ひー!8月31日!!驚いてみただけ。

最近ややご無沙汰気味だったフィルムセンターへ。
齋藤武市監督の『南國土佐を後にして』(59年)。若い頃の小林旭、吉川晃司と中村獅童を混ぜたみたいな顔してて、全然好みじゃないねけどなんか可愛い。でも浅丘ルリ子はもっと可愛い。
ムショ帰りの旭が地元に戻ってやり直そうとするもやはり過去が邪魔をして東京に戻り、それでもヤクザとああだこうだあって、でも最後はめちゃええヤツ、みたいな、現代人の私から見ると高潔なヒーロー過ぎて苦笑してしまうような物語でも、ちゃんと面白い映画だからすごい。ペギー葉山の歌の使われ方も、ベタ過ぎるけど素敵。個人的に、広末涼子があんなにもハマるよさこい祭りが見れて嬉しかった。

そのまま続けて同じく齋藤武市監督の『ギターを持った渡り鳥』(59年)。同じ年に撮られた映画なのに中原早苗のキャラが違い過ぎてまじびっくりする。女優ってすごいね。
この作品、本当に16日間で撮影されたとは信じ難い!くらいかっこよくて面白い。昔の人ってすごいね。宍戸錠の登場の仕方とかみんなの打ち合いのシーンには痺れました。旭の歌声にもうっとり。内容はやっぱり旭が高潔なヒーローなだけやけど...。青木富夫さんがどこに出てたかわからなかったことだけが無念...。
すごく面白いんだけど、でも、よく考えたら結構怖い映画で、ヤクザの仕事とかクラブのママの扱い方とかかなり酷いのに、こんな映画が大ヒットする時代ってのもすごいなあと妙に感心。

上映後、監督の齋藤武市さんとスクリプターの白鳥あかねさんのトークを聞いていく。お2人とも(特に監督。81歳とは思えない陽気さ!)ほんまに面白くて1人でゲラゲラ笑ってしまう。笑い過ぎて前の人に振り向かれてしまう。撮影に関すること以外に、小林旭や小津安二郎や渡哲也の貴重で素敵なお話などまで聞けて大満足。30分が早かったー。

アガシって引退したんじゃなかったっけ??

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うすうすお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、我が家の王子、ぽんず様、お美しい顔に反してボディがちょっとたるみ気味。
意地でもドライフード(肥満傾向の猫用)しか食べさしてないのになんでや!と彼の行動を観察していると、極端に運動量が少ない。特に縦の動き。でも元気に本棚の上とか乗られても困るしな~、ってことで、一念発起してついにキャットタワーを購入!愛する息子のためなら出費も組み立ても厭わないのさ!(自分の愛用の化粧水1本分より安かったけど&宅配ボックスから運ぶ段階から全部人にやってもらったけど)

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意外とでかくて置き場所に困る&説明書には「3匹用」と書いてあるのにぽんずが乗っただけであと2匹とか絶対無理状態。でも頑張る。お気に召して頂けることをみんなで願いましょう。

あとこの王子、外に出してないのにどうかと思うくらい足が臭い。おっさん化現象が始まってるのかしら...。

夜、恵比寿某所にて催されるビールの会まで時間があったので、ガーデンシネマでウディ・アレン監督の『マッチポイント』を見る。ウディ・アレン、特に好きなわけじゃないけどとりあえず新作は見る。昔のは、高校生の頃ビデオでちょろちょろ見た程度。
『マッチポイント』、どんな映画か全く情報を持たずに見たのだけれど、いやあ面白かった。元プロテニス選手の主人公(ジョナサン・リース・メイヤーズ)がロンドンに越して来て、玉の輿に乗って成り上がって不倫してあらら...、という物語がただひたすら進んでいくだけなんだけど(特に奇抜なキャラクターがいるわけでもなく)、全く退屈せず2時間以上見れる。ということは、相当考えられた細かい凝りに凝った演出が全てのシーンで行われているんだろうなと感心。『僕のニューヨークライフ』にも深く感心したけれど、それより更に冴えてる感じがする。おじーちゃん(監督)すごいなあ。
それにしてもスカーレット・ヨハンソン。人気やけど、姉が自称似てるって騒いでることくらいしか今まで興味なかったんですが、今回はやばかった。ってかエロ過ぎた。これもさすがウディ・アレン。エロ親父の正しい性欲の使い方。こんな風に撮られたら女優も嬉しいだろうに。

