最近、久しぶりに会う知り合いたちに「相変わらず映画見てんのー?」と言われ過ぎること(しかもなぜか半笑いで)に飽きてきたので、GWくらいは映画以外のモノに触れてみよう!と決心してみる。で、とりあえずネイルサロンに行ってみた。良かった。
で、日本橋三越にも行ってみた。なぜなら、新館の8階で行われている「日本のシャツ展」という催しに、李聖姫さんの作品が出ていると言う情報をキャッチしたので。李さんの作品は、布自体はすごく貴重な古い麻や着物を使いつつ、デザインがめちゃかっこよくて超個性的で、絶対にここでしか手に入らないもの!って感じがするので、展示会が行われる度に足を運んでちょっとずつ作品を収集中。今日も、かなり激派手やけど一目で恋に落ちてしまったので、柄にもなくアロハなどを数点購入。嬉C。
この催しは明日までなんですが、東京じゃ滅多に作品を見られる機会がないので、お時間があれば是非。まじかわいいでよー。

ごめん、久しぶりの激しい二日酔いで1日撃沈...。そんな飲んだつもりはなかったのになあ。
深夜、コンビニに行くためにマンションのエレベーターに乗ると、別の階の住人さんがめっちゃでっかい砂袋を抱えて乗り込んで来た。中身が猛烈に気になる。

パニック映画食わず嫌いを克服するため、フィルムセンターに『地震列島』を見に行く。新藤兼人脚本で、監督は大森健次郎(初めて聞いた...)。
80年の作品やけど、今見てもフツーにドキドキする、めちゃくちゃ立派な地震映画(?)だった。舞台が東京で登場人物もみんな日本人だから、やたら現実味があって、最近のCG頑張りまくってるハリウッドの災害モノの映画なんかよりハラハラしまくってしまった。やってることも結構残酷で、死体溢れ過ぎでびびった。
でも、こんなタイトルなだけにもちろん大地震がメインなんですが、それに絡むドラマ(しかも超ドロドロの不倫ドラマ)も最後までしっかりしてて、今時の映画(なんとなく『ドラゴンヘッド』を思い出したり)との違いを痛感した次第。多岐川裕美をこんなにキレイと思ったのは初めて。

夜、新宿にて旨い肉(臓物系)を喰いまくる。食事にも映画にもなってくれる牛さんにはほんと頭が上がりません。

予告チラシを見た時から血湧き肉踊る程興奮して楽しみにしていた(そのわりには始まってから6日も経ってますが...)渋谷シネマヴェーラでの加藤泰監督特集を見に行く。
1964年の作品『幕末残酷物語』。
上映が始まるまで、作品の内容はもちろん、タイトルさえきちんと確認してなかったので、上映開始5秒くらいで不安がよぎる。新撰組か...、未だにちゃんとした物語とか登場人物をよくわかってないのよね...、と。
でもしばらく見ていると、新撰組がどうのこうのより、とりあえず、出てくる役者達のあまりの狂いっぷりに圧倒されまくって、話の流れとかどうでもよくなる(あかんけど)。ほんまに、よくこんなヤバ過ぎる目をした人たち集めたなあって感動するくらい、どいつもこいつもすっごい顔してるの。ちょっと本気で怖かった。映画自体もムダに血飛びまくり過ぎで恐ろしいし。かっこいいけど。
お話は、いわゆる新撰組とはまた違う、新撰組という組織内についてのもの。男たちの友情あり裏切りありゲイあり狂気あり、の中で唯一出てくる藤純子の可愛いことキレイことと言ったらもう。髪を洗ってるだけでエロ過ぎ(だいたい、モノクロ画面の中の肌につく水滴ってのはそれだけで十分エロい)。
と、役者の顔を見るのでいっぱいいっぱいだったんですが、ひとつだけすごい発見が。整えられたちょんまげは、真上から見ると大阪市のマークに見えます。

