最近テレビの文句をたれまくりの私ですが、またも文句を言わずにはいられない出来事が!
なんと、マシューが3月一杯で終了なんですよ!!(大好きなくせに正式な番組タイトルを知らない、と今気付いた...)もー、だからゴールデン進出反対やったのにー。マジでショックー。深夜から23時台に移った時点で、スナックゆかりがなくなったことはめちゃくちゃ悲しかったけど、まあ許せた。でもゴールデンに行くってことはね、それだけ視聴者の質に合わせなきゃいけないってことだからね、面白くなくなるってことだからね。言わんこっちゃない。
まあ最近の深夜番組はほとんど見てないけど、それでも早い時間にやってるものよりは「お、なかなか面白い」と思えるものはある。めっちゃたまにやけど。でもそれがちょっとでも話題になったりすると、その番組の何が受けているのかもロクに考えず「ゴールデン進出!」とか言って喜んで全く別の番組にしてしまうの、ほんまにいい加減やめて欲しい。

ということで、明日から3月ですね。いい加減季節外れの五月病を克服して、街に出ます...。

ダイエットせな~と言いながら食べ続ける日々を過ごしていたら、いつのまにやら2月もあと一日で終わりなんですね!明後日から春やん!!
10代の頃から、体感気温より季節感を大事にすることで有名な私は、どんなに寒くても3月に入った瞬間コートをクリーニングに出すのです。まじで。(去年四月に雪が降った時はさすがにコート着ましたがね...)
そんな人間だというのに、私としたことがまだ全然春物の洋服を用意してない!なんて骨体。明後日からどうやって生きていこう、とちょっと本気で悩み中。

超貴重な大学時代の友人がこの度結婚することになりまして、式&披露宴に出席して参りました。
プロにヘアメイクを施してもらい、miumiuのワンピースに身を包み、代官山のオサレな一軒家風会場で、「東京っぽいべー」と1人できょどってきました。ヴァージンロードがガラス張りだったり、披露宴会場がオープンキッチンだったりするのよ。すごくない?神父さんはコントやったけど...。
料理はどれもおいしいし、友人代表のスピーチは泣けるし、新婦さんは可愛らしいしで、とても素敵な結婚式でしたー。自分の結婚式なんてこっ恥ずかしいにも程があって想像つかないけど、他人の式を見るとやっぱり幸せそうでいいねえ。関根くんおめでとーー。

今回の式でかなりびっくりしたのは、花嫁のブーケ。「独身女性の方はどうぞ!」という声に誘われてふらふら行ってみると、新婦さんがもってるブーケから伸びている長いリボンをつかまされ、せーのでみんなで引っ張る仕組み。
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自分じゃなかった時のハズレ感はなかなかきます。

スルツカヤの如く華麗に舞える日を目指して、今日も健気に朝っぱらからタクシー飛ばして病院へ。が、患者のそんな夢も知らずに何気に残酷な言葉を笑顔でまき散らす主治医。もう慣れたけどね、この人のこのノリ...。

お昼前には診察を済まし、ダッシュで帰宅し、夕方から杉田協士氏の『河の恋人』の試写へ向かう。暇な日と用のある日のメリハリききすぎ。
『河の恋人』は以前にも書いたように、編集段階でも劇場の試写でもすでに見ているのですが、まあ、なんとなくとりあえずもう一度。(会場のロビーで上映前ボーッとしていたら、部屋の隅で静かに佇む塩見三省さんを発見!そのクールなお姿がかなりかっこ良し...。)
映画自体は、最近になってようやっと少しは客観的に見られるようになった感があって、今回も相変わらず「間ながっ!」とか「桐子、姿勢!!」とか突っ込みどころで引っかかるも、数回目にして初めて「ああ、いい映画かも」と(かも、が余計だ!という監督の突っ込みが今から聞こえてきます)。
今回の試写には久しぶりに会う知り合いがたくさん来ていて、みなさんとゆっくりお話ししたかったのに、上映が終わるや否やなぜかみんな猛スピードで帰っていった...。かなり残念だったですけど。

すごいね、三寒四温。

フィルムセンターの「ドイツ・オーストリア映画名作選」、まだまだ続くと思っていたら、いつのまにか最終上映に突入してた。
本日の作品は、ジャック・フェデー監督の『旅する人々』。フランスの監督と思ってたのにドイツで映画撮ってたのかめずらしいな、これを逃したら多分一生見れないんだろうな、と考えると急にものすごく見たくなったので行ってみる。一期一会?(決して、ネイルサロン帰りに時間と場所が丁度良かったから見たわけではない)
サーカス一座の物語、というので、勝手にのんびりとした牧歌的な映画を想像してたら、全く違ってちょっと焦る。サーカスどころか、移動遊園地ばりの規模の集団で、お話が進むスピードもかなり早し。おもろ。
とにかく、母親役の女優がかっこよし!キャラクターが男前で素敵ってのもあるけれど、役者本人が虎やライオン相手に芸をするシーンを演じてしまってるところにもかなり惚れた。チャップリンの『サーカス』以来、こんなの見たの。
息子のキャラクターのあまりの自分勝手さはいかがなものかと思ったけれど、まあ、いつの時代もどこの国でもこんなもんよね、男なんて...。
色々かっこよかったけど、特に、母親が虎と曲芸をしている時に停電になるシーン(マジ怖い)と、息子が道化を演じている時同時に父親が警察に追われるシーン(マジ泣ける)にはかなりドキドキさせられました。
見終わった後の感じは、やっぱり、ドイツ映画を見て感じるあの独特のブラック&クレイジーさよりもフランス映画に近いかもしれない、かな。と、よくわからないくせに言ってみる。