やっぱり唇整形しよかななんてこと考えながら、夜は予定通りビールの会。飲んだこと飲んだこと。

無事復活。
週末は、実は、大阪からやって来てた家族6名(内3名は幼児と赤ん坊)の接待に追われていたのでした。東京嫌いの母親が遊びにくるなんてめったにないことなですけど、とりあえず1回くらいは新居見という名目で。結果30分くらいしかウチにおらんかったけど...。結果予想外のホテル生活が出来たからいいんですけど。
大したことしてないけど、家族と言えども普段とは違う状況にだいぶ疲労してたらしく、通称疲れやすくて何かと大変なのよ病の私は本日まるで使いモノにならず、1日中寝る。ルームサービスがないことが悲しい。

飼い猫の、半年くらい前に怪我した肉球からの流血が最近急にひどくなり、廊下やらベッドカバーやらにまるで肉球のはんこを押したような血痕が残っている。これはさすがにやばい、と暴れ猫を押さえつけながら傷をじっくり見てみると、肉球の間に猫トイレの砂(紙やけど)が埋もれていた。色んな意味でどうなんでしょう。

映画監督溝口健二の命日の今日、「没後50年 溝口健二 国際シンポジウム」という何とも魅力的な催しが有楽町で催され、うっかり前売り券を買い忘れていた私に優しい御方が招待券を誕生日プレゼントに下さったので、午前11時半からはりきって向かう。平日の真っ昼間だというのに大盛況。やっぱり東京は怖い場所だ。
12時半スタート、トークイベントはほとんどぶっ通しで18時半まで、で、司会の蓮実重彦&山根貞男氏や作家阿部和重氏や映画監督の井口奈巳・柳町光男・山崎貴氏や女優の香川京子や若尾文子や溝口監督の助監督だった田中徳三氏やフランスの映画評論家ジャン・ドゥーシェやスペインの映画監督ビクトル・エリセや中国の映画監督ジャ・ジャンクーなどから、それはそれは本当に面白くて魅力的なお話をいっぱい拝聴できて、稀に見る睡眠不足状態だった私も居眠りする暇がなかった!!
詳細についてはどこかで誰かが詳しく書いてくれると思うので割愛。ただ、渋谷のモーニングショーで『祇園囃子』を初めて見た時その可愛さにマジで悲鳴を上げてしまった若尾文子の、真っ赤な口紅が刺激的過ぎたことはメモ。きれかった~。あと、ビクトル・エリセがほんまに期待を裏切らない理想通りの人で感動しまくったこともメモ。なんとなく、死ぬまでにナマで見れて良かったと思ったお2人。

