映画、見てるばっかじゃなくて、たまには出演しないとね!
ってことで、都内某所にて某監督の某作品に某エキストラとして口パク演技に精を出してきました。4時間程の拘束時間の間、とにかく、某若手俳優の顔の小ささ&可愛さと、某元アイドル女優の予想以上の美しさにうっとりしまくり。やっぱり芸能人は違うねえ、とぼやきながらエキストラ打ち上げと称して付き合ってくれた友だちと某有名焼肉店で肉をつつく。明らかに肉過剰摂取な最近。
それにしても、改めて、ほんの数カットのためにこんなに多くの人がほんまに些細なことにまで気を使いまくって動きまくって映画は撮影されるのかと今更ながら驚いた。その後もうんざりする程色々な行程を経て、2時間やそこらにまとめられた完成作品を見てなんか分かった気になってあーだこーだ言ってる自分をほんのちょっとだけ反省。
素晴らしいという評判を方々で聞いて楽しみにしていたマルコ・ベロッキオ監督の新作『夜よ、こんにちは』を見に渋谷へ。ユーロさんも駅から遠いね。
1978年、イタリアローマで実際にあった「赤い旅団」というテロリストによるモロ元首相の誘拐暗殺事件を描いた作品。だそうだが、その事件について、この映画のことを知るまでほとんど何も知らなかった私...。一応生まれる前のコトやし...、と言い訳。ついでに、ベロッキオ監督も、イタリアの巨匠と呼ばれてるわりにはあまり知らず...。これには言い訳思いつかず...。ごめん...。
「難しい政治的な物語とかだったらイヤだにゃー」と若干の不安を抱えながら見るも、いやいや、そんな心配は一切無用の面白さでした。始まって数分後からドキドキしっぱなし。
事実が元の物語なんだけれど、映画はテロリスト(主に4人)の中の唯一の若い女性(23には見えない...)のほぼ一人称で進むので小難しい感じはなし。歴史的な事実と彼女の心理の変化がサスペンスでハラハラ。映像的にも、ほぼずっとテロリストたちが一般人装って住んでる小さいアパートの一室と、元首相を監禁している隠し部屋だけが舞台なんだけど、それがまたハラハラ感に効果的でハラハラハラ。舞台が限定されまくってる映画でそのことがこんなに成功してる映画は久しぶりに見た気がする。物語が進んでいって、現実なのか空想なのか希望なのか絶望なのかゆらゆらしながら迎えるあのラストはかっこ良過ぎて痺れたっす。巨匠すごいっす。
コロコロ変わるわけではないのに、いちいちの表情が印象的な主演の女優(マヤ・サンサ)が良かったー。元首相役の役者さん(名前不明...)も泣けた。明らかに違和感ありまくりの爆音ピンク・フロイド、やたらと映画にマッチしていてかっこよかった。と、久しぶりのイタリア映画に大満足。
みなさん、オダギリジョーってまじで顔小さいですよ!
暑いねえ。夏っぽいねえ。今日程度の気温で汗だくになりながらもシネマヴェーラへと日傘を差しながら向かう。ヴェーラさん、駅から遠いっすよ。
「笑うポルノ、ヌケるコメディ」特集、本日の1本目は森崎東監督の『喜劇 特出しヒモ天国』。
なぜか極端に森崎監督作品に弱い私は、こんな、裸の女たちとバカな男たちがひたすら暴れてるだけの映画にも泣いてしまった。ストリッパーとヒモたちの世界のお話なんだけど、途中で出てくる聾唖のカップルのダンス練習シーンとか、アル中の少女が遺骨の前で踊るシーンとか、涙なしには見れず(ラストカットの少女の表情には寒イボ!)。エロという題材で、ここまで世の中の色んなことに対して全うな表現をしてしまうなんて、とひたすら呆気にとられた。自分で思ってた以上に森崎監督好きかも。
と、気分を良くして臨んだ2本目の、牧口雄二監督『徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑』。
...これは、ちょっと、まともな感想が言えないっす......。なぜなら本編80分の間、少なくとも30分は目をつむっていたから......。エログロ、とかのレベルじゃなく、純粋にグロい。怖い。気持ち悪い。映画に出てくる拷問のいちいちがヒド過ぎで、その映像がめちゃくちゃ細かく具体的で見てられなかったのよ。例えば、弁慶の泣き所を思いっきり小槌で叩いたり、超リアルに耳やら男性器を切ったり、女性の身体に手を突っ込んで中絶させたり。そして、両足の先に牛をつなげて走らせたり......。ああ、書いてるだけで気分悪くなってきた。
途中で、徳川の物語から若き日の川谷拓三に主人公が変わったから、ちょっとはコメディチックになるのかと安堵したのも束の間。あいかわらず、グロのオンパレードで...。ちょっと牧口監督との出会いを間違ってしまったかも。面白い映画ってのはわかるんですけどね。なんせ、幽霊とかサスペンスなんかと比べものにならない程具体的な血が苦手な体質なもんで。これはキツかったっす。ごめん。
と、あまりの衝撃的な映像に頭をやられつつも、29日は肉の日!ってことで、新宿でかなり旨いレバーやらモツやらにまみれまくって気分を良くする。所詮はそんな程度です。
また我が家のMacさん、虫の居所が悪いらしく、メール機能がおかしなことに。送信できたりできなかったりできなかったり。こんな時に限って数日中に絶対メール送らなあかん用件が溜まってるもんで困っております。
私から必要な要件のメールが届かない友人知人の方、そういうワケでしばしお待ちを。多分しばらく放っておけば治るはず。
友だちから借りた、哲学というか思想というか政治というか社会学というか、そういう感じの本が大変面白く、一人で黙々と読んでいたら、突然親の会社(土建屋)の名前が文章の中に出てきてめっちゃびっくりした。悪徳企業代表として。ウチの組もエラなったもんやなあ...。
みなさん、本日は植田まさし大先生のお誕生日ですよ!!!