また話めっちゃ変わるけど、荒川静香のお母さんてジーナ・ローランズに似てない?特に今回のオリンピックを見てる時。
フィギュアスケート、スポーツとしても芸術としてもなんの興味もないけれど、まあ金メダル取れて良かったねとは思うけれど、私が応援するのはロシアのスルツカヤなのであった。なぜなら彼女は私と同じ病気だから!すごいよー。

はいはい遂に見に行きましたよ、スピルバーグ監督の『ミュンヘン』。
3時間弱という長尺から、なかなか腰が上がらなかったのですが、やっと腹をくくって。

......丁度今、中東に関する本を読んでいて、なんとかかんとかあの辺の地理や歴史が頭に入ってたから救われた。それがなかったら、多分主人公がどこの人かもわかってなかったはず...。
......で、「ミュンヘン事件」については、今まで名前しか知らなかったと映画を見てから気付いた...。
そんな私が、この映画について何かモノを申し上げることはできないです。ごめんなさい。たまには謙虚になります。

いや、いくら内容に関する情報がなくても、映画としてしょーもなかったり納得出来なかったりしたのならブーブー言うさ。『ミュンヘン』は勿論そんな映画ではない、とだけは言っておく。が、それ以上のことは、スピルバーグがこの映画を撮ったことや、出演している俳優(特に脇役のように出ている中東顔の人たち)のことを少しでも考えると私には無理っす。マジにはマジで返すのが礼儀で、手に負えないマジに中途半端なことは言えない、実はヤンキー気質なもので。
ただ、スピルバーグやゴダールやヴェンダースが、今この時代にこういう映画を撮っているということの意味だけは絶対に考えなきゃいかんなあと思いつつ、そんな世界にやりきれなくなって、新宿で酒を飲んで帰る。

で、一緒に映画を見ていた友だちと、映画に出てくる「祖国」という言葉について飲みながら少し話す。
映画の中に出てくる「祖国」と、今の日本で在日である私たちが言う「祖国」とは全く違うことは重々承知してるけど、それでもその言葉を聞くとなぜかドキっとしてしまう2人。「土地が祖国なんじゃない、民族が祖国なんだ」と青年が呟く映画は何だったか...。

最近のお気に入り漫画家ダントツNo.1の古泉智浩さんの新刊がついに発売。『転校生 オレのあそこがあいつのアレで』。即買い、即読み。
いやあ、相変わらず面白い。今回の作品はいつもよりかなりエロ要素がでかいのと、ダメ中学生が主人公じゃないってので、作風が微妙に変わったようにも思えるけど、でも、基本的なこの作家のすごさは健在。絵の下手さもちろん健在。
こういう、本人が無自覚なまま、あらゆることに対して敏感すぎる感覚と正しい判断が出来る人って本当にかなわない、とつくづく感じる。何かの問題に対して、面白くもない言葉遊びを繰り返してるようないわゆる知識人だとか学者のやっていることがどれだけただの時間のムダか、と、読みながらニヤニヤ&すっきりする。(でも、こういう人=古泉さんが「勉強」すると、きっともっと面白くなる可能性もあるんだろうなとも思うけれど)。
まあ、今回の作品を読んで、ほんのちょっとでもフェミニズムなんぞを勉強した気になってた自分もかなり恥ずかしかったですけどね。完敗。
そしてやっぱり、あとがきは泣ける。離婚ネタ引っ張り過ぎ。

転校生-1

未だに「青春 金属バッド」のエイコ役が出来なかったことは本気で悔やんでおります。

大塚にて、父親の「これからはアスベストや!」という悪魔のような雄叫びを聞いてから京橋へ移動し、フィルムセンターにて『三文オペラ』(ゲオルグ・ヴィルヘム・パプスト監督)を見に行く。
劇場に入ってまず、いつもと違う雰囲気にたじろぐ。客層が、明らかに普段のおじいちゃん率激高とは違う。なんか、高貴な香りのする男女で座席が埋め尽くされてるの。さすがはオペラね...、と感心しながら映画を見ていると、想像以上のブラック&ブルーなお話に更にたじろぐ。だって、よく流れる歌の歌詞が「願い事はふたつ作ればいい~、どうせ両方叶わないから~♪」よ...。そんな殺生な、と突っ込みたくなりました。ブレヒトの原作もこんななのかな。
しかし勿論映画は面白く。主人公のちょい悪っぷりがめちゃかっこ良し。特に、娼婦の家での別れのシーンに胸キュン。
あと、貧困層や障害者(エセとは言え)の集団が女王陛下と目を合わすシーンは、絶対今の映画じゃ有り得ないので、見ててかなりドキッとした。
終盤、かなり予想外の展開になって、でも「あ、ハッピーエンドか」と思った瞬間、ラストシーンのこれまたものすごいブルーさ。これはちょっとみんなに見て欲しい。結構まじでびっくりするよ。まあ、だから映画は面白いんですけど。