夜は、ウチの近所で盆踊り観賞、のつもりが想像以上の人の多さで即居酒屋へ非難。が、祭りバブルで混み過ぎなので近くのバーへ非難。友だちの恋愛下手さに泣く。

あ、一身上の都合より今週末は日記お休み。月曜には、心身共に一回り大きくなったgojoで復活予定。

水曜日ってことを忘れていた私が悪いのか、2回目のチャレンジ&上映1時間前に劇場到着にも関わらず『ゆれる』は立ち見...。さすがにショック。そのまま2回目チャレンジ繋がりで『MI:Ⅲ』(J.Jエイブラムス監督)にトライ。無事見れました...。
いやー、やっぱりサービス精神旺盛なハリウッド映画って楽しいね。約2時間中10分くらいしか落ち着いてられないってくらいドキドキハプニングの連続。アクションの度が過ぎて何が映ってるのかわからないってシーンがあったけど、それでもまあ良し。面白かった。オープニングのベタな始まり方&あの音楽だけでちょっとテンション上がるし。
しかも、コスプレトム様・パロディトム様・空飛ぶトム様、と、トム・クルーズ楽しみ放題。映画会社に契約切られようと、やっぱりこんなほんまに瞳の中に星が光ってるスターって他にいないよなあ。私の家の近所に「サイエントロジー」の支部があるんですが、遊びに来たりしてくれないかしらん。
舞台が、アメリカやらローマやら中国やら色々変わって、それを見てるだけでも中々楽し。フィリップ・シーモア・ホフマンの出番が少なかったことだけが心残り!

夜は、都会のど真ん中でBBQ疑似体験。繁盛しまくり。最近はラムなんですねー。牛よりヘルシーだわ、と調子に乗って食べ過ぎて泣く。

劇団・毛皮族主宰の江本純子さんの初の小説「股間」が良かった。
文章の上手下手とかどうでもよくなるような、びっくりするほど誠実な小説で、江本さんに惚れ直す。真面目だけれど、勿論笑えて、やっぱりこの人のギャグセンスはスゴいと感動。あくまでフィクションだけど、主人公の名前は「重信ジュリ」...。

 
 "股間" (江本 純子)
このど真ん中な表紙も素敵。

あと、アラーキーの「幸福写真」という本を見て、生まれて初めて家族ってええなあとちょっと思った。

夜は、27歳女社長たち(2人やけど)の激白会。なんて言うと彼女に失礼か。いやはや、男社会ってイヤねえ。

うっかり高校野球決勝戦を最初から最後まで見てしまい(駒大苫小牧。ごめん、打ってみたかっただけ)、賭けに負けた憂さ晴らしに昼間っからビールなんぞ飲んでしまい、そのままうっかりスペースシャワーTVでやっていたフリッパーズギターのPV特集を最後まで見てしまい(やっぱり初期の小山田圭吾は小学生の頃の私に似ている)、外出する気力がなくなってしまったので、お誕生日に頂いた幾つかのDVDから『サンゲリア』(ルチオ・フルチ監督)を見ることにする。お祝いに頂くものがゾンビ映画ってのも中々粋でよろしおす...。
ゾンビものって普段はあんまり見ないんですけど、超信用する作家(兼ミュージシャン兼映画評論家)さんが下さっただけあって、面白かったです。突然謎のサービスエロショットが現れたり、後半いくらなんでもゾンビ増え過ぎやろと突っ込みたくもなったりしたけど、人間の死に方怖かったし、ラストのオチもびっくり。鮫と海中で闘うゾンビが見れたのも嬉しかった!伏線引かれまくりだったのに、結局明かされなかったゾンビの正体だけが心残り...。
気になる方は見てみましょう。


たった今イタリア映画と知った...。英語話してたやん。

高校野球観戦に延長11回あたりで飽きたので(まさかあんな結果とは!)、表参道に出向いて『蟻の兵隊』(池谷薫監督)を見に行ってみる。
第二次世界大戦時、ポツダム宣言の後も中国の内戦を闘うために残留した日本兵たちの存在を「自らの意志で残り、勝手に戦争を続けた」とみなし戦後補償を一切拒否する国に対し、「自分たちは帰りたかったのだ」と主張し、軍人恩給を求め最高裁に上告している元残留兵を廻るドキュメンタリー映画。元兵士のおじいちゃんは何人か登場するけれど、主には奥村和一さん(80歳)のお話。
相変わらず恥ずかしながら、残留問題をこの映画を見るまで知らなかった私...。それでもとにかく、ひたすら事実を求めて動いたり考えたりする奥村さんの姿に涙々。
80歳にもなって、国の嘘を暴くために、自分が戦争で向かった中国の村に足を運んで土地の人の話を聞いたり、自分が生まれて初めて人を殺した場所に行ったり、その行動力に驚くよりもまずなんでわざわざそんな辛い過去を自ら掘り起こすのかと、途中で「もうええやん...」と言ってしまいそうになるけれど、証言を拒む元軍人に拒否されながらも家まで押し掛けたり、そんな自分を「戦争を知らない」とまで言ってしまう奥村さんを見ていると、101分と程良い長さにまとめられたこの映画の中に存在する長過ぎて重過ぎる時間の意味を考えないわけにはいかない。珍しく真面目。
印象的なシーンも、驚きの展開も色々あるのですが、出来れば映画を見て欲しいので書かにゃい。ヒットしてるそうだし、私が行った時でも結構混んでたんですが、御老人率高し。それはそれですごくいいことだと思うけど、若い方にも見て頂ければ。
あ、この作品で始めて見た、靖国神社に集う右翼が本当に気持ち悪くてびっくりしたことだけはメモ。

