実は数日前に見たのだがうっかり感想を書き忘れていたのでメモ。
シネマヴェーラさんにて関本郁夫監督の『処女監禁』(77年)。カメラマンアシスタントの青年が向かいに住むOLのストーカーとなり、会社まで尾行したり毎日望遠レンズで部屋を覗き見し等身大の超詳細な肖像画を描きながらその前でオナニーしたりその時使用したコンドームに日付を書いて大切に保存したり...、とこの辺りまでは(それでも十分クレイジーやけど)まだ笑って見ていられたが、彼女に彼氏が出来たとわかり本気でおかしくなってしまった主人公が女を拉致監禁しだした途端本気で怖くなってくる。新婚旅行だと称して部屋の中にテントを立ててお揃いのハイキングルックを強制したり逃げようとする彼女を泣きながら殴ったり...。それなのに女がおもらしをした後の展開とか、美しいんだか狂ってんだかよくわからない世界に。性に関して自分はまだまだ未熟者なんだなと改めて思ったりしました。
最後、部屋から逃げ出した女がボロボロの浴衣を着て乳丸出しで商店街をゆっくり歩く姿は恐ろしく美しかった。
と、65分と短い作品なのに満足でき、最近カーテン全開で江古田ちゃんスタイルの生活が癖になっていた自分の日常を、危険だからやめとこうと反省までできたお得な映画であった。

今日は、迷える20代男子を癒す会を主催、のはずが、彼らの予想外のカミングアウトにgojo思わず赤面の会に様変わり。なんか、若いって、すごいね。

案の定本日は二日酔いのためヘロヘロのぐだぐだで使い物にならず、おウチでおとなしく一日DVD鑑賞、意気揚々と「デスパレートな妻たち」のディスクをセット、まではよかったのだが......。ここにきて最後の一枚が傷モノだったらしくちゃんと見れないとかマジ有り得ねーー!!なんじゃこりゃーーー!!ガブリエルの妊娠とかアンドリューの今後とかマイクの正体とか超気になるんですけど!!!
どこのレンタルビデオ屋さんの会員でもないからすぐ借りるってこともできひんし今更このためだけに入会するってのもなんかだるいしで最高困り中。まさかこれを読んでる人の中で「持ってるYO!」って方いませんよね...(あと、実はレックスにかなり萌えてるんですが一緒にその話で盛り上がれる方もいませんよね...)。

やーっと涼しくなってきたのでスーパー一念発起して衣替えを実行。この行事の度に結構本気で「二度と服は買いません」と神に誓うのに、気づいたら毎月末カードの明細を見て気を失いかけてる女体の神秘。

2年前からお世話になっていた、なり過ぎていた、新宿ゴールデン街のお店が今月いっぱいで閉店(でもないけど、そういう感じの)するとのことなので、さよならパーティーに遊びに行く。4坪くらいしかなさそうなこの狭い空間でほんと色々勉強させて頂いたなあとしんみりしつつ、素敵な大人のおじさまたちの「セックス!」という叫び声を肴に酒を呑む。昨今の反省を踏まえ、殆どビールしか呑んでないのに途中から記憶ナス。酔っぱらった勢いでまことちゃんのストラップを人にあげてしまったことは結構イタす。でも最後の日にずっとお会いしたかった女優さんとご挨拶できて超嬉しかったす。
余談ですけど、いい加減有言実行と今日はビッチ風ファッションで出かけてみたら、新宿駅からそのお店まで(徒歩10分)の間に一年分の量に相当するナンパを受けた。人は本気になればいつでもビッチになれるんだなとちょっと感動した。

今日は本当は色々やるべきことを考えていたのだが、どーーーにもこーにも郵便局のATMが使いこなせず、機械との格闘に時間を取られまくった可哀想な私の脳みそのせいで計画の全てがお流れに(しかも最終的に目的は果たせず)。本気の本気で幼稚園児にも分かる説明文希望。
で、中途半端な時間を持て余したため強引に友人知人を呼び出してぐだぐだ呑みに付き合って頂く。こんな私の相手をして下さるだけで十分有り難いのに、その上ふたり連続「太ったね」という冷静且つ的確なアドヴァイスまで下さって、感謝の表しようもございません。にゃはははは。それでも、美味しく食って呑んで吸えるうちは健康なんじゃ!と自分の体を鍛えるために無心に食って呑んで吸った一日。

全然関係ないけど、某所で某氏が載せていたイタリアヴォーグのグラビアが個人的にかなりツボだったでご紹介。ここまで世界をナメきる姿勢、見習いたいもんです。

一ヶ月ぶりの診察にて最近の体調不良を伝えたら急遽上半身のレントゲンを撮ることになり、結果、ビンゴに怪しげな影が映りこむ。にょほほ。誰じゃお前。
いやなんか、医者も見たことない類いのモノらしく(発見した瞬間「面白い!」と叫んだ松川先生はやっぱり偉大だ)でも悪いもんじゃないと思うよとは言われたんで大して心配もしてないんですけど、もしなんかあったら経過はドキュメントで報告致します。笑えなくても笑ってね。

