丈夫かしらと心配になりました。ホステスとヒモ男の悲し過ぎるラスト。私にも理解しきれてるのか微妙だというのに。
本日の演奏は谷川賢作さん。ピアノとピアニカと無音。すっごい良かったけど、やっぱり5日のバンド演奏聴きたかったー!
それにしても、なぜ斉藤達雄は見てるだけで泣けるのだろう。

大雨降る中うねるくせ毛を抱えつつ新宿に移動し、『キング・コング』に挑む。3時間10分でっせ。
ピーター・ジャクソン監督、高校時代に変な映画マニアの親友(現在消息不明。頼むから生きててくれ!)に無理矢理『ブレインデッド』を見せられた時はまさかアカデミー賞受賞監督になるなんて想像もしなかったのに。先見の明なし。
で、映画は、そんなに悪くはなく、『ロード・オブ・ザ・リング』よりは監督が好きなことやってる感じでなかなか笑えた。観客に不快感しか与えない虫のシーン長過ぎ、とか、恐竜とゴリラの戦いしつこ過ぎ、とか、主人公のキャラ人非人過ぎ、とか、先住民の描き方おもろいけどエグ過ぎ、とか。グッとくるシーンも幾つかあり。ラストは泣かされた。だがやはり190分は長過ぎた。疲れた。
それはそうと、不思議なことに、3時間も見てると本当にキング・コングがかっこ良く見えてくるのですよ。クールで優しく情熱的な彼。余裕で付き合えますね。エイドリアン・ブロディ負けてました。
久しぶりに見たナオミ・ワッツは美しかったー。やっぱり白肌&金髪&ブルーアイに勝るものなしですね。

3時間も経ちゃあやむだろうと思っていた雨は、どしゃぶりのままだった。ムカついたので酒を飲む。

2ヶ月ぶりに美容院に行く(女子失格)という日が悪天候ってだけでブルーなのに、美容師さんとの意思疎通不足により想像以上に前髪が短くなってブルー度が加速する。

が!そんな気分もフィルムセンターでの成瀬巳喜男監督『生さぬ仲』(なさぬなか、と読むそうな)を見て、ハッピーへと様変わり。
作品の素晴らしさは言うまでもなく。思いっきり笑えて泣ける、贅沢なメロドラマ。母と娘の物語。まじ泣けます。
そして更に、天池穂高さんのピアノ伴奏がとても良かったのだ。無声映画の伴奏音楽としては久々のヒット。見た感じとても若そうな方なのに(30歳くらい?)、作品をとても研究してらっしゃるのが伝わるし、何よりセンスが良い。これからもっと色んな作品を手掛けてくれること希望。
めちゃ個人的には、映画の主人公の名字が私と同じで(『亡国のイージス』以来か)、その状況なんかも他人事とは思えないものがあり、一人で苦笑い。
突貫小僧は相変わらずの可愛さでした。

完治しない風邪を抱えて(歳のせい?タバコのせい??)、東中野へリベンジ。保坂大輔監督の『世界は彼女のためにある』を見に行く。
保坂監督、実は大学時代の先輩なのだ。たまーにしかお会いしないけど、会えば必ず私を大爆笑させてくれる凄い人。なぜか私の名前に「氏」をつけて呼ぶ人。

そんな保坂さんのキャラを知りつつ、劇場公開第1回監督作品ともなるとさすがにちょっとは格好つけるのかな、と予想するも...。
尊敬する程のロマンティックさと呆れる程のやんちゃさと怖い程の冷静さが健在。おもしろーい。
めちゃくちゃなこと(宇宙人やらタイムマシーンやら)と大真面目なこと(愛やら正義やら)の振り幅のでかさが半端じゃない。ぎりぎり過ぎるバランス。でも決して不安を感じさせない。保坂さんやるなぁ、と見ながらニヤニヤしてしまいました。
単純に、ロケ地の良さとか細かいことへの配慮(津田寛治の衣装とか)からだけでも、良い映画だということは伝わる。

が、ただひとつ。ひとつだけ異論反論オブジェクションが。
ヒロインの女子校生(布瀬谷香。YUKI似)がレイプされるシーンの必然性がわからない。その前のシーンで既に必死で主人公(坂ノ下博樹)を探しているのに、傷つくことによって坂ノ下に会いたいという気持ちが更に増す、という心理変化は必要ない気が。
女性が自暴自棄になるほど傷つく=レイプ、という思考はそう簡単には成り立たないと私は思うんですがね。

東中野での上映(レイトショー)は金曜までですが、下北沢トリウッドではしばらく上映中だそうです。みなさんお時間があれば是非。
公式HPもチェキ。→http://www.biotide-films.com/sekakano

夜中、友人から、どう考えても私を苦しめることが目的としか思えない自慢話を聞かされる。あまりの羨ましさに地団駄を踏む。

洗濯猫。
どこにいても美しいことには違いないという事実が判明。

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お昼から築地で美味しいお寿司&ビール。満足なり。

年明けから友人に評判を聞いて行きたくてたまらなかったフィルムセンターでの「シネマの冒険 闇と音楽(無声映画に伴奏音楽などを付して上映する企画)生誕百年の監督たち」にやっと足を運ぶ。東京万歳。
成瀬巳喜男監督『限りなき鋪道』を見る。
物語のあまりのテンポの速さにびっくりしつつ、1934年の時点で、成瀬監督独特の「女性」の捉え方や部屋という舞台の使い方が完成されていることに感動。やっぱり人って、そう簡単に出来上がるもんでも変わるもんでもないのね。そして、突貫小僧(故青木富夫さん)の可愛さと、井上雪子さんの美しさ!