あ、あと、ソクーロフの『太陽』の予告を初めて見たけど、ヤバいですね。一刻も早く見たいけど満員御礼らしいからもうちょっと落ち着いてからかな。
あ、それと、この劇場(イメージフォーラム)ってお客の入れ替えがあんまり効率的ではないですよね...。ちょっと変更希望。

物心ついた時からウチの購読新聞が読売だったため(虎キチなのに)、今でもネットでニュースを見る時はYOMIURI ON LINEをつい見てしまう。そんな私のここ数年のお気に入りは「人生案内」。今までは1人で読んで1人で感心してるだけやってんけど、今回の男女問題シリーズがあまりにヒットなのでご紹介。みんな、こんなにいい歳してこんなにどうでもいい問題を新聞に投書する程真剣に悩んでるのかと思うとなんでかちょっと悲しくなるけど、おもろい。1回くらい返答者をやってみたい。ついでに、今回の教育Q&Aもオススメ。

全然関係ないけど、見事に伸びていたので記念に。

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誕生日は遅れて祝うと不幸になる、という我が家の掟(韓国の迷信?)を破って、1週間遅れの誕生日会を某所にて開催して頂く。色んな人が顔を出してくれたり、色んなものをプレゼントして下さったりで感謝の嵐。調子に乗って久しぶりに深夜にドーナツ&お寿司馬鹿食い、朝の7時までカラオケ、なんてやってしまいました~。てへ。私はいいけど、そう言えば周りにいた人たち会社勤めなのに大丈夫だったのかしらとふと不安にならなくもないけれど、楽しかったからまあいいか。
これにていい加減誕生日ウィーク終了。付き合って下さったみなさん、本当にありがとーございましたーー。

恐怖!妖怪睡魔(←今作った)に取り憑かれたとしか思えない程、眠くて眠くて何も出来ない1日。寝て寝て起きてガリガリ君食べて寝てゴーヤチャンプル作って食べて寝て。お盆明けで世間の方々はお仕事してるのに申し訳ないっす。

引っ越して電話番号を新しくして以来、週1くらいのペースで台湾からドライポンプ(結構大量)の注文書FAXが届いくんですけど、どうしたらいいんでしょう。

告知した通り、本日は『河の恋人』(杉田協士監督)の試写が行われるというので京橋へ。自分でも何回目かもうわからん、ってくらい見てるんですけどね、この作品...。が、前回見た時と冒頭の編集が変わってるということなので、ニューバージョンは初見。で、見た感じ、新しい方が映画に入りやすくていいんじゃないかしらと思えました。撮ってから、編集してから、数ヶ月経って尚まだ完成するもんじゃないのか映画ってと思うと、やっぱり私には絶対無理な生き物だわと改めて感じた次第。
見にきて下さってた樋口泰人さんがboid日記で素敵な感想を書いて下さっているので是非ご一読を。
試写の後は、見にきてくれていた友人知人さんたちと遅いランチ(酒付き)。知らない人同士のちょっとした合コン風だったのに、面白い話がいっぱい出来て楽しかった。満足満足。