本当は2本立てなのだけれど、その後用が控えていたため泣く泣く1本だけ見て映画館を去る。無念。
今日1日で2本も傘をどっかに置き忘れてきた。無念。

初めて高田馬場駅から東西線に乗って阿佐ヶ谷に行ってみる。乗り換えがなくて楽やけど電車賃が大阪並みに高くてショック、を受けるフリをしながらラピュタ阿佐ヶ谷へ。結局、絶対に見ようと思ってた作品を幾つか逃してしまい、かなり悔いの残る中川信夫監督特集に最後のあがきを。
1本目は『番場の忠太郎』。
めちゃくちゃ面白いし泣ける、んですが、いかんせん1955年の作品で、フィルム状態がかなりよろしくなく、いい場面で突然ぶちっと映像が途切れたりするもんだから若干の消化不良感は拭えず...。それでも勿論素晴らしかったですけど。何度も出てくるチャンバラシーン(特に宿屋で暴れるところ)にはサブイボ立たずにいられない。子どもの歌声がバックとかさー。
良い人なんだか悪い人なんだか、役どころの意味さえもよくわからない森繁久彌がやたらと良くて、忠太郎(若山富三郎)との別れのシーンには涙。で、山田五十鈴がかっこ良過ぎた。「忠太郎~」の声にもらい涙。そう、愚痴っときながら実は終始涙。
2本目は『怪異談 生きている小平次』。中川監督の遺作で、77歳の時に前作から13年も間をおいて撮られた作品だそうな。
これがまたどえらい映画で...。あまりに色んな意味で色んなことが衝撃的で、見ながら「ちょっと待って!」と言いそうになってしまった。一本目とのギャップありすぎ。このプログラムの組み方、わざとか?
いやあ、いくらATGとは言えこんな前衛的な時代劇、『オペレッタ狸御殿』以来だわってくらいわけわかんない、けど面白過ぎる。やっぱりおじいちゃんって過激な人種なのねと再確認。
劇中2人の男と1人の女(ジム・キャリーではない)しか出て来なくて、ただその3人の三角関係のもつれ→殺人→うわ生きてたんか!の繰り返しなだけなのに。映画ってすごいねえ。
とりあえず、おちか(宮下順子)を一目見るためだけにでも見る価値有り。騙されたと思って見てみ(DVDとか出てるのか、全然知らずに言ってますけど)。

クドカンが昼ドラの脚本書くんですってね。ちょーっとだけ見てみたい、かも。

こうも天気がコロコロ変わられると日傘と雨傘どっちを差していいか分からず本当に困るのよね。気圧さんにはもっと意志を固くしてもらいたいもんです。
と理不尽な怒りを抱えながら恵比寿に『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』(トミー・リー・ジョーンズ監督)を見に行く。
トミーさん、好きやったのに最近缶コーヒーのCMなんか出ちゃってちょっとショック...、だったんですが、この映画のおかげで人気(私の中で)復活。かっこいい(主演もしている)し初監督作品は良いしでやっぱり素敵です。
何者かによって殺された友人の犯人を探しつつ、友人が生前残した「死んだら故郷に埋めてくれ」という言葉を実行するために死体と共にひたすらメキシコに向かう男の話。
主人公のピットとメルキアデスの出会いのシーンがシンプルだけど泣ける(あまりに唐突で短く、それが回想シーンだとだいぶ経ってから気付いたんですけどね...)。その後もひたすら登場する人たちが何かを見てる/見てない(でも見てる!)状態に対していちいちグッとくる。その意味とか撮り方に対して。だから、中途半端に時間軸をいじくったり視点が変わったりする脚本が逆にちょっと勿体なかった。『アモーレス・ペロス』の脚本家さんらしいですが。物語はいいのに妙な色気を出しちゃって損してますね、この人。
主演の2人(3人か)の俳優たちも大変良かったのですが、個人的ヒットはジャニュアリー・ジョーンズという若妻役の女優さん。田舎町に越してきて、退屈しのぎに通うカフェでタバコを吸う、そのぎこちなさ過ぎる仕草と存在が素晴らしかった。特に美人ってわけでもないけれど、これからもっと見てみたい人。
なんてタラタラ感想を言っているものの、未だタイトルを暗唱できない困った映画です。