夜は、我が家にて牡蠣鍋を食す。所詮スーパーで売ってる牡蠣、と侮るも、予想以上の美味しさに驚く。さすがピーコック。飼い猫も遊び相手が現れて喜んでいたご様子。

東京での映画初めはテンション高めで!ということで『ロード・オブドッグタウン』(キャサリン・ハードウィック監督)をチョイス。
祭日の渋谷の人の多さにイライラしながらシネマライズに向かうと、いつのまにか全席指定制になっていて更にイラつく。一体誰がこの方式を望んでるんだ??

映画は、もちろん『DOGTOWN&Z-BOYS』を爆音ナイトで見て予習済みなので大体の内容はわかってたけど、それでもよくできた青春映画で、爽やかで気持ちよく、面白かった。最後にはちょっと泣いたし。
というか、とにかく、元気で明るくて健康的な若者たちがスケボー片手に動き回る姿を眺めてるだけで高揚する。みんなホントに可愛い。風になびく金髪がキレイでキレイで...。うっとりしまくり。
特にジェイ役のエミール・ハーシュ、映り方によっては若き日のディカプリオ(『バスケットボールダイアリーズ』の頃)かリバー・フェニックスに見えなくもない。今後に期待。

と、おばさん臭い感想を抱きつつ、ほんまはその後東中野に移動してレイトショーを見たかったのだが、風邪気味の身体に鞭打って履いたムダに短いスカートのせいか、劇場を出ると悪寒しまくりなのでおとなしく帰路につく。絶対以前はこんなことなかったのに...。

今度はキム・ニールヤング(木村祐一)が結婚!しかも辺見えみりと!!ショーック。
なんでみんなそんなに結婚するのさー。誰か私に、幼稚園児でも分かるくらい簡単な言葉で、結婚することの意味を教えてくれ!まじで。

06年一発目の映画は、実は大阪で見てきたのです。3日に。
記念すべきその作品は『ディック&ジェーン 復習は最高!』(ディーン・パリゾット監督)。
ジム・キャリーが主演って時点で私的にはオールオッケーやねんけど、久々のコテコテコメディということで期待するも、やはり『Mr.ダマー』(ファレリー兄弟監督)の飛行場でのシーンを越える笑いには出会えず。(と、今これを書きながらもそのシーンを思い出して笑ってる)
面白くないわけではないけれど、もっとジムの身体能力を信じて好きにさせてあげてほしかったー。強盗のシーンとか、衣装やかぶり物に頼らなくても、ジムの動きで十分見せられたはず。無念。
でもまあ新年に相応しく、幸福で可愛い映画だった。よかよか。

大阪にて、やることがなさ過ぎたので、05年に劇場に足を運んで見た映画の数を数えてみたら丁度180本だった。我ながら、私らしい中途半端さ。DVDやビデオは本当に一本も見てないから、これが1年で見た映画の数ってことになるんですけど。それにしては少な過ぎか。だめですね。精進します。

血管炎患者の1年は筋電図検査で始まる...。
ということで、新年早々朝っぱらから若手芸人の罰ゲームの如く全身に電流を流され、検査技師さんを相手に一人でリアクションしまくってきました。少しは笑ってくれた方が嬉しいんですけど、ってくらい一方通行な図。
電流って、結構本気で痛いのよ。タトゥーを彫ってる最中に居眠りをした私ですら声を上げてしまう程。まあ痛い方が神経が健全でいいらしいですが。
数々の検査を経験した結果、一番好きなのはMRI。あの、わけのわからないリズム(太鼓?)をひたすら暗闇の中で聞くのは中々楽しい。神経生検は、頑として拒否させて頂きました。

そんな痛みに耐え、血やら尿やら提供した結果、主治医の言葉は「順調に太ってるね!」。病気になって良いことなんてないもんですね。みなさんも健康だけは大切に。

夜は新宿にて女だらけの新年会。友だちの目玉が落ちそうになって大騒ぎ。

私信過ぎて申し訳ないですが、仁和子よ、お誕生日おめでとう!!

ところで、野田秀樹と藤田陽子の結婚はどちらのファンの失望度が高いのだろうか。

本日無事大阪から帰還致しました。ただいまです。
どう考えても長過ぎる帰省、だるいだるいとぼやきつつ、やっぱりだるかったです。
いやそれでも、気の合い過ぎる姉や幼なじみたちと馬鹿話をしたり、甥っ子たちのHGのモノ真似を1日100回くらい見たり、美味しいものを食べたり、東京では考えられない内容の深夜番組を見て大笑いしたり、大晦日の6時間時代劇を通して見てみたり、お年玉を集めたりと、それなりに満喫はしたんですがね。なんかね、大阪。なんやろね、大阪。

東京に戻って、やっと「2006年が始まった!」と実感。
明日からは、溶けかけた脳みそを凝固すべく、ちゃきちゃき動いて程々に休んでやっていきますんで(何を?という質問は禁止)、皆様今年もどうぞよろしくお願い致します。