めっちゃ話変わるけど、今年ってさー、絶対スーツ+ダッフルコートのサラリーマン少ないよね。面白くない。

ごめん、昼過ぎに起きて、昼ドラ見て、部屋の掃除して、近所でおでんを食べて、先月のカードの明細を見て気を失いかけたことくらいしか記憶にない一日...。

浜田雅功がオリンピックの現地リポーターをしていることについて、故ナンシー関さんなら何と言うだろう、とふと思う。
明石家さんまがスポーツ番組に出ている時は、一応彼は経験者だとかスポーツ好き代表芸能人としてその場にいるけれど、浜ちゃんの場合はモロに素人代表、その競技に何の知識もない人間がミーハー精神で選手に質問をしたり、感想を述べたりしている。こういうの嫌がる人だったから、ナンシーさんなら怒ったのかなあ(だからと言って、さんまを褒めることもしないだろうけど)。
でも私は、絶対的にダウンタウンを擁護してしまう人間なので、それでも浜ちゃんは笑えることを言っているので良しとしてしまう(まあ、守りに入ってる感は拭えないけれど...)。他のタレントや、タレント気取りの元スポーツ選手がやるよりは、確実に面白いはずやし。

そもそも、スポーツ番組をお笑い芸人が進行するということは、すでにスポーツ観賞がそれだけでは娯楽として成り立たないってことか。所詮運動なんてそんなもんよね~。

それにしても、芸能人や女子アナを目の前にした時の、スポーツ選手のデレデレした間抜け面にはいつまでたっても慣れません。

いやいやそんなことより。
メダルを取れない日本人選手に対して「根性がゆるんでる」なんて言ってしまう石原都知事を、お願いやから、誰か沈めてー!

ちょっと身体の調子がよろしくない。ので、家で一日ごろごろごろして過ごす。
日記にする程の出来事もなかったので、みなさまには世にも珍しい洋梨型の猫を見て楽しんで頂くことにします。

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飼い主と共にただいまリバウンド真っ最中。

瀬川昌治の作品を見てしまって以来、松竹のプログラムピクチャー侮れず、ってことで、数週間ぶりにフィルムセンターに「松竹映画探索」特集に行く。本日は山根成之監督(ごめん、初耳...)作品が二本。
一本目は『さらば夏の光よ』。
いやあ、これがまあ、面白い。若過ぎる秋吉久美子の可愛さもすごいけれど、若くて可愛い上にいい芝居をするひろみ(郷)にびっくりしまくった(こんな演技できたのねー、と感心しながらスクリーンを見つめていたら、10代の郷ひろみは藤田陽子に似てるというすごい発見が!1回見てみて!!)。
物語は、いわゆるドリカム編成の若い男女(って言うよね?)が無茶をしていく青春物語。特に何がすごいのかよくわからないまま、ひたすら引き込まれて見てしまった。秋吉久美子がパジャマの上に赤いコートを着ているところからひろみが雪の中を走るまでシーンは青春映画と言えない程の怖さも有り。瀬川監督に続き(全くタイプは違うけれど)、またもやられてしまいました。

なので、二本目『パーマネントブルー 真夏の恋』には大きな期待を抱いて向かう。
始まって速攻、『さらば...』と同じ年に撮られたとは思えない、秋吉久美子の異常なエロさにびっくりする。さっきはあんなにぽっちゃりした田舎臭い女の子だったのに、突然、陰を背負った謎の女に早変わり。人を見つめるだけの表情も全然違う。女優ってすごいなあ。
主演の男の子(佐藤祐介)も、始めは小学生の頃の私にしか見えなかったけど(マジ似てる)、映画の終盤では恋に燃える男に見事に変身。
真夏の四国で男と女と洞窟だけで、こんなに色んなことが満たされた映画が作れるもんなのか、と今更ながら感心。

それにしても、今日の二作は両方とも90分弱で、だからなのか、とにかくスピーディーに映画が進んで、でも全く不足感なんて感じられなくて。
同じく「青春映画」を呼ばれる『世界の中心で愛を叫ぶ』を撮った監督さんは見てないのかなあ。見てないんだろうなあ、あんな映画撮るようじゃ(『世界の...』、とにかくあのダラダラ感が私には無理だった...)。

瀬川昌治&山根成之監督は、ほんと、なんでもっと有名じゃないのか不思議。両監督作品ともまだ上映される機会があるので、時間のある方は騙されたと思って一度見に行ってみて下さい。

世の中には絶対と言い切れることがないというけれど、絶対あるよ。
今日、コンビニで女性週刊誌を立ち読みしていてひっくり返った。
紀子さんが妊娠したことを取り上げてる記事の中で、男子生み分け方法について詳しく説明してるの。どういうこと??絶対頭おかしいって、こんなのを普通に書いたり読んだりする人。
皇室の女性天皇の賛否についてはそれ以前の問題を考えると簡単に賛成だの反対だの言う気が起こらないけれど、でも、現実に今の雅子さんのことを少しでも考えると、私は、「女でも男でも、ってか、もう世継ぎなんかどうでもいいやん!」としか思えない。まあこの意見が極端過ぎるとしても、「雅子さんがダメだから、次は紀子さん!」なんて。想像以上に世の中は確実に狂っていたのね。
ついでに、東京都と国分寺市の上野千鶴子氏と「ジェンダーフリー」という用語に対する対応問題での記事が、行政を支持する趣向で書かれていたことにも頭がクラクラした。
こんな雑誌や、先日書いたような下らないTVから情報を得た大人たちに育てられる子どもたちがますます不憫で泣けてくる。どうにかならんもんかねえ、とぼんやり考える。ぼんやりじゃいけないと思いつつ。