夜、新宿にある「招き猫博物館」なる場所に連れて行ってもらう。巨大招き猫、地蔵風招き猫、サンタ風招き猫...。人面猫の視線に怯えながら酒を飲む。

......ごめんなさい、1日どころじゃなかったですね。3日も飛んでますね。すんません。
めったに遊びに来ない客人が東京に来ると、ついつい思いっきり楽しんでもらおうと身体を張って接待してしまう癖がありまして、今回も姉&従姉を連れてあっちへこっちへ(嘘、銀座と新宿、しかも伊勢丹とバーニーズの往復)動き回ってたら日記を書く時間がなくなってしまったもんで。
が、既に幾つかの映画館ではよだれを垂らさずにはいられないような特集上映が始まっており、偶然にもGWの予定が美しい程に真っ白という幸運にも恵まれているので、明日からまた気合い入れて、都内の映画館をマグロの如く巡回するなり!

「とにかく猫猫猫...!」という噂を耳にしたので、その真偽の程を確かめに、豪雨の中近代美術館まで藤田嗣治展を見に行く。結果、確かに猫猫猫でした。満足。
いやあ、この人の絵をきちんと見たのは初めてなのだけれど、時代や居る場所によってこんなにも作風が変わる画家ってのもすごいなあとかなり驚いた。猫と戦争のギャップったらもう。悪天候の昼下がりというヒドい条件にも関わらず、会場内は大盛況で、ゆっくり見られなかった(&楽しみにしていたカフェが行列過ぎて入れなかった)のだけが心残りですが、大変面白かった。最後にはフランス人とは。

その後阿佐ヶ谷に移動して、中川信夫監督の『地獄』を見る。結果、確かに地獄でした...。満足と言えば満足......。
前半の、狂った養老院のシーンなんかで(なんで老婆が上半身裸なの?)「おお、これが地獄か!」と思ってしまった私がバカだった。後半の、これでもかってくらいの地獄巡りがなんともかんとも...。本気なんだか冗談なんだか分からない演出(多分本気。声を出して笑ってたのは私だけやったし...)と、ムダなエロさ。こんな映画が普通に公開されてる時代が羨ましくなりました。
中川監督も、藤田嗣治並に作品によって作風が違い過ぎて、未だにどれを監督っぽい作品と呼んでいいのかわからないなり。

新庄選手の、引退ニュースを聞いてちょっとショックを受けている、そんな自分にかなりショック。冗談はよしこちゃーん!(分かってくれる人だけに伝わればいいです...)

今年初の日傘片手に、新藤兼人特集になってから初のフィルムセンターへ。
ロビーに、新藤監督&脚本作品の公開当時のポスターがいっぱい飾ってあって、面白そうなのでじっくり見ようと近づくと、ポスター前のソファでお喋りしていたおじいちゃん達(5人くらい)の会話が耳に入り、その内容が「最近の若い女は目が大きいだけで全然きれいじゃない!」「化け物みたいに目がでかい!気持ち悪い!」ってな感じだったので、なんとなく彼らの前に立ちづらくなり、退散...。今度ちゃんと見ます。
おとなしく劇場に戻り、増村保造監督の『不敵な男』を見る。妖し過ぎる始まり方と、前半、主人公のあまりの非道っぷりに呆気にとられながらも、野添ひとみ(目でかいけど綺麗だったぞ)にうっとり。可愛いー。かっこいいー。
見る前に、「新藤脚本と言えば三段階ね!」と気合いを入れていたのに、映画が始まるとそんなことは忘れて、ただ「おもしろーい」でいっぱいいっぱいになってしまった。反省。今度ちゃんと考えたり、します。