ってことで、小学生の頃の愛読誌「まんがタイム」に思いを馳せながら新宿に根岸吉太郎監督の『雪に願うこと』を見に行く。
正直さほど期待してなかったのだけれど、これがなかなか良い映画でした。久しぶりに全く不安を感じず、落ち着いて見れた日本映画って感じ。映画の中の全て(時間の流れ方とか物語の進み方とか)に無理がなく。めちゃくちゃ地味な演出やけど退屈はしないし。ベテランな人たちの真剣なお仕事を拝見させてもらった。
ストーリーは多分、主演の伊勢谷友介の成長物語。でも、伊勢谷くんがちょっと軽過ぎ&固過ぎで、一歩間違うと今時の若者が気まぐれにLOHASに目覚めてみました的な話になってしまいそうだけれど、佐藤浩市&小泉今日子の芝居が素晴らしく、そんな風にはならず。最後まで嫌味なく爽やかでした。(伊勢谷くんはやしきたかじんを見習ってブランデーでうがいをすればもっといい役者になると思う)
そして、輓馬のでかさがまじですごい。尻尾だけで私の身長くらいあるんじゃないかと思う程の大きさ。そして美しい(朝もやのなか歩くシーン!)。馬がこんなに映画向きの動物だとは思わなかった。そして演技派。どうやって競馬に勝ったり負けたりさせたんだろう。不思議。
土曜の夕方で、ぼちぼちの客の入りだった。こんな日本映画がもっとヒットすればいいのになあと思った。
昨日の贅沢を反省し、今日は謙虚にフィルムセンターへ。「映画の教室2006」の、『野いちご』(イングマル・ベルイマン)を見る。
タイトルから、勝手にのどかな映画を想像し、冒頭で「主人公おじいちゃんかよ」とちょっと戸惑うも、1回目の夢のシーンがちょっと不穏やけどあまりにかっこ良くクラクラし、そのまま渋いロードムビーになるかと思いきや、主人公の老人の見る夢たちがあまりにブルーでショックを受ける...。人間って独りじゃ生きられない生き物なのね...。
孤独に他人との関わりを殆ど拒否して生きてきた高名な医師が、なんか偉い賞を貰うため、家から授賞式の行われる場所まで息子の嫁と2人で車で向い、その途中で色んな人と出会いつつ夢を見つつ、という、簡単な物語なんだけど、その夢の内容が、とにかく老人の人生を全否定。怖い、怖過ぎる。こんな歳でこんな夢見るような人生絶対イヤや。更に、夢と現実の絡み方まで残酷。お母さんのキャラクターも怖過ぎるし。一応、ラストの夢と、家政婦さんのエロと、「お父さん」って呼び方の変化で救いはあるんでしょうけど、それにしてもちょっと...。窓の下の若者たちにはグッときたけど。
見ててかなり辛いのに、それでもめちゃくちゃ面白いと思わせられる、映画って怖いですね!