公開前に一度試写で見せて頂いたけれどもあの興奮よもう一度、ということで、青山真治監督の『サッドヴァケイション』を見に行く。今回は珍しく全く映画畑ではない友人カップルと連れ立って。
初めて見た時はあまりの衝撃に全然冷静に見れなかったので今回こそはもうちょっとクールにと思っていたのに、いやあもう、二回目なのにと言うべきか二回目だからと言うべきか、浅野忠信が異様にサドルの低い自転車をアチュンと二人乗りしてる姿を見た時点でボロボロ涙をこぼしてしまい、そっからぐずぐず泣きっぱなし、健次が流れていくシーンと雨を触るシーンでは懲りずに大泣き、で結局今回も全然落ち着いては見れなかったのでした。てへ。ああ、映画をちゃんと見れる大人に早くなりたい...。
二回目にして初めて気づいたことは、石田えりは本当にいつも笑顔なんだなということと豊原功輔のセーターがかなり前衛的なデザインだったということ、くらいかな...。てへ。母性とか、私多分あんまよくわかってないし。とにかくもう一回見なきゃだわさ、と、こんなアホみたいに感動してんの私だけかしらと思ったが、『Helpless』も『ユリイカ』も見てない(失礼...)連れのカップルが観賞後興奮してる姿を見てなんだか勝手に安堵(実は今日が初対面だった彼氏の方が偶然幼少の頃を若戸大橋のすぐ下で過ごしたというご縁まであり)。ということで、相変わらず素晴らしい映画でありました。無事ゲットしたサントラも素敵。
上映後の青山監督のティーチインでの、麒麟の田村とサドバケの健次の関係性に関するお話も大変感動的でございました(勿論、国家と石田えりの関係のお話も興味深く拝聴させて頂きました)。

買い物依存症丸出しのバカ姉妹が最近お気に入りの代官山にある某セレクトショップに向かうと、扉を開けた瞬間店員さんたち(超かわいこちゃんギャルズ)が「キャー!妹とお姉ちゃん!!」と黄色い声を上げていてなんか笑えた。その声援に応えるべくきちんとお金を落としていく律儀な私たち。とりあえずブーティをゲットしたので秋は越せます。

そんな姉(+3人)と幼少の頃、本気で戸塚ヨットスクールごっこに夢中だった(実話)やんちゃ姉妹の一員としては見逃すわけにはいかない西河克己監督『スパルタの海』(83年)を見にシネマヴェーラさんへ。戸塚ヨットスクールの実態を描いたこの作品、完成直後に校長が逮捕されたことによりお蔵入りになり今回が初公開だそうな。
冒頭の、家庭内暴力真っ最中の少年が家に乱入してきた大人たちに対して「お前らヨットだな!」と叫ぶシーンは声を出して笑ってしまったけれど、映画全体としては意外ときちんと、大人と子どもそれぞれの辛さと身勝手さ(それでも99%子どもの肩を持ちますけど)がしみじみ感じられる作品でありました。細かい演出やちょっとした恋物語なんかがさすが西河監督。赤いビー玉が素敵でした。
が、さすがに若き日の伊東四朗(なんでか途中から浜ちゃんに見えた)演じる校長の、あまりにハチャメチャな教育論や周りの学校関係者の暴力バカっぷりは映画見てるだけでも許しがたいものがあり、途中で生徒が死亡する事故が起きても懲りない様な、こんな人たちが現実にいたのかと思うと本気で怖くなりました。それなのに映画自体はもんのすごくほのぼのしたラストを迎える、その強引さも結構怖かった。これが教育映画なのか(この作品をこの特集に入れるヴェーラさんもすごいと思うけど)。
劇中、生徒役の子たちは本当にヨットに乗せられ蹴られ殴られ海に突き落とされ、これだけで十分トラウマになるんじゃないかとちょっと心配になった。

てか矢野兵藤、いつのまにこんな出世してるんよ!まさか東京のテレビで見れる日が来るとは思わなかった!!

美容師さんに勧められるがままにめっちゃ久しぶりに前髪を作ってみました。いかがだしょ。
ということで、岡田秀則さんの連載が更新されました。相変わらず素敵な文章、なはず。文中に出てくる固有名詞が殆ど理解できないのが悔やまれます...。

『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の監督、ジョン・キャメロン・ミッチェルの最新作ということで結構期待していた『ショートバス』を見に行く。
「ショートバス」という名の、性に関してマイノリティな人々が集まるNYのサロンを舞台に、恋愛カウンセラーでありながら自分のセックスに自信が持てない女性(野沢直子クリソツの中国系カナダ人)とお互い愛し合ってるのに分かり合えないゲイカップル、本当はそんなことしたくないSMの女王様を中心に進んでいく愛とセックスの物語。結論、NYの人々はみんなちょっとクレイジーで孤独なのだ。東京もそんなもんでしょうけど。
『ヘドウィグ...』は、性と孤独の問題が音楽という表現を通じて映画的に盛り上がっていくのがとても好きだったのだけれど、今作はあまりにも「性の問題さえ解決すれば孤独は解消!」の一点張りでちょっぴりがっかり(いや、現実にそうなのかも知れないけれど私にはまだようわからず...)。
しかし、性に対する誠実さと出演者たちに対する真摯な姿勢、なのに全体的にポップな雰囲気は決して嫌いではないです。ラストのパーティーシーンでは泣かされました。ここまでセックスを真剣に考えてる映画ってあんまり見たことないかも。自分は全くノーマル、と思ってる人こそ見るべきかもね。セックス中の女性の主人公の女性が視線を交わすカットはかなりグッときます。
それにしても、この映画、色んな人の色んなセックス&オナニーシーンがこれでもかってくらい出てくるんですけど、どうやらそれらは全て本当に行われているらしい...。なんか、映画って、すごいね...。全ては監督との信頼関係なんでしょうけど、いくらなんでもすごい、かも。

告知告知!!gojoサイトで好評連載中の佐藤央監督による『キャメラマン 玉井正夫』が11月3〜5日、神戸映画資料館にて上映されます!!!関西方面の方、そうじゃない方もこぞって見に行きまSHOW!!