すでに作品の収集が趣味のひとつになっている、ジュエリーデザイナー任梨沙さんの展示会が日本橋三越新館8階にて本日から行われるというので、はりきって初日にお邪魔してきました。
激しい腰痛を抱えながら(お大事に...)作られた新作たちは相変わらず可愛らしく、独創的で、かっこEのでありました。閉店の音楽に急かされながらも無事数点ゲット。21日の月曜日まで催されているということなので、お時間のある方は是非一度見に行ってみませう。
素敵な作品を提供してもらったお返しに、彼女には、気に入った男に彼女がいるかどうかを確認する方法を伝授しておきました。実行しろ!あほ!

お昼過ぎ、数少ない友人の中でも唯一と言えるまともな社会人の友だち(27歳女性)からメールが届く→「私も昨日『ハチクロ』見たよ!意味無し!!って感じだよねー!」。......私がごちゃごちゃ言うよりこういうのが一番怖いよな、多分...。
なんてことを考えながら夕方までうだうだしてたら、なんとなく普段行かないような場所に行きたくなったので、とりあえず電車に乗って上野駅でぶらり途中下車したら、一角座で上映中の『ゲルマニウムの夜』が明日までだと書かれたポスターが改札にでかでかと貼られていたのでいそいそとそちらの方面に向かってしまう。どこに行っても結局映画見るしか能のない人間なんです、所詮私なんて。
大森立嗣監督(Puffyの由美の恋人のお兄ちゃん?)の初監督作品。花村萬月の原作は未読。映画には、なぜかなんとなく予感してたけどさ、とりあえず、間、長っ!と突っ込んでおく。こういうテンポの映画は決して嫌いではないし、明らかにセリフ間違ってるのにそれをOKテイクにしてる長回し一発撮りの意気込みは買うさ。だから、どうせやるならもっとしつこくやってくれた方が乗れた。めちゃ個人的な好みですけど。ってか、もっと初歩的に個人的に、キリスト教&男性の性に対する執着心が理解出来ず話に乗れず...。ごめん。
でも最後まで飽きずに見れたのは、主演の新井浩文の魅力。コリアン丸出しの、美形とは言い難い顔で上手いんだか下手なんだかよくわからない芝居をするんだけど、なんかいいわ。彼じゃなかったら佐藤慶(!)との懺悔のやりとりなんかは白々しくて見てられなかったはず。今どきの俳優に多い中途半端に繊細さがある怖さ(例・松田龍平)じゃなくて、ほんまに暴力的そうなところが気に入った。
それにしても、石橋連司はよくこの役引き受けたな...。そして更にそれにしても国立博物館がこの作品の上映を許可したな...。映倫通してないらしいけど、世の中には不思議な現象が起こるもんだと感心。
あ、一角座は意外とキレイでちゃんとした劇場でしたよ。屋外のトイレに虫たかりまくりなのがちと辛かったけど。