たまにはオサレな街に出かけなきゃ女が廃るってことで、西麻布にくり出し、小洒落たお店でマイウーなしーめーを食べて、連れられるがままに行った場所がすごかった。ぎろっぽんにあるICE BARなるスポット。
お店に入る前にたいそうな防寒服を着せられ、「そんな大袈裟な」なんて思ってたら、室内マジ寒。床以外のモノ(カウンターやら椅子やらグラスやら)が全て氷。きゃーきゃー言いながらお酒を飲むのも30分が限度。
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お店の中はこんな感じ
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グラスはこんな感じ
なんか、「東京で遊んでるだ~」って感じは満喫出来た。
こんな夜風が気持ちいい季節に体の芯から冷えてしまい、お店を出たその足でフットマッサージに飛び込んでしまうという、我ながら贅沢病が大暴れした1日。
雨にも負けず風にも負けず、アレクサンドル・ソクーロフ監督の『ファザー、サン』を見に渋谷へ。
予告を見た時から、相当すごい映画だろうなという予感はしていたけれど、本編を見たら、やっぱりすごかった。最初っから最後まで何とも言えない不思議な色と光の映像と、いちいち緊張感ありまくるシーンの連続。少年と少女や、少年と父親が会話する場面の切り返しのすごいことエロいこと。海も空も路面電車もなんでか全てが異様に美しく、音楽とか歪む画面とか色んなものと重なって、見ながら頭がクラクラしてしまいました。ソクーロフの映画、10代の頃は何回見ても爆睡してしまったもんなんですが、私もそろそろ良さがわかるお年頃なんでしょうか。
なんて言いながら、でも、でもね、実は84分間ノリきれなかったのです。原因は、父親役の俳優さんがスタローンに見えてしまい、出だしでちょっと躓いたのと、「なんでここまで!?」と突っ込まずにはいられない程男たちの肉体(しかもみんなやたらとええ体)アピールが激し過ぎて疲れてしまったこと...。まだまだ子どもの私には、もうちょっと爽やか感が欲しかったカナ...。
なんか阪神調子ええねえ。よかよか。
心優しい御方の御好意で、9月公開予定、オダギリジョー・香椎由宇主演富永昌敬監督作品『パビリオン山椒魚』を一足お先に拝見させてもらう。ありがたやありがたや。
富永監督、前作の『シャーリー・テンプル・ジャポン・パート2』で相当度肝抜かれた記憶が鮮明にあるので、「今回はちょっとやそっとのことでびっくりしないぞ!」と気合いを入れて観賞。しかし、始まって数分でそんな気合いは脆くも崩れる。とにかく、「え!?え!?」と驚きの連続。連続活劇。脚本もかなりぶっ飛んでるけど(内容を説明したところでなんの差し障りもない作品なんですが、一応控えます)、映るものもかなりの飛びっぷり。ゴダール?富士山??サスペンス???みたいな...。あまりの「?」に、ちょっと待って!と心の中で叫んでみたが映画は止まってくれず...。そしてそのまま映画は終わっていった...。こんな狐につままれたみたいな状態のままでは落ち着かないので、公開されたら絶対また見に行く!みんなも行け!
いや、もちろんただ変なことをしてるわけでは決してなく、監督の小憎たらしい程(失礼)冴える演出(相変わらず、人が動き回るところとか)にはさすがだなと唸らされる。バスの撮り方やらシャボン玉やら。
役者もみんな面白くて良かった(高田純次なんてずるい!)。濃ゆ過ぎるオダギリジョーと杉山彦々(←もっと見たかった!!)に挟まれた香椎由宇は、意外とあの軽過ぎる喋り方がハマってて、『リンダ・リンダ・リンダ』の時よりずっとよく見えた。ひょうきんな光石研も素敵。
上映後、資料を見て、監督・撮影・照明・録音が、74~77年生まれだと知ってなんとなく納得。「新しい映画!」とか意味不明のことを言いたいんではなく、もちろん良い意味で。監督ご自身としてはもっと暴れたかったのかもしれないけれど。
と、曖昧過ぎる感想ですが、具体的なことを一つ。とにかく、菊地成孔による音楽は痺れます。見に行く際は、目を見開きつつ、耳をダンボにしながら画面に向かいましょう。
帰宅して、パビリオンな山椒魚はほんまに存在したのだろうかとふと気になったのだけれど、「本物とか、偽物とかどっちでもいいの」ってことで、ま、ええか。
先日の風邪気味だ日記に心配する旨の連絡を数人の友人から頂くも、見て見ぬふりして2日連続で飲み歩いた結果、本日はダウン。いっぱい寝たから明日には復活の予定。
風邪気味じゃない、二日酔いじゃない、眠くない、と自分に言い聞かせながら、夏並みの暑さと晴天の中フィルムセンターの「映画の教室2006」にムルナウの『吸血鬼ノスフェラトゥ』を見に行く。
無声映画の字幕無し作品に、字幕内容が生アナウンス(?)されるというボイスオーバーなるものを初体験。はじめは「変な感じー」と思ったけど、慣れるもんですね。