今日の作品はニュープリントということなので、新文芸坐にのマキノ雅弘特集にリベンジ(渋谷のマキノ特集にも行きたかったが、人ごみに出る気分じゃなかった)。
まずは『ごろつき』。
相変わらず高倉健さまはかっこよし。が、短髪のカツラをつけてる健さまがなぜかメッセンジャーの黒田(東京方面の方は「なるとも」参照)に見えてきて悲しかった...。
始まって数分経ってから、ようやく健さまの弟分役が菅原文太だと気付く!えらい可愛い顔で、今と違い過ぎてびっくりした。
物語は、田舎の炭坑夫2人が、キックボクシングで成功することを夢見て上京し、そこで色んなことに巻き込まれ...というもの。90分の映画に、これでもか!ってくらいドラマが入ってるのに(なぜか途中で2人が流しのギター弾きになったりする...)、全然破綻せず面白い。笑えるし泣ける。いい映画見せてもらったなあ、と素直に感じる。プリント状態も良くて満足。
途中の、ボクシングの試合のシーンが「もうちょっとかっこ良ければ...」と感じたのだが、ラストの、今まで一度も日本刀を持ったことなんてないはずなのに、なぜかものすごく上手い殺陣で健さまがばっさばっさヤクザを倒していくシーンが寒気がする程良かったので良しとする。

引き続いて二本目を見るつもりだったんですが、一本目の途中でやたらと身体が疲れていることに気付いたので、本日は二本立てを断念。無念。

暖かいですなあ。ちょっと嬉しいけど、このまま春に来られても困りもの(まだ未着用の冬服が...)。

そんなアウトドア日和にも映画を見るくらいしかやりたいことが思い浮かばない私。行こう行こうと思っていたのに行きそびれていた新文芸坐でのマキノ雅弘監督特集へやっと足を運ぶ。
本日はヤクザもの二本立て。
一本目は『昭和残侠伝 死んで貰います』。
いやあ、もう、高倉健さまがかっこ良し。やっと、ある世代の人たちが健さまに夢中なワケがわかった。クールでシャイで人情深いヤクザ男なんて、素敵です。主題歌を唄うぎこちない声も素敵(やや低音過ぎ)。そして藤純子キレイ過ぎ(笑顔がやや上戸彩)。役者はほんまに昭和の人の方が良いのはなんでやろう??
映画自体も、超シンプルな「出会い!再会!別れ!」という構成なのに、ちゃんと感動出来て見ててドキドキした。面白かった。今の映画では滅多に感じられない感覚。この違いは何なんだろう、とぼんやり考える。あくまでぼんやり。

お次は二本目、の休憩の間に、喫煙所にて隣りに座ってたおじいちゃんに高倉健の魅力について語られる。あまりの熱弁に、トイレに行くタイミングを逃す。頻尿の私にはかなりの痛手。

気を取り直して、『昭和残侠伝 唐獅子仁義』。
一本目とほとんど同じ役者&ストーリー。が、これもまたやっぱり面白く。志村喬にしびれる。敵のヤクザが全員ハーフ顔だったのはかなりの謎。

いや、ちゃんと映画について話したいのですが、さすがに「おい!」って突っ込みたくなる程のフィルムの状態の悪さで(二本とも)、あらゆる場面で映像飛び過ぎて、かなり斬新な編集方法の映画みたいになってたのよ...。
まあそれだけ色んな映画館を回ったフィルムってことなんでしょうけど、これじゃあちゃんと見たと言えないなと思ってしまったのでした。無念。

それにしても、「刺青・血しぶき・日本刀」の三点セットが妙に懐かしいのはなぜかしらん...。

生まれて初めて、バレンタインの前日に、デパートの特設チョコ売り場なんてものに行く。しかも天下の新宿伊勢丹に。
いやー、すごいもんですねー、チョコレート業界に踊らされた女達の熱気って。連れの服を握ってないと、ちびっ子の私には立っていることも困難な程の混雑でした。
そんな思いをしながらも、どうにかこうにか友だちオススメのイチジク入りチョコレートを無事ゲット!!
その10分後には、飲み屋の兄ちゃんにあげるフリして美味しく頂きました。やっぱり金はただ取らん。