先日の日記を読んだ方から「26歳最後に見た映画が『四谷怪談』はどうかと思う」というご指摘を頂き、そりゃそうだわと思ったので、27歳一発目の映画は派手に!と、暑い中頑張って『MIⅢ』目指して歩くも、上映30分前で既に立ち見...。あまりのショックに呆然とし、半分無意識のまま10分後に上映だった『ハチミツとクローバー』(高田雅博監督)のチケットを購入。27歳初の大誤算。
映画自体は、まあ、結論として、もうCM出身の監督に映画撮らすのとかやめようよー、ってのと、原作の漫画を1回も読んだことがないのでどこまで忠実かわからないけど、今どきこんなへにゃへにゃ青春物語が成立するとどこで誰が信じているのか、っての。よくこんな快晴の日ばっかりに撮影出来たなと感心はするけれど、キラキラしてりゃあいいってもんでもないっすよ。
例えば、若者たちが仲良くなって海に向かうという状況は、「セカチュー」みたくもしかして本気?と不安になる冗談としか思えない映画もいやだけど、この作品みたいにわざわざ「青春してるねー」なんて茶化してみつつ、でもやってる、ってのもなんだかタチが悪い。全てがそんな感じ。いやらしいし幼い。やるなら本気でやれよって突っ込みたくなる。まあそれがある種の少女漫画の世界と言えばそうだし、それを否定するつもりはないけどさ。映画と漫画は違うしさ。
ナレーションがコロコロ変わるのに、群像劇って程脚本がしっかりしてるわけでないのにも疲れたかな。
でもね、いいの。加瀬亮がかっこよかったから許すの。今までいい役者さんだと思ってたけどビジュアルに惹かれることはあんまりなかったのに、眼鏡&ボサボサ頭に初萌え。演技もモチロン唯一良かった。
蒼井優も、ただのアホ(失礼)に見えなくもない紙一重キャラはかなり頂けないけど(「天才少女」のこんなステレオタイプが未だ通用することに驚き)、可愛いから許す。ここまで可愛かったらいいよ、何しても。
伊勢谷友介の、天才に見えない度はすごかった。関めぐみは目がでか過ぎておかしなことになってると思った。桜井翔、始めはちょっといいかと思ったけれど、最後にはびっくりするくらい印象ゼロ。ごめん。それにしても、ちょっと重要っぽい教授(花村、やったっけ...?)のキャラはダメだったー。これが漫画のまんまだとしたら、私には読めないな。

ま、総括として加瀬亮萌えという一言コメントを胸に抱きながら阿佐ヶ谷に移動し、中島貞夫監督の『ポルノの女王 にっぽんSEX旅行』(73年)を見る。数時間前までキスひとつで大騒ぎの映画を見ていたのに、このギャップったらもう。始まって数分後には強姦監禁々々。さすがに男性だらけの劇場で無意味に肩身が狭くなってしまったさ。
作品は、勿論めちゃんこ面白かった。「俳優 荒木一郎の魅力」という特集で、でも全然どんな人か知らなかったんだけど、確かにすごく変。かっこいいわけでも華があるわけでもないのに何とも言えない表情が凄い。暗いんだけど怖いんだけど優しいような可愛いような。どうかと思う程9:1分けの髪型も良し。
爆弾マニアのオタク青年が手違いで出会ったスウェーデン人の女性を自宅に閉じ込めるお話で、監禁モノ(というジャンルがあるのか知らんけど)お決まりの、犯人の男性に対して女性が次第に情を持ち出すという展開は大嫌いなんだけど、こんな映画作られたら面白いと思わずにはいられないじゃんと東京弁にもなってしまう。女優(クリスチナ・リンドバーグ)もよかった。よく頑張った。狭い部屋でのひたすらの2人のやり取り。エロの本気はやっぱりすごいなと改めて感動。

最近日記が手抜きだとお叱りを受けたので、頑張ってみました。

来る8月16日の水曜日13時より、映画美学校の試写室にて杉田協士監督作品『河の恋人』の試写が行われるそうだす。みなさん、お一人でもお友達連れでも、お時間のある方は足を運んでみて下さいな。よろしくお願いします。

あ、今日は私の永遠の片思い相手である竹若元博さん(バッファロー吾郎)のお誕生日だ。結婚しちゃってテンションがた落ちやけど、おめでとうございます。

ということで、27歳になってみました~。わーわーわー。どんどんどん。
夜、気のおけない友だち達に焼き肉とお酒をごちそうしてお祝いしてもらい、素敵なきのこやら素敵なゼリーやら素敵なアクセサリーやら素敵なワインやら素敵なおかきやら素敵な写真集やらプレゼントまで色々頂き、gojo大満足。ついつい朝の6時前まで飲んじゃった。てへ。
なんか、幸先よくて、よい1年になりそうな予感がします。マジで。

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私の誕生日に便乗して、いいモノ貰ってるぽんずさん。持って帰るの大変やったけど。