映画は、面白いのは当たり前やねんけど、怪奇映画なのになぜかノスフェラトゥが可愛く見えて仕方なく...。ヴィジュアルもそうやけど、最後結局たった一人の女性のために滅んでしまうとことかさ。憎めない。吸血鬼より、不動産屋の上司と大量のネズミの方が恐かった。
全然関係ないけど、「吸血鬼はなぜ太陽が怖いのか」という質問に対する答えで私が一番好きなのは、松本人志が考えた「嫁はんが怖いから」というもの。太陽を見たドラキュラは、「また朝帰りしてもうたー!」と嫁はんの怒りを思い出してびびってるそうです。
夜は、二夜連続の誕生日パーティー。4人集まってそのうち3人がメインゲスト。頑張って1人でもてなしてみた。
10時間睡眠をとって、ゼナとユンケルをチャンポン飲みしても風邪が完治しないことに老いを感じながら、友だちの誕生日パーティーへとくり出す。
まあ今夜くらいは主賓の好きにさせてあげようと、言いたいこと言わせてたら、最近出来た彼氏との関係を「あたしたち2人で一頭の牛なの!」と騒ぎだす始末。世の中不思議なカップルがいるもんです。
数日前からイヤな予感がしていた、風邪気味かも感がちょっと本格的になりそうだったので、1日おウチで大人しくし「アリーmy love」を見て過ごす。週末はパーティー連打の予定なので体調整えないとね。
アリー、可愛いけど常にしかめっ面過ぎるのがちょっとイヤやなあ。キャリーは、あの表情の豊かさが可愛かったのよね。
愛用してる電動歯ブラシの替えブラシを求めて売ってそうな場所を4軒もハシゴするも、全ての店で「入荷未定です」と言われ途方に暮れつつ(どうすればいいの?)、レイトショーの『闇打つ心臓』(長崎俊一監督)を見に行く。
1982年に制作された8mm作品のリメイク、なんだけど、一本の映画の中に、その8mm作品と、現在のメイキング(DV)と、リメイクされた35mm作品が同時に出てくる、すごく変わった映画。23年前に主演として出ていた内藤剛志と室井滋が23年後の設定で出てきて、その2人と同じ設定の現在の男女(本多章一と江口のりこ)のドラマも同時に進行して...。
ひたすら室内で物語が進む前半は、「えらいおかしな映画やなあ」くらいに思って見てたんだけど、後半、2人(4人か)が部屋を飛び出して外に出てから急にドキドキするシーンの連続でびっくりした。特に、海のシーンがなんとも言えない不思議な良さで。
映画の中で映像的に変わったことをする作品で好きなものってあんまりないんだけれど、この作品は久しぶりにそういうことを納得して見れた感じ。
江口のりこ、私はとても良いと思いましたがね(MEGUMI似)。音楽も、妙にかっこいいなと思ってたら、大友良英さんだと最後に知った。今まで名前は至る所で見たり聞いたりする機会のあった佐々木史郎さんを拝見出来たのも嬉しかった...。
たとえ話題になってなくても、一度惚れた男の映画は一応必ず見るくらいの人情はあるのさ、ってことで、ジョニー・デップ主演の『リバティーン』(ローレンス・ダンモア監督)を見に行く。
スクリーンに映るジョニー様は、さすがに歳とったなあと感じたけれど、相変わらず美しかった(髪型がロック歌手みたいなロングソバージュでちょっとショックやったけど)。役柄も、お似合いのちょいワル風天才肌詩人で。お気に入り女優、サマンサ・モートンも素敵なおでこが健在で可愛かった。
映画自体は、想像以上にエログロで(17世紀の人ってほんまにあんなに下ネタ好きだったのか?)、それは面白かったけど、CM監督出身にありがちな、やたら手持ちカメラとか雰囲気出すためにとりあえず画面暗めとか余計な演出が目について、せっかく役者が良い芝居してるのにもったいないにゃと思ってしまった。ジョニー様が失禁して泣く(そんな姿でも美しかった)シーンとか、ジョン・マルコヴィッチとのやりとりとか、めちゃ良かったのにさ。
と、ビミョーな消化不良を抱えて、シネマヴェーラで先週から始まった「笑うポルノ、ヌケるコメディ」特集に鈴木則文監督の『エロ将軍 二十一人の愛妾』を見に行く。
鈴木監督、殆ど見たことなくて、でも噂だけでも相当すごいと聞いていたので、それなりに覚悟はしてたんですが、いやはやいやはや、いくらなんでもこんな映画を見せられるとは。あまりの衝撃に本気で腰抜かしそうになった。
面白いとか面白くないとかじゃなく、いや勿論めちゃくちゃ面白いんですけど、ここまでびっくりしたのも久しぶりってくらい、見終わった後途方に暮れた。やっぱりエロと映画ってすごいね。こんな映画作られて、徳川家の子孫も幸せなはず。
いちいち「こんなシーンがね!」って言ってたら、最初から最後まで説明せなあかんようになってくるので、一体どんなもんなのか気になる人は見に行った方が早いでしょう。と思ったら水曜までだったので、ビデオとかで見ましょう(出てるのか知らんけど)。もう沢山。
誰か、吾妻中学校の10周年イベントの動画を私に送って!!!