夕方、お隣の映画美学校に移動して、『時は廻りて 15年目のこどもたち』(杉田協士)の試写、の後、ハイテク居酒屋で理想の夫婦ダントツNo.1な方達と楽しく飲む。トイレから自分の席までの道に迷い、店員さんに誘導してもらう。

実は今週、前半は姫路からの、後半は大阪からのゲストを迎えたりする予定があったりなんかして、やや多忙気味の予定。
それでも合間をぬって映画は見たいし、日記も書きたいんだけれど、もしかしたらまたヒョイっと1日くらい飛んでしまうかもしれません。ご了承下さいなー。
結論、「エーグルドゥース」のケーキはやっぱり激ウマ。

ごめんなさい、しばらくフラフラ飲み歩いてる間に日付の感覚がおかしくなって、14日の日記が飛んでますね...(ちなみに4月14日は小沢くんの38回目のバースデーだったのでした)。
えと、14日はソン・へソン監督の『力道山』を見に行ったのでした。
映画を見るまで力道山が元力士ってことすら知らなかった私でもすんなり見られる立派な作品。お金とかも結構かかってそうやし、韓国映画が受けてるご時世ならもっと大規模に上映されてもいいんじゃないかと思ってしまった。
内容は、とにかく力道山の一生なんだけど、力道山役のソル・ギョングがとにかくすごい。149分間、戦中相撲部屋の下っ端時代からレスラーとして成功して死ぬまでのお話の中、殆ど出ずっぱりだけど、飽きないし、終盤にいく程面白くなっていく。一見の価値有り。日本語も頑張ってた(明らかにカタコトなのに、途中で在日朝鮮人ってことを隠してる設定って分かった時はびびったけど...)。悪趣味なスーツも着こなせてた。
韓国人で、この物語のこの役をやる決断もすごいと思う。でも、今の日本にこの役を演じられる俳優はいないだろうなあとも思う。
藤竜也も相変わらずかっこよく、中谷美紀も病的な細さが美しかったけど、今回はソル・ギョングの一人勝ち。

夜は、新宿某所にて美味しいベルギービールを飲みまくった。満足なり。今更ですが、岡田さんサイト15万アクセスおめでとうでした!

13日の日記に書いた、杉田協士氏の作品『時は廻りて 15年目のこどもたち』の試写が、4月18日火曜日の午後4時から映画美学校にて行われます!!
かなり急な決定ですが、お時間のある方は是非足を運んでみて下さーい。詳細希望の方は、gojo宛にメール下さい。

gojoメイツ003号(一向に増えねーな...)杉田協士氏が監督撮影編集したドキュメンタリー作品『時は廻りて 15年目のこどもたち』をDVDにて観賞(実は数週間前に一度見たんだけど、その時は酔っ払ってた&パソコン画面だったので、出直し)。
15年前から、ある地方都市で夏休みの中高生を対象に行われている演劇のワークショップ。そのひと夏の様子を追ったもの。
まだ完成仕立てで、これから色んな人に見せる予定だそうなので、細かい内容についての説明は控えますが、なんというか、91分間の映画の中に存在する過去と現在と、それを見てる瞬間の自分が繋がる感覚を覚える、不思議な作品で、何に対してか自分でもよくわからないけど、泣いてしまった。途中までは正直「1時間半、長いな...」と思ってしまったけれど、終盤には「もうちょっと見せてよ!」と心変わり。さよならなんて云えない!
前回の『時は廻りて』(何年前か忘れた...。ごめん...)を見た人はあまりの違いにびっくりするだろうし、今回の作品を「ドキュメンタリー」と言うことに抵抗を感じる人もいるかもしれないけれど、上映の際にはみなさんに見て頂きたいですね。どんな感想が出てくるのかすごく楽しみ。

あ、明日は!