あまりにも暑いので、涼を求めてホラー映画でもとラピュタ阿佐ヶ谷へ向かうも、劇場までの道のりの途中で命の危険を感じる程汗をかく。もうイヤ。
でも、森一生監督の『四谷怪談 お岩の亡霊』(69年)のおかげで確かに少し涼しくなりました。怖いよ。映画がっていうより、伊右衛門が冷酷過ぎて。四谷怪談は、加藤泰と中川信夫監督ヴァージョンと、なぜか蜷川幸雄の舞台を見てるけれど、伊右衛門の残酷さは森監督のがピカイチ。これっぽちも優しさとか後悔とか葛藤とかなし。佐藤慶の顔と演技もよくマッチしてた。最後の方、本気なのか狂ってるのかわからないところとか。
お岩役の稲野和子も、始めはそんな美人に見えなかったのに、病気がひどくなるにつれてやたら綺麗でぞくぞくした。特に伊右衛門が優しい芝居をした時に鏡を見て髪型を直すシーン。泣ける。あと、火の玉ってのを久しぶりに見た気がする。
「四谷怪談」を見る度に、人間て性悪なんだなとつくづく感じて、しょうがないけどヤダヤダなんて思いつつ、今リメイクするとしたらやっぱりこの最低男の役はあの御方しかいないよなあと妄想の世界に浸る。

涼Cー。気持ちEー。でも二日酔いでダウン~。
最近酔っ払うとなぜか翌日身体が痣だらけ、という怪奇現象が起こるのだが、今日もえいらいことになってます。膝から下にナイアガラの滝みたいな痣が見事に(両足)。記念に写真でもアップしようかと思ったが、乙女的事情により断念。

gojo、27歳目前にして生まれて初めて刑事(デカ、と読んで頂きたい)の取り調べを受ける。
いや、私が何かしでかしたんじゃなくってね。組のモンがやんちゃしよって、一応代取の調書が取りる必要があるとのことでね。取締役も楽じゃないのよ。
緊張して待ってたわりには、かなり気さくで物静かな刑事さんでちょっと拍子抜けやったけど、刑事さんが名刺を持っているということ、刑事第一課には知能犯係長という役職があるということなんかを知れて、貴重な体験が出来ました。

夜は、三軒茶屋にて旨い日本酒にまみれる。気がつけば午前5時にプリプリの『M』を熱唱していた。楽しかった。

ここ数日「天然コケッコー」の映画化についてウジウジ考えてたら、くらもちふさこの漫画が猛烈に読みたくなったので、とりあえず『海の天辺』の文庫版を購入。
数年ぶり(10年以上ぶり?)に読み返したのだが、うーん、やっぱりこれは私の中のトップオブ胸キュン、胸キュン中の胸キュン、ベストオブ胸キュンですね。26(意地でも)にもなってここまで胸キュンするか、ってくらいウチのソファで1人胸キュンってました。
作家の阿部和重氏は、常に自分が背後から「河野センセー」と呼ばれることを期待しながら生きているとどこかで書いてたが、私も明日から友人知人に自分のことを「椎名」と呼ばせようかと画策中。

 

ホントはコミック版が欲しかったのだけれど...。

夜、スカパーでやっていたので久々(これも10年ぶりくらいか)に『シリアルママ』を見る。今見てもやっぱり「秋に白い靴は似合わないのよ!」はサイコー。

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ごめん、さすがに邪魔過ぎて日記書く気になれず...。
ってかコイツ、外に出してないのに絶対ノミおるー。足刺されまくりでブルー。

ごめん、さすがに暑過ぎて何もする気になれず...。
深夜、某所にて激ウマの岡山産桃を頂きちょっと元気になるも、私が「若き日の長門裕之好きー」と騒いでると、「ああ、gojoに似てるもんね。特に次郎長の頃に」と真剣に返され、ちょっと落ち込む。