ちょっと雑用のあれやこれやが溜まってたので夕方から大人しく家に籠るも、書類をじーっと読むという行為に不慣れ過ぎて、TVに逃げてみると、いつのまにやらサッカー一色。ワールドカップ始まる前からこんなじゃ先が思いやられて仕方がないですね。
確かに、サッカーのルールもろくに知らんくせに、4年前は韓国行って赤いTシャツ着て騒いでましたけど、それはまあ置いといて、基本的にスポーツ見るのもやるのも嫌いなのよね。いや、スポーツ自体はたまに面白いと感じるけれど、それを囲む人たちの「スポーツ好きな私たち=真っ当!」って感じの自信たっぷり感がうざくてうざくて。ホンマに好きなら黙ってやれ&見ろよ。なんてね。
当分TVも街のとりあえずな話題のネタもサッカーサッカーなんでしょうね。テレビ東京に期待。
それにしても、なんで男子スポーツ選手の声って平均的に高めなの?
母の日ですよ、みなさん。お母さんのいる人は、とりあえず感謝しましょう。
パッパラパーの私でも、さすがに自分が最上級の親不孝娘という自覚くらいはあるので、内藤やすこ似(自称RIKACO)の母親にお花を送っておきました。
絶対「sex and the city」のアメリカドラマには手を出すまい、見たって面白くないに決まってる、と思ってたのに、とうとう見てしまった、「アリーmyラブ」を...。
あまりの出遅れ感に自分でもどうかと思いつつ、友だちに勧められるまま第1話だけ見てみたら、ああ、ハマりそうな予感プンプン。ということで、とりあえずDVDを大量に借りておいた。当分引きこもり決定。
なんでただのドラマがこんなに面白いんだろう、とちょっと考えてみて、とりあえずこの二作品に共通することは、主人公の女性(決して若くはない)の一人称ナレーションで物語が進んでいくという点と、主人公の生活が仕事!恋!で成り立っているという点。と書いて今気付いたけど、これって安彦麻理絵のマンガの面白さにも共通してることかもしれない。
別にこのドラマを見てる人たち(多分9割女性)みんなが仕事と恋だけして生きてるわけでもなかろうに、こんなに人気が出る理由はなんなんだろう。感情移入の一言では済まされない何かがあるんだろうな、と1年くらい考えてるのに未だはっきりわからず。要再考。
飼い主が台所に立って何かをしてる様子があまりに珍しかったのか、火をつけてる最中に(卵茹でてただけなんですけど...)飼い猫がコンロに飛び乗ってきてまじでびびった。すぐに床に投げたけれど、明らかに焦げ臭い香りを漂わせながら彼は異様な泣き声を上げてその場を走り去った。強い子に育って欲しい。
さすがに少し心が痛むので、お詫びに可愛い写真を掲載しておく。
「ぴあ」を読んでいたら、おちまさとが「今の映画界はROBOTのひとり勝ちだよね。」と言っていた。そうだったのか。
時間的に丁度いいから、という消極的な理由でフィルムセンターに行き、吉村公三郎監督の『喜劇 嫉妬』を見たのだが、これがかなり面白かった。1949年の作品なのに、現代でも全然笑える&笑えない辛辣なコメディで、この時代にこんな脚本を書いた新藤兼人はやっぱりすごいかも、と改めて思ったり。
「喜劇」なだけに、主人公夫婦の亭主関白っぷりの描写はかなり極端な男尊女卑で、最初はそれをわかってるつもりでも見てるだけで不愉快!だったのに、途中から、旦那のあまりの情けなさ&アホさに笑い止まらず。いつの時代もほんま、男ってどうしようもない生き物ですね。
自分には若い愛人がいるくせに、無下に扱っている妻にちょっとでも男の影が出てくると狂気じみた疑いをもって探り出す夫。途中の、夜の廊下と壁越しに妻を見つめる突然のクローズアップが異様過ぎて、そこだけ完全にホラー。が、それ以外は夫の滑稽な嫉妬っぷりと離婚を言い出されたときの慌てっぷりにただ笑ってたら、ラストはほんとに笑えない妻の決断と横顔。メリハリきき過ぎ。夫に見切りをつけた瞬間に変わる妻(高峰三枝子)の表情の変化は凄かった。佐分利信、ダメ男過ぎるけどかっこいいから憎めず。
「一作品、2・3回は上映するから」と余裕こいてた新藤兼人特集も今月末までですね。これから真剣に通わなきゃ...。
映画後、なんとか10分遅刻を友だちに許してもらい、吉祥寺にてくものすカルテットのライブを初体験。