面倒くさがり屋のファンにも優しい小沢くん。素敵です。
『うさぎ!』!!必読。

小雨降る中、私としては驚きの、13時上映スタートの映画を見に渋谷へ。どうしても見たかった韓国のドキュメンタリー映画『送還日記』(キム・ドンウォン監督)。
見たい!と思ってたくせに、どんな内容かほとんど知らなかったことを、上映が始まってから気付く...。
物語(?)は、韓国に存在する、非転向長期囚と呼ばれる、北朝鮮からのスパイとして30年以上刑務所で捕われていた老人たちが、釈放後韓国社会の中で生活しながら北への帰還を目指す過程を捉えたもの。
いやあ、ねえ。こんな作品を見せられて、映画的にどうのこうのなんて言えない、という感じ。ごめん。監督のナレーション多過ぎ、で、色んな意味で監督素直過ぎ、とか、政治的にああだこうだとか、言おうと思えば幾つか野次は言えるけど、出てくるおじいちゃん達の顔を見てるとそんなことは本当にどうでもいいっす。個人的な泣きポイントのシーンが、あまりにも不意打ちに現れたので(しかも静止画)、ハンカチを用意する間もなく、マスカラが落ちるのを気にする間もなく、ボトボト涙を落としてしまいました。
この、めちゃくちゃ辛い体験をしてるのにやたらみんな陽気なのって、朝鮮半島の人特有なのかなあ。結構なお歳なのに自由の身になった途端結婚したりするバイタリティとか。その明るさがまた泣けまくる。
劇中、監督は出てくる老人達を「◯◯(←名前)ハラブチ」と呼んでいたのに、字幕は「◯◯先生」となっていて不思議だったのだが、最後にちゃんとオチがあって、翻訳家のニクい心遣いにも涙。
ラストのその後が気になって仕方がないのはどうしようもないのか。

この映画に対する、こういう、感動と悲しみと喜びと痛さが入り交じった感情って、私が在日だからってことが関係あるのでしょうか。多分ないと思うんですけど、ちょっと気になります。
ので、来週末まで渋谷シネラセットで、13時10分からの上映のみ!上映時間148分!しかもフィルム上映じゃない!というやや悪条件な映画ですが、興味のある方は行ってみて、感想なんか教えて頂ければこれ幸い。

数年愛用していたアルマーニのチークブラシがぶっ壊れたので、新しいモノを求めて化粧品売り場をさまよう。
嶋田ちあきか藤原美智子か、さんざん悩んだ結果、ラ・ドンナ(後者ね)のブラシを購入。これで私も鈴木京香みたいになれるかしらん。
数日前、店員にほとんど無理矢理買わされたイヴ・サンローランの新しいお粉(ラディアントプレストパウダー)がなかなかグー。

で、時間があいてしまったけれど『卍(まんじ)』(井口昇監督)の感想を。
まあ、『卍』と言えば増村保造監督の傑作を思い出すのだが、井口監督が手掛けるとなると、若尾文子&岸田今日子のイメージはとりあえず払拭。心新たに秋桜子&不二子の絡みに集中、するまでもなく、予想以上に多い&長いお2人の妖しいベッドシーンに1人ドギマギする(お2人の裸は本当にキレイでうっとりしまくり...)。
井口監督、刑事まつりシリーズの『アトピー刑事』が大好きで、新作を楽しみにしている監督(前作はモーニングショー公開のため見逃した...)。今回も井口ノリ全開を期待して見ていたのだけれど、それにしては、監督のやりたいことがビミョーに押さえられてる感じがしてちょっと残念だった。笑えるところはめちゃ面白かったけど(「変な筋切っちゃって...」とか)。バカバカしさと映画っぽさ(?)のバランス。いっそのこと全部バカバカしさに傾けた方が、私は好きだったかな。でも、最期の死に際の絡みシーンは美しく、感動した。
主演女優のお2人は、「監督、とんでもない脚本書くなあ...」と思わずにはいられない難しい台詞を流暢な関西弁(珍しく違和感を感じなかった!)で話てらして感心(偉そう)。秋桜子さん、やっぱり素敵。不二子さん、声が想像と違ってかなりびっくりした。野村宏伸、いつのまにこんな役者に...。吉村実子、おもろすぎ。
見終わったあと、「『卍』ってこんな話やったっけ...??」と疑問が頭に浮かんだんだけど、チラシなどには「原作に忠実」と書いてある。あれれ。