永遠の心のバイブル「SEX AND THE CITY」映画化本格的始動のニュースが届きましたね!!内容とかどうでもいいから、とにかくあの4人がまた喋ってる姿を見れるかと思うとそれだけで嬉し泣き。監督も誰でもいいけど、スタイリストがパトリシア・フィールドじゃなかったら暴動起こす。

公開前から見るのを楽しみにしていた『ミリキタニの猫』(リンダ・ハッテンドーフ監督)を鑑賞。休日だからかほぼ満席。一昨日一緒に呑んだくれてた監督さんと遭遇。
NYの路上でホームレス同然の生活をしている日系アメリカ人画家ジミー・ミリキタニ(三力谷)さん80歳についてのドキュメンタリー。第二次世界大戦中に日系人強制収容所で辛い思いをして以来、市民権を放棄し一切の社会保障を拒否しアメリカに対し反発し続けている彼の過去と現在、のはずが、思いっきり色んなことに巻き込まれている監督(女性)自身も見てて興味深い。
でもまあ確かにこんな人に出会ってしまったら軽くはつき合えないわなと納得してしまう程とにかくミリキタニさんの芸術家としての誇りの高さと歴史に対する強い怒りに圧倒されまくり。流暢なんだか稚拙なんだか微妙な英語でひたすらアメリカを罵倒、戦争を否定、背後でWTCがエラいことになってようと黙々と路上で絵を描く。かっこ良すぎます(そんななのに外出する際の服装がやたらと可愛らしいのも素敵...)。
勿論カリフォルニアで生まれて広島で育ってNYに渡ってからの人生を74分間の映画で理解しきれるわけはないんだけれど、この監督と出会ってからの彼の人生にも大きな変化が起きていて、最後に呟く台詞には思わず涙。人間てこんなに優しくなれるのねと心打たれました。30年ぶりにお姉さんと電話した直後日本語が止まらなくなってる姿にもなんか泣いた。ミリキタニさんの絵もかなり魅力的。特に猫ね、あれ欲しい。彼の新居を見て、私も絶対壁を飾りまくろうと一人で決意。
さっき映画のHPを読んでいたら今年の夏に来日なさってた様で。この方には一度お会いしてみたかったなー、と思える大変魅力的な作品でありました。

帰り際、路上喫煙所でプクイチしてたら隣に立ってたおじさんに突然「人見知りしない子だねえ」と言われてびびった。いやいや超シャイですし...、って言うかお前誰やねん...。

えーっと昨夜は、某所の道ばたで旨い魚にまみれながら呑んだくれてたら(そりゃ店員さんにも目撃されるわな...)憧れの某俳優さんが偶然通りかかったので無理矢理引き止め、「今更映画学校なんか行ってんじゃねーよ!」と絡みまくって説教しまくり「こんなとこ通るんじゃなかった」と言われる始末、そのくせ別れ際には「一緒に写真撮って下さい」と手遅れ感100%な好きアピール(それに笑顔で応えてくれるあの方は偉大過ぎます)、その合間に酔った勢いで人に電話をかけまくり大迷惑をお掛けし(本当に申し訳ありませんでした...)、しかしその後も何故か人生初のテキーラショット飲み体験とかして、某映画監督さんの次回作への熱い想いを朦朧とした意識で聞き流してしまい(ごめんなさい...)、最終的に朝6時に某エスパー(私の居場所をキャッチする能力がほんまに超人的)からかかってきた電話で衝撃的なニュースを聞きショックのあまり転んで七輪に顔を突っ込みそうになるという危機に見舞われたりしてました。よって本日は使いモノにならず。あは。結論、男の言葉なんて二度と信じない...。

姉さん事件です!その筋のお客様ご宿泊レベルの事件です!!(先輩ベルボーイが原作者の息子という噂は本当だったのだろうか)先日GAPで購入したタイツと思ってたものが、さっき開けてみたらレギンス(覚えた)でした!死にたい!

私のiPod問題は、親切なあまりに親切な御方の助言により解決に進んでおります。

大竹伸朗氏による帯コメントに惹かれて買ってみた漫画「正義隊」(後藤友香)。

一巻を読んだ時点では、ヘタウマとも言えないレベルの下手クソな絵と、シュールを通り越してただの退屈にしか感じられない内容(ひたすら正義隊が悪と戦う)に「ああこういうの苦手かも」と思ってたのだが、ニ巻になってからの予想外の展開にかなり衝撃を受ける。突然のロックンロールな大暴走。突然世界の色彩が変わる。これはちょっとすごいかも。こんな絵(失礼)なのにあとがきがやたらかっこいいのもなんかすごい。最近ぐっとくる漫画に出会ってない方にオススメ。

「正義隊」とは真逆に、こんなベッタベタな少女漫画久しぶりに読んだわってくらい正当な少女漫画「羽衣ミシン」(小玉ユキ)も中々面白かったのでした(こっちは吉田秋生の帯コメントに惹かれた)。

シンプルだけど上手い絵と、読みやすいコマ割りの感覚がまずよろしい。ファンタジー系のお話って基本的に好きじゃないけど物語の作り方もお上手(現代版鶴の恩返し)でちゃんと胸キュンできる。今は亡き無垢なハートを思い出したい時用。我こそは胸キュン同盟という方にオススメ。