猫がトランペットを吹いていた。
それだけで個人的には満足やねんけど、ライブ自体も演奏は楽しくMCは面白く、大満足。舞台を見てるだけで、バンドの人たちのサービス精神とバンド内の仲の良さ(最年少のメンバーをいじる時の盛り上がりに泣きそうになったよ)が伝わってくる、素敵なバンドでした。久しぶりに聴いたけど、やっぱりビッグバンドは生が良いねえ。
ライブ後、美味しい焼き肉を食べたり、道すがらクドカンとすれ違ったりしながら帰宅。
庶民派ぶって水曜に新作なんか見に行った私がアホだったのか、世間のジム・ジャームッシュ人気が悪いのか、夕方の日比谷の『ブロークン・フラワーズ』は激混みだった。でも頑張って見た(頼むからもうちょっと音量大きくして~)。
感想としては、前評判は良いし予告も面白いねんけど、なんとなーく不安だったのだが悲しくも的中してしまった感じ。むむ。
いやいや、つまらないわけでは全くないし、映画的にすごいことをしているとも感じるんだけれど、もっと単純なところで盛り上がりきれなかったというか。すごいものをサラッと見せられてるのはわかる、が、サラッとの部分に個人的には今イチ魅力を感じれず。カラーだからってわけでもなかろうに。
ビル・マーレイがドン・ファンには見えなかったってことはともかく、主人公のキャラクターによって生まれる空気は完全に想像つくのに、それを繰り返されてもちょっとなあ、と。監督の初期の作品が好きなだけにおよよと思ってしまう、と思ったら、ジムさんもう53歳だったんですね。
でも、ラストに近づくにつれ『アメリカ、家族のいる風景』(ヴェンダースさん)を思い出し、めちゃくちゃイヤな予感がしたものの、それは見事に裏切られ、満足。息子探しなんて所詮はね。
大収穫はシャロン・ストーン。アップが泣ける。相変わらずクロエ・セヴィニーは可愛かった。
帰り道、駅に向かう途中で、ビックカメラにてNintendoDSライト緊急発売のアナウンスが聞こえたのでダッシュして駆けつけるも、既に長蛇の列!くやしー!!
有名人の親バカ猫バカ(ついでに妻賛美)ものってのはたいがい読んでて面白くないもんやけど(ついでのついでに「きょうの猫村さん」もあんま好きじゃない派)、さすがにチーム紅卍(松尾スズキ+河井克夫)の『ニャ夢ウェイ』は面白かった。まあ、チーム紅卍のものが面白くないわけないんですけど。
が、しかし。松尾さんちのオロチちゃんより、我が家のぽんず君の方が美しいのは仕方なし。平間至さんにも撮らせてあげたい(自分でも謎な上目線)。
体がやや大きめに見えるのは気のせいです。
映画以外のことに本当に疎いので、「劇団、本谷有希子」という劇団(?)が小劇場界でかなり熱い、ってことも知らなかった。友だちに誘われて初めて知り、チケットを取ろうと思い、余裕かまして発売5日後くらいに予約すると、殆どの日にちが完売。で、平日の昼下がりの公演しか空いてなかったので、本日の午後下北沢スズナリで見てきました。
中途半端な日の中途半端な時間だというのに客席は満席。演出家さん(本谷さん)は若い女性らしいが、これはすごいなと感心。
作品の物語は、作家の乙一が原作、本谷さんが脚色だそう。
見てて、お話の展開というか進め方なんかは上手いなと思ったけれど、主人公の女性像がちょっと分かりやす過ぎるところがちと気になった。今時あんな独り言いうヤツおらんやろ、みたいな。
舞台には3人の役者(男2女1)しか出てこないんだけれど、舞台初挑戦という杉山彦々さんが抜群に良かった。良かった、と言っても上手っていう意味ではなく(失礼...)、舞台(しかも小劇場)でお芝居することの意味をちゃんと体で表現してる感じが一番した、というか。他のお2人は、お芝居が上手ってのはすごくわかるんだけど、上手過ぎて、これならライブじゃなくても狭い空間じゃなくてもどこで見ても同じなんじゃないだろうかとふと思ってしまった。彦々さんが出てくると、「あー、舞台見てる」って気持ちになれて嬉しかった。
演劇特集、ということで、ロビーで売られていた「STUDIO VOICE」を友人に見せてもらうと(自分では買ってない...)、ほんとーに名のない頃から頑張ってるのを見てた知人の劇団が2つも「注目株!」みたいなページに載っていて、1人で感動。みんながんば~。