訂正。メイキング、の前に、青山監督と阿部和重氏によるトークショー。
お話の中で、お二人とも「ドキュメンタリーを撮ることは、限られた予算でフィクションを撮る時の即興的な演出力を鍛えるためにも大変意義のあることだ」と力説。納得。(もちろんドキュメンタリーとフィクションを明確に区分けは出来ないけれど、という前提で)
トークが終わり、メイキングが上映される前に、青山監督が「とにかく編集が素晴らしい作品です」と仰っていて、えらい限定的な褒め方やなあとちょっと不思議に思ったのだが、作品を見て納得。
映っている映像もとても良かったのだけれど、それ以上に、編集のリズムというかテンポが、これが長編第一作目だとは思えない上手さ。やっぱり映画を見てる人は違うもんかね、と深く感心。
作品に対しては、メイキングというもの自体をあまり見たことがないので他のものと比較してあーだこーだとは言えないんですが、「映画が作られている現場」という意味で、めちゃくちゃ見所のある90分でした。特に最初のしつこいまでのNG!!すごいです。
そして何より、この作品により発覚した衝撃の事実は、青山監督の撮影中のファッションはトリュフォー並におしゃれ、ということでした。
いや、そういう意味じゃなくても、こんなに映画監督がかっこ良く見えるメイキングはめずらしいんじゃないかしら。結構マジで痺れます。

それにしても、億万長者になれるわけでもないのに、あんなに大変そうな撮影をしてまで作品を作ろうとする映画人たちは、やっぱりみんな狂ってる、と、メイキングを見て改めて思った。全てのシーンで手間かかり過ぎ。みんな頑張り過ぎ。ワシには無理。

メイキング後は『Helpless』の上映、だったのだが、劇場内が乾燥し過ぎで、目薬をさしてもさしても3秒もあけてられない程目が痛くなったので、途中で退場。そのままおとなしく帰るつもりが、監督のご好意でまたもど厚かましく打ち上げの席に参加。
監督と、本編もメイキングも一度も見ていないという出演者の中原昌也さんと、阿部和重さんご夫妻(ペアルックが眩しかった...)と、その他数人の立派な大人に囲まれて朝まで飲んだくれる。みんなノリ良過ぎ。その中にすごく元気なおじさんがいらしたので、私の得意技「初対面の年上の方にタメ口」を披露したのだが、解散する際に渡部直己さんだと知って3センチ程浮く。

結局昨日の中途半端な仮眠のため、夜が空けてから就寝し、目が覚めたのは午後の2時...。が、今日の予定は夜8時半スタートなので大丈夫なのであった。

祭日の週末の渋谷の夜にくり出して、まずは『VIRON』にて優雅にディナー。おいしい料理と素敵なお姉様に囲まれて満足しまくりの時間を過ごし、いざシネセゾンで行われる『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』(青山真治監督)と、一夜限定公開の作家阿部和重さんが監督されたメイキングが上映されるオールナイトへと向かう。
......まあ、上映10分前までデザートにうっとりしていた私たちが悪いのですが、チケット売り場で告げられた「立ち見です」という冷酷な言葉に一瞬凍る。それでもせっかく来たのだから、と券を購入したところで救いの手が差し伸べられ、無事席を確保。持つべきものは映画好きの気がきく友だちですね~。

『エリ・エリ...』は一度試写で拝見していたのだが、劇場のせいか座席(今回は前から2列目)かはたまた作品の力のせいか、前回以上に打ちのめされる。やられまくる。同じ映画を見返す習慣がほとんどない自分をかなり反省。
勝負する気なんてこれっぽちもないけれど、映画を見ながら、大海原を前にした中原昌也氏と同じ台詞を呟かずにはいられないのでした。

これから『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』をご覧になろうとお考えの方、監督によると「前から6列目までが爆音を体感出来る!」とのことなので、是非お試しあれ。

そして時間は24時を周り、次はメイキング上映...。つづく。

フィルムセンターとかアテネフランセとか文芸座とか東中野で見たい映画がやりまくってて、連日1人で勝手に「ああ早く行かなきゃ!」と意味のわからない使命感にかられてるのですが、今日は突然「映画はいいや」という気分になったので、家でひたすらゴロゴロ。無理に活動して唇の熱の花(多分一般的に言うところのヘルペス)がヒドくなるのも怖かったし。

で、久しぶりに夜TVなど見てみようと思うも、やっぱり無理。10分も見てられない。何なんでしょうね、この、人を不愉快にしかさせないものは。うるさいし、きたないし、しょーもない。うんざり。こんなものを見て育っている今の子どもが本当に不憫で仕方がない。というか、こんなもの見せたら、想像力の欠片もないロクな人間にならないよー(でも育児にテレビって超役立つのよね...)。
なんとか、もうちょっとマシなものにする方法はないかしらん。

ちょっとうたた寝、のつもりが4時間も寝てしまい、途方に暮れております。

丁度一年程前のフィルムセンターでの「フィルムは記録する」という特集で、生まれて初めて科学映画というものに出会い、相当な衝撃を受け、それ以来もっと見たいなーと思っていたのだがなかなか見れる機会がなく今に至る。が、今回の「ドイツ・オーストリア特集」の『ウーファ社文化映画』では、ドイツの科学映画に触れられるということで、嬉々として今日も元気に京橋へ(その前に、バーニーズ銀座店でなんとか姉の誕生日プレゼントをゲット。いつのまにか自分用のバッグを2つもゲット。なんで??)。
計10個の短編、合計して113分。どれもこれも面白くて興味深くて勉強になって、かなり楽しかった。
スズメバチが実は食通だということが知れたり、植物の信じられないような動き(?)が見れたり、大好きなフクロウがいっぱい見れたり(カメラマンの苦労もね)。1920~30年代の作品だけど、十分現代の子どもが見ても楽しめそうで(ということは私は子どもなのか?)。
動物や植物を解説する作品の、ナレーション(日本語)がナレーション然としてて良かった。今のTVのそういうドキュメンタリーのナレーションて、変に擬人化されてて気持ち悪くて好きじゃない。