あと、やっぱり吉田秋生は偉大だ。あんな大河ドラマを描いた後にちゃんと少女漫画の世界に戻って来れる力量に感服。

この人の絵とページの作り方にコミックサイズは小さ過ぎる。B5版での再版希望。

本日は岸川真さんの7回目の原稿がアップされました。読んでみましょう。

私が今一番好きな漫画家、安彦麻理絵さんの中でも名著「コンナオトナノオンナノコ」が映画化されるという噂を聞いた時から「早く見たい!!」と騒いでいたらあら不思議、何故か手元に試写状が。願いは叶うのですね、と言うか、監督御本人に「試写見して下さいよ」と無理矢理名刺を握らせるという厚顔無恥な行動の結果、本当に試写状を送って下さり、幸運にも公開前に見ることが出来たんですけどね。多謝多謝多謝。
ということで、冨永昌敬監督最新作「コンナオトナノオンナノコ」を観賞。いやああ、面白かった!自分でも意味不明な前日睡眠2時間の超最悪コンディションだった私が一瞬も睡魔に襲われず夢中で見たんだから信憑性高いはず。
結婚願望ダダ漏れの独身キャリアウーマンと専業主婦業に閉塞感ダダ漏れの元キャリアウーマンの28歳女性二人の友情と彼女たちの生活、という、誰かさんにとってはイタ過ぎる(キャリアウーマンじゃないですけど)基本的なストーリーは漫画のままだが原作にはないエピソードやキャラクターが満載、でも原作の面白さもしっかり残ってる。最近ムカつくことが多かった漫画の映画化ってほんまはこういうことよね!(『天然コケッコー』みたいになーんの捻りもないのじゃなく)と久しぶりに満足。映画全体も、良い意味で今までの冨永監督作品とは違うバランスの良さが絶妙。女たちの揺れる心に普通に泣かされつつ、でもやっぱりなんかおかしなところがあって簡単に「女性映画」なんて括れない感じが嬉しかった。
主演の女優二人も笑顔が大変魅力的でとても良かった(久しぶりに見た桃生亜希子、やっぱり可愛過ぎ)。斉藤陽一郎さんも相変わらずかっこよかったし、杉山彦々さんのベッドシーンには無駄にハラハラした。子役もエラい上手かったな。音楽と衣装のお洒落感も本当にセンスがいいので全く嫌みじゃなく。
11月10日(土)から池袋シネマ・ロサにてレイトショーだそうです。これはもう一回見に行くな。


原作も本当にいい漫画。世の男子は安彦漫画を絶対読むべき。

と寝不足頭も素敵な映画のおかげですっきりしたので、すぐ近くのフィルムセンター展示室で開催中の「スチル写真で見る日本の映画女優」を見ていく。
戦後の女優の、今の人には到底叶わない迫力のある美しさにうっとりしまくり。初めて知る人もいっぱいで色々勉強になったのだが、想像を遥かに超える充実した展示量だったため個人名などを覚えきれず無念...。ひとりひとりの解説文を読んで、女優たちの離婚率の高さに驚く。

更についでに、見てるだけで心が純真になるような(気がする)超ラブリー&メルヘンテイストの大好きな洋服屋さんが近くにあるので覗きに行くと、いきなり店員さん(初対面)に「こないだ新宿ゴールデン街で呑んでましたよね」と言われてめちゃくちゃびっくりする。びっくりし過ぎて動揺しまくって血迷ってコートを2着も買ってしまう。

Mr.かりんとう、又の名をゴジョビッチ推進派会長、佐藤央さんの第四回目がアップされました。みなさん読んでみましょう。

実は、先日携帯電話と一緒にiPodもなくした私。ショックやけどでも自分で買ったものちゃうしなあ(貰い物の貰い物だった)、でもなんか手元になかったら寂しいなあと大して音楽好きでもないのに速攻二台目をゲット、第三世代とかいう薄っぺらくてかっこいいブツを手に入れてルンルン(欲しいと思ったものは次の瞬間手元にないとイヤなタチでして。こんな人間に育てた親を恨む)、まではよかったんですが、それをウチのMacと繋いでも、どうにもこうにもうんともすんともちんぷんかんぷん。私にしては結構頑張ったと思う位色々調べたりしてみたんですけど、どうしても中に音楽を入れるってところまで辿り着いてくれない。なんとか出来るよ、って方絶賛大募集中。

夜、姉と串カツ屋にてお任せコースを頼んだら、タネが尽きる程食べてしまい店員さん全員から「見てて気持ちいいです!」と感動される。世の中の人って意外と小食なのね。あと、姉の衝撃的カミングアウトにちゃんと対応出来なかった自分の未熟さが悔しかったです。

ご心配をおかけしたのかしてないのか、その辺りは微妙ですが、とりあえず携帯電話が復活しました。この4日間、本当になんの不便も苦痛も感じなかったので、このまま持たない生活も有りかな〜とちょっとは思ったもののやっぱりそこまで度胸がなく、とりあえず新しい電話をゲット(番号とアドレスは以前のままです)。携帯をなくした憂鬱さよりも、今からイチからメモリーを入れ直さなきゃいけないこととパワーパフガールズの画像をダウンロードし直さなきゃいけない手間の方がブルー。でも頑張る。

夜は、久しぶりに大学時代の友人とVIRONでディナー。何回行ってもハズレのない美味しさに感動しながら、男と女の恋愛温度差について語り合う。ううむ、難しい。

「徹子の部屋」による麒麟の漫才&トークに対するこの上ない生殺しプレイを眺めた後、ジャ・ジャンクー監督の『長江哀歌』(ちょうこうエレジー。タイトルは英語題)を見に行く、の前にESTNATIONで秋物の仕入れ(有楽町店初めて行ったけどマジやばい!)。
映画は、中国の三峡ダム建設によって潰されていく村に、16年ぶりに妻と娘を探しに来る男がいたり3年ぶりに夫に会いに来る女がいたり。肉体労働したりダンスを踊ったり。
圧倒的な山と川が映る度やっぱり中国すげえと感動しながらも、三峡ダムとその村と言えばやはり同じ場所を舞台にしたドキュメンタリー映画『水没の前に』を思い出さずにはいられず、ちょっとネタ被り過ぎなんじゃねーのと突っ込みかけたがさすがはジャ・ジャンクー監督、私が無理矢理にでも2ショット写真を撮った監督(今でも大切に部屋に飾っております)、藤子・F・不二雄先生もびっくりのSF(すこしふしぎ)感覚に度肝を抜かれ、マッチョな労働者たちの笑顔に泣かされ、静かな女の船に乗る姿に泣かされる。「老けたのよ」には苦笑いするしかなかった。過去の作品よりかはだいぶ落ち着いた感じがしたけれど、それもまた良かった。色んな瞬間の、フィクションなんだかドキュメンタリーなんだか本当によくわからなる感覚も頭がクラクラする思いでした。一見すっごいシンプルな、物語があるのかないのかも微妙な映画やけど、ヒットしてる様で何より。
最近マイビッチブームに一人で盛り上がってたけど、この映画に出てくるチャオ・タオの如く地味ーに生きていくのも魅力的かも知れないとちょっと思った。