最近、暑さのせいか引っ越し疲れのせいかでボーッとしてて、映画の情報チェックが疎かになっている。はたと気がつけば今日が最終日だったので急いで東中野へ『チーズとうじ虫』を見に行ったのさ。
監督である加藤治代さんが、病気の母親を看病するために戻った故郷でカメラを回すドキュメンタリー。癌のお母さんは映画の途中で亡くなるけれど、映画はその後も続く。映画の中での季節の移り変わりを見てると、結構長い期間撮影してたんだろうと思われるが、作品自体は98分。
昨今流行(してるらしい)のセルフドキュメンタリーはあまり好みではないんだけれど、この作品には、特異な環境を映画にすることの下心が一切感じられず、見てて気持ちよかった。お母さんのキャラクター(めちゃ陽気)が素敵。自分が入院中撮影されてもあんな笑顔は出来ないなあ。それと、保険金の使い方がおもしろかった...。
なんか、すごい瞬間とか感動的なシーンがあるわけではないけれど、こういうもんだよねと思いつつ。
ただ、何故か、自分の孫が撮った娘の生前の元気な姿の映像を自宅のテレビで見る祖母の姿、というのが、感動的とか叙情的を通り越してものすごくグロテスクなものに見えてしまい、正視するのが辛かった。なんでやろ。

いつのまにか始まっていたフィルムセンターの「日活アクション映画の世界」特集。日が暮れるのを待ってから京橋に向かう。
まあ特集が特集なだけに仕方ないんやろうけど、客席は見事なまでにおじさん祭り。昨日の『DEATH NOTE』に集ってたギャルたちを放り込めないものかと考えたりしながら、古川卓巳監督『麻薬3号』(58年)を見る。全然知らん監督やし、どんな作品かも全くわからんかってんけど、なんとなくタイトルに惹かれて...。
で、タイトル通り麻薬が絡むお話なんですが、劇中に出てくるヤク中たちの巣窟がやたら怖くてかなり衝撃を受ける。多分現実にこういう場所が存在するだけに、現代の映画じゃ絶対出来ないだろうと思われる。ってか、神戸ってこんな場所だったのかとちょっとショック...。
突然のラブシーンとか、拳銃持ってるのに何故か浜辺で殴り合いシーンとか、かっこ良いところもいっぱい。やっぱり90分くらいの映画がええわー。
映画を見ながら、私、実はかなり長門裕之(若い頃限定)好きだわと気付き、彼を眺めてるだけでかなり満足。ヤク中には見えなかったけど。

『天然コケッコー』が山下敦弘監督で映画化だそうな!かなりビミョーだわー。大沢くーん。

何となく気になっていた『DEATH NOTE前編』を見に新宿へ。
夏休みの水曜日にこの映画、ってことで、劇場は女子中高生祭り。おっさん祭りよりはよろしい。
で、『DEATH NOTE』、原作の漫画は1回も読んだことなく、原作ファンの方が納得出来るのかは微妙だけど、個人的には結構楽しめて満足。ここまで漫画丸出しのお話をよく立派な映画にしたなあと監督に感心(金子監督の作品はガメラシリーズ以来ですけど...)。CGの使い方もイヤじゃなかった。日テレマークの使い方おもろかった。役者の芝居がなぜガチガチの演劇調だったのかは謎。瀬戸朝香の服装が皮ジャン皮パンなのもちょっと気になったけど。
松山ケンイチ可愛い(『アカルイミライ』のどこに出てたか思い出せない...)。藤原竜也も、すごく良い芝居をしてた。顔のバランス(口の大きさとか)がどうも苦手なんだけど、やっぱりこういうクサい役をさせたら力のある俳優だなと思う。が、この作品に対する唯一の不満として、藤原くんの字が下手過ぎる...。どう頑張っても頭のいい革命者の字には見えない...。どうにもならなかったのかしらん。
素直に後編が楽しみです。

たった2日、立ち仕事労働に従事しただけで、本日突然の13時間爆睡...。寝過ぎで疲れて1日使いモノにならず...。ほんと、体の芯からアンチ労働派らしい。てへ。