その10本の中で一番心ときめいたのは、『鋼鉄交響楽』!
鉄が作られる過程と、鉄になってからのカタチを、ひたすらかっこいい映像と編集と音楽だけで見せられたのには痺れた。「交響楽」の意味が、始めはわからなかったけど、映画を見て納得。なんかね、交響楽なのよ、映画が。って、意味全然わからんでしょ。だから一度見てみるべし。
『みんな泳げ!』も可愛かったなあ。ひたすらドイツ人が泳いでた。『眠れ!』とか『笑え!』バージョン、誰か撮ればいいのに。

と、面白い映画を見て浮かれるのも束の間。たった今、唇に熱の花が出来てることに気付いてかなりブルー...。

実はですね、昨日の日記は半分寝ながら書いたのですよ。
で、今朝読み返してみると我ながら意味わからな過ぎてどうかと思ったので、全部書き直そうかとも考えたのですが、私が頑張って映画評を書いたところで、所詮は猫パンチ以下の扱いだという事実が最近判明したので、放っておくことにしました。

そんな自嘲気味な気分のまま新宿に出て、とりあえず姉の誕生日プレゼントを探す。が、バーニーズも伊勢丹も、なぜかまだセール真っ盛りで良いものが見つからず。今の時期に春物置いてないっておかしくないか??

そんな疑問を抱きながら、ロマン・ポランスキー監督の『オリバー・ツイスト』を見る。水曜ですから。庶民派ですから。
いや多分、オリバー・ツイストのきちんとした原作を知らない私が悪いんですけど、最初から最後まで、なんでみんながこんなにオリバー君にこだわるかがわからず、話に乗れず...。
ロマン・ポランスキーにも、変態監督(失礼)らしく、変態映画を期待するも、かなりまともな感じでちょっとがっかり。立派な映画ではあったけれど。『ナインスゲート』好きだったんですけどね。それでも、女の子が殴り殺されてからの後半30分くらいは結構狂ってた。
ただ、よくこんな変な顔の役者集めたなあ、とは感心。フェイギン役のサー・ベン・キングスレーなんて、ヘアメイク効果も加わって、最後まで正視出来ない醜さでした。おもろ。

上映後、トイレで若いねえちゃん達が「おすぎ嘘つき!」と騒いでいた。多分おすぎが絶賛していたから見に来たのだろう。で、彼女達には全然面白くなかったのだろう。この場合、宣伝馬鹿のおすぎと、おすぎを信じるヤツらのどちらが悪いのだろうか。

今日予告で見て初めて知ったけど、『ブラックダリア』が映画化されるのですね!しかもデ・パルマで。楽しみなり。

唯野未歩子に、女優として大きな関心がある方ではないのだけれど、監督作には興味があったので、『三年身籠る』を見に新宿へ行く。
とりあえず、映画を見る前から「妊婦」をネタに映画を撮った時点で監督の勝ちやなあとは思ってた。だって、妊婦の身体って明らかにカタチとして可笑しくない?お腹だけが異常に出てるって、可愛いような怖いような、もっといじられてもいいはずなのに、なぜか神秘だとか母性だとか、つまらない言葉で片付けられがちで前々から不満だったのだ。妊婦の映画って、シュワちゃんの『ジュニア』くらいしか好きじゃないし。
で、映画を見てみて、その不満は見事解消されました。監督大勝利(これは監督が女性だから出来たわけじゃなく、男性監督が出来なかっただけだと思うが)。ひたすら、妊婦が切なく気持ち悪い。全然美しくないけれど、笑えるし泣ける(それはこの映画に出てくる女性全員に共通してることだけど)。

主演がオセロの中島知子ってのは、正直不安だったのだが、これがまたよろしかった。現実的なんだか浮世離れしてるんだかよくわからない不気味な笑顔。夫役の西島秀俊サマについては、いい加減自粛しますが、勿論良かった。かっこ良過ぎるはうま過ぎるはでだんだんムカついてきた。それと、初めて見る塩見三省のチャラ男(&オカマ)キャラもかなり良い。なので、私のポジションはサッカーボール希望で。

まあ、妊婦が主役だけれど、つまりは父親をめぐる物語で、「ファザコンについての話」という一言で片付けられなくもないけれど、それでも十分面白かったから良し。珍しく、後半ぐずぐず感のない映画(最後のオチにはびっくりした)。

そしてやっぱり改めて、みなさん、持つべきものはMacに詳しく優しい友だちですよ~。
私が、自分の書いた過去の記事を探すのが面倒、とぼやいていたら、いつのまにやらサーチ機能が!

さて、タイトルの意味はなにでしょう。

先日、あんな見事な猫パンチを披露してくれたピルカ嬢(おかげですごい反響です...)とも今日でお別れ。
お帰りになる前にせめて猫たちのかわゆいセッションフォトを、とカメラを向けるも......