姉さん事件です(先輩ベルボーイは今何処)!!さっきエレベーター開いた瞬間目の前をゴキブリが走ってました!ウチ10階なのになんでおるん!?夏と他人に本気で殺意を抱けても虫殺すのとかマジ無理やからさー。頼むからお隣さんに行ってくれと静かに祈る。

先日受けた、こんなに怪我の治りが遅いってことはもしかして菌とか入ってんじゃねーの的検査の結果が見事クロと出てしまった我が家のぽんず様...。詳しい話を聞きに再び動物病院へ。診察の度に友だちのラブリーにお世話になるのはいかがなものかと自分でも思いますけど、他にこんなことしてくれる力持ち(しかも日曜に)が思い当たらなかったので今回も猫とふたりでにゃんにゃん甘えて運び屋になって頂く。
で、診察の結果、人間で言う所の水虫的な皮膚病、原因はお風呂に入れな過ぎとのこと......。ほんと、ほんとに怠惰な飼い主を許して下さい...。家猫やから大丈夫やろとか思てもうて...。ほんま堪忍な、とひたすら平謝り。帰宅後友人と協力して速攻風呂を初体験させる。初ドライヤー体験させる。初エリザベス化させる。

RIMG0603.JPG
エリザベスカラー(1500円也)をつけた瞬間、この姿勢で後ずさりしかしなくなるという怪奇現象が起こる。

RIMG0605.JPG
怯えまくってるけど、肉球をなめられたら治りが遅いのさー。私のせいで色々ごめんよ。

皆様続々と連絡先のお知らせありがとうございます。お手数おかけします。おかげでMac開く度に新着メールがいっぱいで人気者の気分を味わえました。

いっそ残暑も死んでしまえと独りごちながら、渋谷へ『ブラック・スネーク・モーン』(クレイグ・ブリュワー監督。『ハッスル&フロウ』は未見!)を見に行く。
過去のトラウマによりセックス依存症になってしまったアバズレ白人女(クリスティーナ・リッチ)を道で拾った離婚の傷を背負う心神深いただの変態黒人親父(サミュエル・L・ジャクソン)が、彼女をまともな人間に生まれ変わらせるという名目のもと鉄の鎖で括りつけ家に監禁し調教する、というクレイジーな物語と思いきや、最終的には愛と祈りとブルースによってみんな救われハッピーに。もうなんだかよくわからないというストーリー同様、映画自体も落ち着いてんだか狂ってんだかよくわからない感じだったんですが、めっちゃくちゃ面白かった。途中声を出して笑ってるのが明らかに劇場内で私だけでちょっと切なかったけど、私この映画好き。世間はビッチの時代。
音楽にはマジで疎い私には、タイトルになってる曲のことやら冒頭と途中で出てくる有名ミュージシャンらしきおじさんやらに関しては全く意味わからず...。それでもとりあえずサミュエル・L・ジャクソンの歌とギターはどのシーンもかっちょよかった(なんでギターの色があんななのかはちょっと気になったけど)。
クリスティーナ・リッチ、激やせのせいで顔が土屋アンナにしか見えず残念やったけど(絶対前の方が良かったー)、素晴らしい脱ぎっぷりとビッチ芝居にかなり感動しました。私も夏の夜にパンツ一丁でラグビーに興じれる様な女目指して頑張る。キャメロン・ディアスの元彼くんも可愛かった。
と、映画にはかなり満足したのだが、Tシャツとサントラが売り切れてて悲しかったのでした。

夜にもう一本レイトショーを見たんですけど、久しぶりに大人買いをした大量の漫画を持って街をプラプラしたせいか異常に疲れているので感想はまた後日。最近やたらとジム・オルークさんとの遭遇率が高いことだけはメモ。

ただいまです。

・自遊人もここまでくるとたまには人命救助に役立ったりする。往復5時間かけてとりあえず呑んで笑って笑って呑んで来ただけですが。笑いと叫びはよく似ていると書いたのは岡崎京子だったか...。おかげで私の体力疲労は軽く限界越えてますけど、そんなことより馬鹿する方が大事。
・標的にしたい輩続出につき、近々「血祭り」祭りを開催します。乞うご期待。
・朗報、新宿思いで横丁の女子トイレがキレイになったよ!!
・携帯電話なくしました。高校生の時に持ち始めて以来初めての紛失&明日からの連休で警察が動かず(もっと働けよバーカ)新しい電話が手に入るのは最速でも来週火曜とわかりかなりへこんだものの、実は4日くらい電話が鳴らないなんてしょっちゅうあることなので大して困らないと気付く。へこみ損。あ、でも連絡先をなくしたのは本気でかなりイタいので、この日記を読んでる方、お手数ですがメールにて連絡頂けると嬉しいです。