先日、友人のバンドのツアーにくっついて福岡まで行って、でもとある理由によりその友人のライブを見逃す、という大失態をおかしてしまった。ので、本日は東京渋谷にてACIDHEAD SOMERISEのライブにリベンジ。
久しぶりのライブハウスには若い人たちが溢れかえってて、一瞬負けそうになったけど、頑張った。勿論最前列とかに行くパワーは既にないけど...。

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身長150センチ(自称)の私の視界。
機材のトラブルもなんのその、元気に叫びまくる姿は相変わらず素敵でした。うっとり。

いつのまにか公開されていたガス・ヴァン・サント監督の新作『ラストデイズ』を見に渋谷へ。
カート・コーバンの最期の日々を描いた作品。こういう音楽系の映画って、観客層が普段と違ってお洒落で可愛いヤングな男女が多いから若干きょどってしまう。そんな自分がイヤ。
で、相変わらず音楽周辺のことに興味&知識のない私は、カート・コーバンの名前と、自殺したっていう事実くらいしか知らず、でも、とりあえず見る。見ている間に、カート・コーバンを知る。
『エレファント』『GERRY 』と同じような撮影方法と微妙な時間軸の使い方で、「前と同じやん」と言われかねないような作品だけど、そんなことはどうでもいい。ほんまに「ラストデイズ」としか言いようのない、ブレイク(主人公)がフラフラと生きている姿を見せられる97分間は、苦しいやら痛いやら美しいやらで頭ぐちゃぐちゃ(周りのヤング達は見事なくらいみんな爆睡してましたがね...)。終盤のギター演奏シーンでは涙々。
こんな映画を撮った監督もすごいけど、主演のマイケル・ピットもお見事でした。『へドウィグ・アンド・アングリーインチ』の時は「キレイな兄ちゃんやなあ」くらいにしか思ってなかったけど、その後『ドリーマーズ』で、次がこれか!と感心。キム・ゴードンの存在感もすごかったけど。

と、なんだかえらい映画見てもうたなあ、とクラクラしながらユーロスペースへ移動し、レイトショーで井口昇監督の『卍(まんじ)』を見た、のだが、時間がなくなってきたので詳しい感想はまた後日!めんご!

「ぴあ」の映画欄のデザイン変更反対!ついでに紙質の低下も反対!!
ってことで、昨日の日記で超特定の人向けに書いた小ネタに、ちゃんと反応して下さった方がいて感動...(一応、正しくはギレンホールです。キルスティンちゃんの彼氏じゃなかったらかなりアウトオブ眼中かも)。

数日前に時間がないと言ってはしょった『ホテル・ルワンダ』の感想を今更。
この映画が最初は日本で未公開の予定だった、という事実の過程をよく知らないけれど、もし内容の政治的な意味からそうなったのならあまりにも阿呆過ぎるし、もし映画自体が一般受けしないという判断でそうなったのならあまりにも世の中読めてないんじゃないかしら。こんな映画、誰が見たって一応は喜んで涙流すでしょー。
例の如く世界史や時事に疎い私はルワンダでの虐殺について殆ど知識ゼロ状態だったので、映画の中に出てくる話をそのまま信じるしかできず、単純に「ドン・チードルええ人~」と泣いてみました(現実もほんまにこんな勧善懲悪みたいな世界だったのかは少し疑問)。とりあえず、「cockroach」という単語を3年分くらいは耳にした(全体的に劇中で話されている英語がめちゃくちゃわかりやすく、字幕を読まなくても全然オッケーな感じ)。
幾つか良いシーンもあったのに(主人公がロッカーで1人泣くところとか)、そんなことより「この映画で現実の悲惨さを知ろう!」風に宣伝されていることはちょっと可哀相にも思えたけど、親御さんに連れられた中学生くらいの女の子達が劇場にいたのを見ると、まあ、たまにはこういう映画があってもいいのか、と思ったりもした。もっとヒットすればいいのに、と素直に思います。