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一週間寝食を共にしても、距離感超ビミョー。

生まれて初めて盛岡名物冷麺を食べる。あまりの美味しさに、一人半前を盛られてることに気付かず完食。

久しぶりに、スパイク・ジョーンズのDVDを見て、リチャード・コウフェイの姿に友だちとふたりで号泣。MTV授賞式のドキュメンタリー(ダンサー本人は勿論、カメラを置く瞬間ね!)はやっぱ最高。

先日の日記を訂正。
黒沢清監督が『吸血鬼ゴケミドロ』を好き、というのは、友だちの想像でした...。すんません。

前回の上映を見た人が口を揃えて、興奮気味に「くるくる!くるくるするんだよ!」と意味不明な感想を述べるので、その真意を確かめにフィルムセンターの「ドイツ・オーストリア特集」に『東洋の神秘』(アレクサダー・ヴォルコフ監督)を見に行く。無声映画の伴奏付き。
見た結果、確かに、くるくるしてた。老若男女、犬もらくだも、宮殿までもが笛にあわせてくるくる回転してました。最高ーー。
衣装や美術の素晴らしさ(特に船のシーン)、細かい笑いの完璧な面白さ、物語自体の愉快さ。これは想像以上、やられた、と思って見ていたら、白黒映画が途中で突然カラーに!ステンシルカラー、という噂は聞いていたが、ここまで美しいとは!しかもそんな技術を、ただ裸のねーちゃん達が踊るシーンのためだけに使うとは!!昔の人の考えることはほんまにようわからん、と大満足。
そして更に、今回の伴奏はピアノ&ヴァイオリンに加え縦笛(くるくるのシーンでは、ちゃんと笛の音が聞こえるのですよー)!伴奏者のギュンターさんすご過ぎ。惚れた。妻子持ちという事実が悔やまれます。
(この作品は見た方が良いですよ!と言いたかったが、今日が最終上映だった...)

そんな映画と伴奏に打ちのめされた頭を抱えたまま、駒場に移動して友人の主宰する劇団ハイバイの公演「ヒッキー・カンクーン・エンゲキリョウホウ」を鑑賞。
いやーー、これがまた面白かった。ハイバイの舞台を見るのは数回目なのだが、明らかにダントツ。岩井君、すごいよ。台詞を間違えた時のアドリブも見事。
引きこもりとか、家族とか、演劇や映画で軽々しく扱って欲しくないテーマNo.2くらいのネタを、私がこんなに納得・満足する内容に仕立て上げてくれるなんて。嬉しい。
まあ、パンフレットなどにも書かれている通り、物語の内容は演出家の岩井君のほぼ自伝ということで、だからこそこんな冷静に面白く誠実なものを書けるんだろうなあと思うけれど、でも絶対にそれだけじゃない、演劇に対する態度みたいなものにもすごい力を感じました。「演劇療法」ネタに、(面白い)演劇を作ってしまうなんて、普通の人じゃ出来ないよ!
地位とか名声とかに意味があるなんてこれっぽちも思わないけれど、こんなものを作ってしまう人(演出家の岩井秀人氏)が有名にならないというか名を成さない世の中はおかしい。
それと、お兄ちゃん役の金子岳憲さんのお芝居の良さも特筆。一瞬の表情の変化で泣かされます。

そんな演劇に打ちのめされた頭を抱えたまま、渋谷に移動して、やっぱり映画ばっか見ててもダメなのねーと語りながら、渋谷で新年会。わかってるけど、気がつけば映画見てんのよねー...。

2人(2匹か)が接近しているので、シャッターチャンス!とカメラを片手に近づくも......

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思いっきりどつかれているぽんず君。いくら去勢してるとは言え、もうちょっと強い男になってほしいところです。

節分ですね。
最近寝坊癖がついてて困る。が、相変わらず他人には迷惑がかからない。

なんてことを思いながらフィルムセンターの松竹映画特集に『吸血鬼ゴケミドロ』(佐藤肇監督)を見に行く。
劇場に入る前に、フィルムセンターのガラス壁が派手になっててびっくりする。
映画が始まって、テロリスト役の役者(男性)のアイラインの太さにびっくりする。他の男性の役者の顔がみんなテカテカし過ぎなのにもびっくりする(どうでもいいこと過ぎてごめん)。
物語が進んでいって、お話の予想外の展開にびっくりしまくる。いわゆるわかりやすい吸血鬼モノを想像してたのに、宇宙人(?)が出てくると思いきや、社会批判から反戦まで。おかしな映画があるもんやなあ、と84分間感心しっぱなしでした。
見ていてなんとなく、人間がのっぴきならないモノに出会ってしまった時の感覚に対する扱い方が、黒沢清監督の映画と似てるなと思ってたら、見終わってから、黒沢監督が大好きな作品だということを友人に聞いて知る。

連日フランスづいてるのはただの偶然なのですが、今日は、日仏学院で行われたアルノー・デプレシャン監督の最新作『キングス&クィーン』の試写を、青山真治監督のご好意で見られることに。カイエ週間でムダに並ばなくて良かった~。