この度、「キラキラ担当」以外に「ドキドキ担当」も兼任することになりまして。何かと忙しい。

そしてまた、学生でも卒業生でも関係者でもないのに、アテネフランセへ「映画美学校フィクション・コース初等科修了作品発表会」に足を運ぶ。マメでしょ。
お目当ては、私より年下なのに私より20センチ以上も長身の、私より年下なのに私より先に和民お一人様経験を持つ大橋礼子監督の『視界肉体旋律暗号』(06年)。
たった16分の間に、未来、未来の中の過去、彗星大衝突、地球ぐちゃぐちゃ、恋愛ドラマ、と盛り沢山な要素をうまいことまとめてる手腕にいたく感心させられました。内容はぶっ飛んでるのに画面はしっかり落ち着いてたり、編集のリズムも見てて気持ちよかったり、コートの赤さが怖かったり。故に、言葉でまるく収めてしまった感の残るラストがちょっと残念と言えば残念か。でもこの尺なら仕方ないのか。故に次回作に期待!とか言いながら、最新作は寝坊して足を運べませんでした。あは...。
同時上映された間野勇人監督の『ざわめき』(06年)、ある意味ある種の驚きがあったとは言え、下宿先のおばさんと男子高校生がセックスすることの何が面白いのかよくわからず、ドラマ見出せず...。幽霊の少女が「セックス!セックス!」と声を上げるのはちょっと笑った。

そそくさと御茶の水を後にし渋谷に移動、シネマヴェーラさんにて先日から始まった特集「妄執、異形の人々Ⅱ」に佐藤肇監督『怪談せむし男』(65年)を見に行く。冒頭のモノクロ画面に映った洋館で、フランス映画『顔のない眼』風の雰囲気を感じるも、作品自体はキム・ギヨン監督の『下女』風(=実写版楳図かずお)ホラーだった。おもろかった。
呪われた山荘に訪れた一族と謎の番人せむし男、幽霊の影と殺人の匂い...。とりあえず、せむし男を演じてる西村晃を見てるだけで十分怖いんですけどね。唐突に出てくる女霊媒師の、性別やら年齢やらを超越した鬼気迫り過ぎなイタコ芝居も相当怖かったけど。これでもかと声を出し続ける女たちの叫び声も怖かった。幽霊(と言うか幻影)が影になって現れるのは新鮮で面白かった。
ああ、次から次へと出てくる謎、暴かれる事実、最後はどうなるのとラスト10分ハラハラしてるところでフィルムトラブル続発、ちょっとイライラさせられる...。しかし無事迎えたラストは完璧なまでに救いがなく切なかった...。結局死んだ旦那はほんまに狂ってたのか、死んだ外国人たちは何だったのか、放ったらかしな適当さも嫌いではない...。

観賞後外に出るとウルトラ豪雨。劇場入口で呆然としてる人々を横目にひとりでさっさとタクシーゲット。で最近気付いたんですけど、渋谷周辺の運転手さんてやたらと池袋方面に行くのを嫌がる。なんで?

強過ぎておもんないって意見もわからなくもないですけどね、フェデラーだもの。貴公子だもの。全米オープン4連覇おめでとうございます(さすがに朝5時からの生中継は見れなかったけど...)。個人的には彼の優勝より対戦相手のジョコビッチがまだハタチだったという事実の方が衝撃的でしたけど。

無神論者なはずの父親が、顔が自分に似てたからという理由だけで70万円もするプチ仏像を衝動買いし(しかも鶴橋で)、それを「変な男除けに」と言って私の家に運び込もうとしています。お願いだから誰か彼を止めて下さい。売り飛ばしても絶対元値取れなそうやし。って言うか100%確実に絶対疑う余地なく明らかにお前が一番変な男やし。頼むからこれ以上私の人生に無駄な波風を起こさないでくれ。
あと、会社の番頭さんの携帯電話の着信音がIKKOの声だったことに対して笑っていいのか泣いていいのかの判断がつかず、非常に混乱しました。
そんなこんなで映画を見る気力も失せた一日であった。

巷で噂の「シネ砦」をようやくゲットし拝読。講評されてる101本のうち公開当時に22本しか見てない自分にショックを受ける。

夜、北朝鮮帰りの友人と銀座でしっぽり旨い和食。帰宅後、別の友人からメールで断酒会に入りましたとの報告。何かと忙しい。

結局最後まで1セットも落とさずの見事な優勝おめでとうございます、エナン。人間、テニスがあれば離婚の傷なんて癒えるもんです。

と朝からUSオープン女子シングルス決勝戦を見て満足してから、今日は約束通り映画美学校映画祭に足を運ぶ。映画美学校の学生でも卒業生でも関係者でもないのに何気に毎年行ってる気がする。マメでしょ。
久しぶりにロビーに入った瞬間AIBO大発生でかなりびっくりしてたら、一作目の『ロボット犬AIBOの「生」と「死」』(遠藤協監督)の関係者さんたちだった。
AIBOオフ会を開いたりマイAIBOに洋服を着せたりする飼い主の姿は新鮮ではあったが、監督さんご自身が後に仰っていた様に、撮影期間が短過ぎてかなり物足りないない内容になってしまっていたことが残念な作品であった。でも既にソニーがAIBOの製造を完全にストップしてる事実にはちょっと驚いた。いくらなんでも早くね?
二作目の丸谷肇監督『島影』は、自分が屋久島を旅した時の記録との説明だったのに、始まってみると、居候先の52歳独り暮らしの画家さん(男性)に関するドキュメンタリーで、知り合って何年経っても実態が掴めない監督同様うまいことはぐらかされた感有り。が、この男性が大変魅力的な方で60分見てても飽きなかった。部屋に流れてる音楽がいちいち渋かったり、台風で停電になった瞬間音楽が聴けなくなる事を最初に心配する姿がかっこよかった。途中で出てくる島の子どももやたら良くって、赤い服を着た少女がカメラをじっと見るカットはかなりドキッとした。怪し過ぎる手作りパン&ジャムを食べてるシーンがなかったことがかなり悔やまれる。
〆は高橋洋監督最新作『狂気の海』。実はかなり高橋監督ファンの私は相当期待に胸を膨らませていたのですが、想像以上のクレイジーさが感じられなかったことがちょっと残念でありました...。勿論面白かったんですけどね。34分という長さ故か、説明的な部分が多く感じられたり、単に笑える小ネタじゃなくってもっと変なものが見たいと思ってしまったり...(色々面白いことが行われてるのに私が全く気付いてない可能性は大いに有りやけど...)。でも男と女が話してるだけなのに不穏過ぎる雰囲気とか、核兵器を子どもと言ってしまう感覚はさすがに凄いとえらく感心致しました。