フィルムセンターで今年から始まった「映画の教室2006」という企画が相当すごいらしい、という噂を耳にしたので行ってみる。念には念を、と開場1時間以上も前に着いたのに、既に長蛇の列。確かにすごかった。
それでもなんとか席はゲット出来たので、無事『赤い靴』を観賞。1948年の作品で、マイケル・パウエル&エメリック・プレスバーガーという監督。名前くらいは聞いたことあったけど、詳細に関する情報は一切知らず。チラシには「バレエ映画の名作」とあるけど、バレエ映画なんて殆ど見たことないから想像もつかず、という状態で見る。
始まって数分は、バレエ団のエラいさんと若いプリマドンナと作曲家(←クラスター役の俳優が老け過ぎだったのが気にかかりまくり...)を廻る物語、くらいに思ってたのだけれど、途中で出てくる「赤い靴」(アンデルセンの)の舞台のシーンに度肝を抜かれる。15分くらい続くそのシーンの、映画的なバレエの舞台の演出や撮影の素晴らしいことすごいこと。唄うわけでもなく話すわけでもなく、ほんまに主人公のプリマドンナ(モイラ・シアラー)が踊ってるだけやねんけど、映画にしか出来ないバレエなんて存在したのか!という感じ。舞台上だけでもなく画面上だけでもなく...。上手く言えませんが。踊りもキレイで、ひたすらうっとり。その次のシーンが静かな稽古部屋ってのも良かった。
それでも全体の物語はありきたりなラブストーリー、とナメてたら、ラストがすごかった...。これは幻想的なお話(「赤い靴」のような)なのか、超現実的なお話(女性が仕事と家庭の選択を迫られた時の唯一の行動として)なのか...。意外と怖い映画でした...。
で、先日プレゼントに送っておきながら自分が最新作を見ていない、ということを思い出したので、『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』を見にいく。これも監督は2人組か。
上映終了間近だからなのか、キャラクターグッズが殆ど売り切れでかなりテンション下がるも、作品がおもしろ過ぎて1人興奮しまくる。アカデミー作品賞の『クラッシュ』より、長編アニメ部門受賞のこっちの方が絶対にあらゆる意味で面白い。まじで。
姿を現さない巨大ウサギとの追いかけ合いのシーンはいちいちかっこいいし、フツーにドキドキするし。細かいギャグもちゃんと笑えるし(個人的にはオルガンネタがツボだった)、パロディも嫌味じゃなく。大満足でございました。が、相変わらずウォレスの女性の趣味がビミョーなことだけが気になった。
今日は、甥っ子1号(5号までいる)のお誕生日。
5歳になるということなので、そろそろ映画教育を開始しようと、プレゼントには「ウォレスとグルミット」シリーズのDVDを大量に送りつけておく。私の一番のお気に入りは「チーズホリデー」。見てるだけで伝わってくるあの感触がたまらん。
で、友だちの誕生日でもあるので、冷静に考えるとかなりワケのわからないメンツでトルコ料理を食べながらベリーダンスを眺めながらお祝い。めでたいめでたい。
いい天気だろうが祭日だろうが、加藤泰の映画を見るとそんなことはどうでもよくなるもんで、今日もせっせと渋谷シネマヴェーラへ向かう。休日やから混んでると思って30分前に着くも、整理番号は1番だった。みんな映画より大事なことがあるのね。
今日は2本立てを全うすべく、1本目に『江戸川乱歩の陰獣』。
とにかく、「え、江戸川乱歩ってこんなエロかったっけ?」ときょどってしまう程エロい。SMシーンが出てくる前から、囲碁を打つ音がなぜか鞭の音。そしてまさかのあおい輝彦の鞭打ちシーン。びっくりしたー(ラストのSMシーンには涙)。
それ以外にもやたらと生々しいセックスシーンとか、トイレの中の死体とか、狂った場面多々。音楽も全体的に狂ってた。映画を見た後、某作家(ミュージシャンか)の方が、この作品をリアルタイムで7歳の時に見たと仰ってるのを聞いてなんとなく納得...。劇中の、「パノラマ島綺談」の舞台が小説を読んだときの想像通りだったのが個人的に嬉しかった。
2本目の『杳掛時次郎 遊侠一匹』は、2年前に阿佐ヶ谷の映画館で見たんだけど、もう一度見たくて。