何の予備知識もなかったので、始まる前に「上映時間は二時間半です」という説明を聞いた時は、「それはちょっと寝不足頭にキツいかも...」と一瞬不安になってしまった。が、冒頭、「ムーンリバー」が流れる中、主人公の女性ノラ(エマニュエル・ドゥヴォス。決してあき竹城ではない!)がタクシーで現れ、職場(画廊)の前で降りる、というただそれだけの一連のシーンに、思いっきり頭を殴られた様な衝撃を受け、目が覚める。で、そのまま二時間半覚めっ放し。
その冒頭のシーンに限って言うと、とりあえず、街に降る光と、そこに立つ女優の美しさに対する配慮が半端じゃない(全てのシーンにおいて、女優を美しく撮ることに対する能力には本当に脱帽、と思って監督のインビュー記事を読んでいると、主人公が履くヒールの高さにまでこだわって画面を作ったと言っていた。さすがです...)。そして、タクシーを降りる動作の編集の大胆さ。青山監督曰く「カサヴェテスが'挑戦'したことを、普遍的なものにしてしまった」、そのテクニックと言うかとんでもなさと言うか、やたらと面白いの。こういう映画が撮れる監督ってのもすごいけど、こういう映画を撮らせる環境がある国ってのもすごいと思う。
映画のストーリー自体も、女性と「家族」「血縁」「結婚」「養子」「姉妹」「恋人」と、私の関心のど真ん中な感じだったので、個人的にどっぷりつかってしまった、ってのもあるけれど、これは、かなり良い映画だと思います。久しぶりに、見て数時間経つけど何を言っていいのか書いていいのか未だによくわからない感じ。幸せ。って、内容自体はものすごく辛いお話なんですけどね...。
まあ、上映終了後フランス映画やフランス語に詳しい方々が色々分析的な解説をしてくれたものの、それらは全く理解出来なかったので(ごめん...)、本当ならもっと深い堪能の仕方があるんでしょうけど、私は今の状態で満足です。マチュー・アマルリックもかっこよかったし。音楽も良かった。せっかく「試写やからタダで見れてラッキー」と思ってたのに、前売り買ってでも劇場で見直したい。
今年の夏頃公開予定、らしいです。フランス映画とかあんま見ない、という方も、絶対後悔はしないはず。見てみて下さい。

帰りに立ち寄った神楽坂の焼き鳥屋で、「なぜ日本人はこういう物語の映画を撮らないのか」という話題になり、「それは日本の映画監督がほとんど男(=マッチョ)だから。でも女が撮るとムダにグロくなるのよね」という返答をしたら、「じゃあ『キングス&クィーン』は、グロくない柳美里、というキャッチコピーで売ろう!」と盛り上がりかけたので、反対しておいた。

はいはい、行ってきましたよ、ベージュ東京。
友だちの誕生日にランチ奢ってあげる!と気前のいい女の振りをしながら、7割くらいは自分が食べたいがために。

まあ、シャネルのレストランが大袈裟に気取ってどの程度のモノを出すのか見てやろう、と、半ば冷やかし程度のなめた態度で土砂降りの中銀座へ。一応洋服はシャネル、くらいの気遣いはして。
まずお店に入って、上品だけど気取り過ぎてないお店の内装と、丁寧だけど気さくな店員さんの態度にちょっと「お、なかなかやるやん」と。
で、メニューより先に出された食前の一口的なスープ(料理用語で何と言うのだ?)の「フォアグラのカプチーノ風」(そんなモノがこの世に存在するのですよ、みなさん)を一口飲んで、その瞬間撃沈。完敗。ちょっとでも疑った私が馬鹿でした。美味し過ぎて声にならず。
その後、店員さんが苦笑いする程時間をかけて悩んだ挙げ句、全ての料理をちょっとづつ食べたい欲望を必死で抑え、私は肉と魚がメインのコースを、友だちはアラカルトを注文し、それに合せたワインと、三種類のパンと自家製バターとデザートを食べ切るまでの3時間、とにかく「ヤバい」「旨い」しか言えませんでした。だって、ほんまにヤバいくらい旨いねんもん!!
ってことで、その感動を言語化することができないので、おのぼりさん丸出しやけどそうは思われない様にとフードライターの体で写真を撮ってきたので、とりあえずそれを見てその味を想像してみて下さ~い。

まずは、ホタテのブロッコリーソース和え。超やば。

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お次は真鱈のなんちゃらかんちゃら(美味しかったことは覚えてるんですけどね...。ごめん)。とにかく、魚の肉厚がすごい。マジやば。

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で、鴨肉!フレンチにおけるソース万歳!!ここまで美味しく調理されたら鴨も本望なはず。激やば。

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小憎たらしくも、シャネルカラーのマカロン。これがまた、ほんまに美味しいの。絶対に商品化した方が世のため。

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バレンタイン期間限定のデザート。チョコケーキのカカオ率がそれぞれ違って、トリプルショッキング(←自分でも書いてて意味わからん)。横のチョコレートアイスがまた、もう、ねえ......。

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いやでもほんまにね、こんなに美味しいものが存在していたことを知らなかった自分を恥じた。映画なんか見て喜んでる場合じゃなかった。
確かにお値段は張りますがね、うまいもんはうまいby鶴瓶、ってことで、一度でいいから食べてみることをお勧めします。しょぼい飲み会に5千円とかかけるなら、それを数回我慢して行く価値は保証する。

と、大々々満足なベージュ体験だったのだが、隣りに座っていた1人で黙々と色んな料理を食べ続けていたお兄さん(30前後くらい)の存在の謎だけが心残り...。