上映会終了後、とりあえずビールが呑みたいという理由で打ち上げに参加。久しぶりに大人数の、知らない人祭りの飲み会に参加して、色んな人に「何やってる方ですか?」と聞かれまくる事にちょっと疲れる...。

いつのまにか阪神首位なのなー。ええこっちゃ。

・ほんとごめんなさい、二日酔いで撃沈のため本日の約束果たせず。ほんとごめんなさい。明日とか来週はちゃんと行きます。
・昨夜途中参加した男友だちから「昨日はさすがにひどかった」と先程電話で説教された。色々ほんとごめんなさい。最近こんなんばっかり。こんな私に付き合ってくれるみなさまの優しさに心底感謝しております...。
・デジカメ無事発見。こういう時日記を書いてると数日前の自分の服装とバッグが思い出されて便利ですね。
・松本人志さんお誕生日おめでとうございます。
・『デス・プルーフ』に出てくるビッチにちょっと似ていると言われて結構浮かれる。
・折角敏腕コピーライターさんに名付けて頂いたので、これからは「キラキラ担当」を肩書きにして生きていこうと思います。色々頑張ります。
・折角一日家にいるのだから衣替えでもしようかと思ったが、あまりに大変そう過ぎて断念してしまった。お金払うから誰かやって欲しい...。
・「デスパレートな妻たち」がdisc6辺りから面白過ぎてやばいです。
・今夜も犬井は冴えなかった。痛恨の笛忘れ、は悪くなかったのなあ。

かなり久しぶりに神谷バーにて安っぽいつまみを食べながら電気ブランを呑もうツアーに友だち、と言ってしまっていいのか、10歳近くも年上の頼れるおねえさま方と連れ立って行ってみる。おひとりのお誕生日会を兼ねていたのでプレゼントにアマゾンでDVDを数本注文したものの、一番渡したかったヤツが半月近くたった今日もまだ手元に届かず渡せずじまいでスーパー無念...。
おふたりとも、バリバリにマスコミ関係でかっちょいいお仕事をこなしつつ素敵な旦那さまがいらっしゃりつつと、よく考えたら私との共通点は猫バカってことくらいしかないのだが、会う度気付いたら朝までコースで呑む。呑む。話す。今回も呑んだ、呑んだ、話した。勿論会話の内容は99%恋バナ。晩から朝まで恋バナ。幾つになって嘘に疲れた女たちにはチョコレートが必要なのさ...、と、最近自分の行動と思考の殆どが"パーマネント野ばら" の引用で説明がつくことにさすがにちょっと危機感を抱く...。いっそ虹色カラーにでもしよかな...。

ムチャー!お気に入りのデジカメちゃんがここ数日見当たらない。どっかに忘れてきたのか、どれかのバッグに入れっ放しなのか。探せません。

今回も健気に低気圧に体を嬲られ弄ばれ体調ボロボロですけど、負けじと健気に風雨の中シネマヴェーラさんへ向かう。偉いでしょ。しかも見る映画はベルナルド・ベルトルッチ監督の『ラストタンゴ・イン・パリ』(72年)。マジ偉いでしょ。こんな偉いヤツ私くらいちゃうかと思っていたが、劇場は結構な混雑。みなさんすごいですね。
偶然出会った40男とハタチの女がお互いの名前も知らないままセックスを重ねつつ、実は男は妻の原因不明な自殺に苦悩しつつ女は同年代の恋人と結婚話を進めつつ、ラストはイン・パリでタンゴ。「完全無修正版」なんて言うからもっと過激なエロシーン満載なのかと思ってたら、全然静かに美しい映画だったのでした。が、その美しさと素晴らしさは重々わかるものの、どーしてもマーロン・ブランド演じるおっさんの、全く違う映画を見た時にも同じ様な感想を書いた気がする様な、ええ歳こいて自分勝手で繊細ぶってるだけの自意識過剰なエロ親父(だってどうせ若い女がいいんでしょ。途中で出てくる様なホテルに現れるおばさんじゃイヤなんでしょ)という人物にイライラすることでいっぱいいっぱいになってしまったのでした...。およよ。でも、妻の愛人とお揃いのガウンを着てる姿の情けなさと最後の街を走るシーンのかっこよさと結末のいい気味な滑稽さが良かったので許す。女役のマリア・シュナイダー、絶対パーマあてへん方がよかったんじゃないとの思わなくもないが、えらい可愛かった。
こんな残酷な映画を31歳で撮るベルトルッチ監督ってスゴいなと思ったが、でもその十数年後には『魅せられて』とか『ドリーマーズ』を撮っちゃうんだよなと考えるとなんとなく微妙。

上映終了後、雨は大したことなかったのだが風が結構強くって、先日購入したばかりの超気に入ってる傘が壊れたらやだ、と我ながらマヌケ感満載の理由によりタクシーで帰宅。でも途中で大嵐になったので乗ってよかった。今は部屋がガタガタいい過ぎで普通に怖い。明日学校休みになればいいのにねー。