アカデミー監督賞を受賞したとは言え、公開からだいぶ経ってるしそんな混んでないでしょ、とナメてかかって水曜に『ブロークバック・マウンテン』を見に行った私がバカだったのか、劇場めちゃ混み。でも、基本30分前行動の私は余裕を持って1時間前にチケットを買っていたので難なく良い席をゲット。

撮影現場を想像するだけで大変そうでイヤになるような大自然と大量の羊(見るのも着るのも食べるのも羊大好きな私には嬉しかったけど)、かっこいいけど今イチ華のない主演俳優2人(ヒース・レジャー&ジェイク・ギンレイホール)。冒頭から30分程物語が起こる気配もなくひたすら山で生活するカウボーイを見ながら、ちょっとどうなることかと心配しかけた矢先、唐突に2人がホモセクシャルな関係へ。あまりに何の前触れもなさ過ぎて、一瞬びっくりしたけど、でも、これ以外にはないよなと納得。
その後も何かドラマが起こるわけでもなく、面白い仕掛けがあるわけでもなく、ただ主人公たちの人生と2人の関係がゆっくり進むだけなのに、途中から涙ダラダラ。2人の、肉体的な関係と精神的な繋がりのバランスがあまりにも切ない。眉毛ともみあげが濃過ぎてどうかと思うジェイク・ギレンホールの、好きな相手に向ける乙女な表情に泣かされる(たまに田中邦衛に見えるところがかなりキズ)。
なんかね、わかりやすい感動があるわけじゃないけど、狼狽えずにはいられない。そんな感じ。同じ劇場で見た『クラッシュ』との大きな違い。
アン・リー監督、最近の作品は全然見てなかったけど(『いつか晴れた日に』以来...)、こんな不思議な映画を撮る人だったんですね。
ヒース・レジャー、相変わらずかわいく、良い芝居してた(『ロード・オブ・ドッグタウン』に出てたのは気付かなかった...)。妻役で、実際にもヒースと結婚したミシェル・ウィリアムズも良かった(彼女が窓から2人を目撃するシーンで観客に笑いが起こったのは理解不能!)。
と、大変満足な映画だったのですが、大きな不満が一つ。最後まで、字幕の字体が受け入れられなかった!楷書はないでよー。

ただいマンモスです。予想以上に寒かった福岡から無事戻ってきました。
友だちがバンドのライブで行くと話しているのを聞き、酔っ払った勢いで「ついて行く~!」と叫んだら、あれよあれよとホントに行くことになってしまった不思議な旅でしたが、楽しかった。初の福岡体験、大満足でございます。(ライブを聞き逃したのだけが心残り...)
なんの計画もたてずに(飛行機もホテルも人任せ...)とりあえず現地入り。結果的にはこれ以上無理!ってくらいの食い倒れ3日間。やっぱり食べ物が美味しい街はいいねえ。

ということで、食道楽自慢。

ラーメンその1
一心不乱、というお店のもの。旨かった。

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ラーメンその2
元祖長浜屋、のもの。朝の5時に行ったのにお店激混み。旨かった。

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本当は、最後に行った大砲というお店のラーメンが一番気に入ったんだけど、写真を撮る前にがっついてしまった...。

九州風の、透明のイカ刺しを初体験。旨かった。

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九州名物、おこぜを初体験。旨かった。味はふぐ刺し風。

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九州名物、水炊きを初体験。旨かった。鶏刺しも激ウマでした。

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ということで、今日から断食生活に入ります。