いやあ、やっぱり見直して良かった。はっきり覚えてるにも関わらず、いちいち涙。雪の中での再会のシーンでは号泣。人を斬った男(中村綿之助)と斬られた男の女房(池内淳子)の関係が切ないことこの上なし。『陰獣』とうってかわって、2人が手をつなぐシーンすらないけど、「悪い女です...」の一言と、口紅を塗るだけで十分。ああすごかった。お腹いっぱい。
それにしても、やっぱり渥美清ってのはすごい俳優さんですね。体の動きとか台詞の言い方とか、見てるだけで泣けてくる。
夜は、新宿に移動して大好きな女優さんのバースデーパーティーに参加。某作家(ミュージシャンか)さんのお寿司の差し入れの代償かの如くの個人攻撃に耐えつつ、楽しく酒を飲む。めでたいめでたい。
なんとなく、新作映画が見たくなったので、テレンス・マリック監督の『ニュー・ワールド』を。
この映画に関する情報を一切知らず、「ニューワールド?新世界?西成?」くらいのノリで見たもんだから驚いてしまった。こんな壮大な映画だったのですね...。
とにかく、こんな場所でこんな人数でこんなセットやら美術で映画を撮影したことにびっくりしっぱなし。ほんまに大変そうやなあ、と思える美しい映像なんだけど、そのわりにお話はかなりシンプルで、編集の仕方から察するにカットされたシーンとかめっちゃ多そうで、その贅沢さがすごい。すごい、んだけれど、この物語はどうなんだろう、と途中で疑問に思わなくもなく。ポカホンタスとジョン・スミスの物語を、今のアメリカ人監督が撮ることの意味はわからなくもないけれど、ひどく単純に思えなくもなく。そのことに「うーん」と首を傾げそうになったところで、はたと映ってる映像と流れてるナレーションのずれに気付く。なるへそ、と納得。(←自分の中では腑に落ちたんですが、何に納得したかを言語化出来る程頭が賢くないので、気になる人は映画を見て下さい...)
それにしても、ポカホンタス役のクオリアンカ・キルヒャー(15歳には見えねー)の美しさは奇跡的。彼女の笑顔と身体、なんなんだあれは。最後服を着てしまうことが悲しくてたまらなかった(だからこそラストの側転には涙)。コリン・ファレルは、絶望感を漂わした演技なのか、ただの普段から常に困った顔の人なのかが私にはわからなかった...。が、久しぶりに自分より眉毛の濃い人を見て嬉しかった。
なんてね。所詮映画を見ることしか能のない私は、1日で脱映画宣言を撤回。どーしても加藤泰の誘惑に勝てなくて、猛暑の中、シネマヴェーラへ行ってしまった。
で、『車夫遊侠伝 喧嘩辰』(64年)を見たんだけど、こんな映画を見ずして脱映画なんて言ってる場合じゃなかった。私のバカ。
一応コメディなんだろうけど(もちろん笑いのセンス&レベルも超高。いちいちほんまに笑える)、あらゆるシーンで号泣しまくり。特にラストシーンがすご過ぎてやられまくって、「完」の後劇場が明るくなった時後ろの席に座っていた知人にまともに顔を見せて挨拶出来ない程泣いてしまった。
若ヤクザと芸者の恋愛ドラマ、と思いきや、その2人がくっついたり離れたり、ヤクザの抗争があったり(組長ええヤツ過ぎ...)、友だちの恋愛ドラマ(河原崎長一郎泣け過ぎ...)があったり、不意にエロ過ぎるキスシーンがあったり。それらがひたすらかっこいい99分間。これ見てなかったら人生損してたな、と、自分の有言不実行さに大満足。個人的には主人公(内田良平)みたいな男、絶対イヤですけど(血気盛ん過ぎ)。
またも2本立ての1本を残し、後ろ髪を引かれまくりながらも新宿に移動して、灰野敬二&どろんこ・サミー(裸のラリーズ)のライブを聴きに行く。
灰野さんの、相変わらず痺れる演奏と声&チャーミングな風貌と、3人による予想外にロックな演奏がめちゃくちゃ良くてこれまた満足、だったのだが、ライブハウス内の、暴力的な程に冷房効き過ぎな空調により、人ごみの中で体を動かしまくっても終演までサブイボがおさまらない程芯から冷えまくる...。女体には辛かった。ので、近くの韓国料理屋で巨大チヂミなどを食べて体を温めてく。旨かった。
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