そう言えば。
障害をもってる孫が可哀相で見てられないと言うならば、見なくて済む様にと殺す前にお前が死ね!ボケ!!と、昨日雄叫ぶのを忘れていた。

いい加減新垣結衣と戸田恵梨香の見分けがつくようになりたくて、大九明子監督の『恋するマドリ』を見に行く。超久々のシネクイントさん、レディースデーサービスがなくてちょっとがっかり...。
ハタチの美大生、初めての1人暮らしで恋したり傷ついたり。前半は、思わずさすが映画と感動したくなる程SF映画並みに現実感のないピュアなガールズトーク(言うまでもなく私が聞けばという意味において)、ああそういうことだけでトキメキ感じれた時代もあったわねと微笑みたくなる胸キュンもの、なのに後半はプロレスラーが疾走したり飛行機や船やアメ車が爆走したり。気持ちいい裏切られ感が中々面白い映画でありました。最初の調子で、あまりにもわかりやすい偶然の連続で物語が進んで、このノリで2時間近くはキツいかもとちょっと思ったが、退屈することは全くなかった。突然現れる幻想が妙に怖くてドキッとしたり、アパートの縦の感覚が見てて面白かったり。でも着信音ネタは新喜劇のパクリですよね?
てか、初めてちゃんと見たけど新垣結衣ちゃん可愛いのなーー。表情が小動物みたいで心くすぐられる。惚れた。こんな娘同じマンションに住んでて欲しい(真横がAPCなんて言うおサレ立地には程遠い我が家ですが...)。結衣ちゃんが無理なら内海桂子師匠でも可。
菊地凛子、風呂上がりのヤンキーみたいな髪型(なんでか、常にそういうウェット感)はどうかと思ったが、久しぶりに笑顔が可愛かった。松田龍平を一瞬でもかっこいいかもと思ってしまった自分がイヤだった。山崎裕さんのカメラも素敵で、スネオヘアーの音楽も想像以上に良かった。

肩こりの痛みがほんと限界に達したので近所のマッサージ屋に駆け込んだら、ちょいエロ系のお店でショックだった...。なんか恨みでもあるんかよと思う程容赦のない揉み具合が気に入ったから別にいいんですけど...。

やっぱり好きな人に自殺されるってのは幾つになっても慣れない。いくらお会いした事ない人であっても。悲しいなあ。

yonjoと近所のファミレスでランチミーティング。本来の主題は、先日大阪で勃発した家族内紛争の東京でも話し合いの場を持たずにはいられないやっかいさ、だったのだが、隣りに座っていたヤクザのおっさんの、白シャツから透けて見えるランニングのあまりに斬新なデザイン(もうね、上手く説明できないのがほんと悔しいんですけど、凄かったのよ、脇のラインが。有り得ない開き具合だったのよ)に2時間以上ふたりとも目がクギづけでロクな会話が出来ない(数時間経過した今でもそれをネタにメールのやりとりで大盛り上がりのおもしろ姉妹)という予想外の結果に。でも、所詮私たち家族の問題なんて通りすがりのヤクザに負ける程しょーもないことなんだという結構ためになる結論が出たりもした。

夜は夜で、万惣のホットケーキを初体験、という一見ラブリーな行為をしながらその実、超ディープミーティング。なんで私の周りにはこうもやんちゃな人間が多いのだろう...。

sanjoとドラえもんの誕生日である今日、なんとなくお祝い気分でクエンティン・タランティーノ監督の『デス・プルーフinグラインドハウス』を見に行く。
ああああ、もうほんとビッチに生まれ変わりてえ!カート・ラッセルに殺されてえ!!鉄パイプ片手にアメ車箱乗りしてえ!!!以上。

昨年の優勝者である20歳のシャラポワが18歳のラドワンスカに三回戦でまさかの敗退という不測の事態が起こったのは、シャラポワの歳のせいでもなんでもなく、ラドちゃんの終始自信に満ちた力強いプレーの結果(シャラちゃんの彼女らしくないミス連発のせいでもあると思うけど)なのだが、私が今日一日身動きがとれなかったのは明らかに歳のせいである。2日前、無心に築地を歩き回った筋肉痛が今になって体を襲う...。切ない...。17歳の時から「早く歳とりたい!」が口癖だったものの、こういうのはあんまり嬉しくないもんですね。
なのでひたすらソファにゴロって友人の書いた脚本を読んでみたりデス妻まとめ見してみたりWOWOWのデンゼル・ワシントン特集をダラ見して「やっぱり黒人のスーツ姿ってたまらんなあ」と萌えてみたりして過ごす。で、ふと思ったんですが、アメリカのドラマや映画に出てくるやる気のない女ってなんでやたらと爪を磨いているのだろう。爪のお手入れって結構面倒で時間もかかるのに、男性(=監督)にとってはただの暇つぶしにしか見えないんでしょーね。

うう、ヒンギスも18歳の新人ちゃんに敗退...。

と、飼い主が酒と映画とマグロにまみれてる間、我が家のぽんず王子は明らかに何らかの皮膚病&肉球の一年越しの怪我に苦しんでいた...。
モチのロン心底愛してるし私の「好き」代表な彼ですが、ウチから最寄りの動物病院がちょっぴり遠く、アホみたいに暑い中アホみたいに太った猫をアホみたいに重いケージに入れて持ち運ぶ気力がない...、と一歩間違えれば虐待とも捉えられかねない状態を見かねた心優しい御方が運び屋をかって出てくれて、本日無事診察を受けたのでした。持つべきものは腕力と時間のある彼氏を持ってる女友達。
結果、皮膚病は大したことなく一安心なのですが、肉球の怪我が獣医さんもあんまり見たことない類いのものらしく、今後の経過によってはなんだか大変な事になりそうでちと心配。あの、エリマキトカゲみたいな首の周りにつけるカバーが必要になるかも。可哀相(放っておいた私が悪いんですが...)。

RIMG0535.JPG
病院にて色んな動物に囲まれて緊張しまくりだった彼もやっと落ち着きを取り戻してくれたご様子。何故か必ず映画のチラシの上で寝たがる。

えええ、シャラポワ負けるの!?