岸川真さんの連載が更新されました。感動の最終回なので是非ご一読を。

早速現実に戻って映画映画(&買い物&酒)の日々再開、と意気込んでも、駅まで行って改札を通る際に財布を忘れた事に気づいてとぼとぼ家まで戻ったり、居眠りしてたわけでもないのに生まれて初めて電車を乗り過ごしたりしてしまい、頭はまだまだ温泉モードっぽい。
それでもなんとか上映時間には間に合って、いまおかしんじ監督の『たそがれ』をレイトショーで鑑賞。成人映画としてのタイトルは『いくつになってもやりたい男と女』ってことで、基本的にはポルノ映画なんですが、中学時代の同級生が65歳になって同窓会で再会しお互いの初恋を確かめ合う物語はとっても素敵な恋愛映画で、だいぶ感動しました。主人公と相手の女性がラブホテルに入ってセックスするまでの長く丁寧な一連のシーンが特に良かった。ちょっとしか出てこない主人公の妻が最期にエロを求めるところもなんか泣けた。学生時代の回想シーンをおじーちゃんおばーちゃんたちがカツラかぶって演じてる姿にも感動した。ただ、ちょっとでも引きの映像になるとピンボケになることとアフレコのタイミングが酷すぎることが狙いなのかどうかはよくわからなかった。
これが「老人の性」についての映画として相応しいのかは微妙やけど、確かに若者の惚れたはれたじゃ感じられない想いはなんとなく理解できた、気がする。若者の惚れたはれたもよくわかってない私が言うのもなんですが。

と言うことで、ただいまでーす。

THE妖怪ニューハーフ、岡山と広島に癒しを求めて現実逃避の湯煙ツアーから無事帰還致しました。単身で新大阪に乗り込んで、そっから相方の男気たっぷりな運転で岡山までドライブ。帰りに尾道に寄ったりなんかして、冬の中国地方を満喫してまいりました。
多分みなさんが想像するレベルの6倍は酒と笑いにまみれたある意味超ハードな旅で、詳しく報告したい気持ちは満々なんですがなんとなく割愛。文字にして面白さが伝わらなく「結構普通やん」とか思われるんがしゃくだから。ただ、本当は一泊の予定が尾道で地ビールに溺れてる間に電車の時間とかどーでもよくなって急遽岡山のホテルに宿泊してしまったという事実でこの珍道中っぷりを察して下さい。あと、酔っぱらった勢いで真夜中に屋上の露天風呂に飛び込んだら転んで負傷しました。しかも朝気づいた。

今回泊まった岡山県湯原にある八景というお宿はマジで超おすすめ。建物もきれいし、お風呂もめっちゃいいし、何より料理が素晴らし過ぎる。田舎町の温泉宿(失礼)とは本当に信じられないレベルの繊細&洗練された食事で、本気で感動しました。なぜハワイに支店があるのかという謎はだいぶひっかかりますが。雪を眺めながらのお風呂も良かったけど、次回は是非桜の季節に来たいねえとリピーターになる気満々。

今回の思いでフォト。旅の途中でとっても残念な事になった相方の携帯電話。
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折れた瞬間5分くらい本気で酸欠で死ぬってくらい笑った。

何?このアシスタントディレクター

まあええわ。
何回行っても動物園の檻にしか見えない喫煙所が素敵な新文芸坐さんに中川信夫監督作品を見に行く。
『右門捕物帖 片目狼』(51年)&『右門捕物帖 緋鹿の子異変』(52年。タイトルの意味がよくわからないと今気付いた)、別にアラカンファンってわけでもないけどマキノに続いてアラカン主演。
片目狼はそれは立派なチャンバラ映画で、でも「右門なかなか出てけーへんな」と思ってたら実は最初から出ずっぱりの人だったとクライマックスで気付いた私に何か言う権利もないとはわかってるんですけど、でも、チャンバラ以外にも冒頭の大きな飲み屋で女たちが唄いながら階段を上ったり下りたりしてるミュージカルみたいなシーンや片目狼と姐さんの恋いのやり取りがかっこ良過ぎて痺れました。
『緋鹿』はそれはそれは立派なサスペンス映画で、歌舞伎の舞台と殺人事件が平行して進んでゆく始まりからかっこ良過ぎて痺れっぱなしでした。ラストの雪は泣けた。クールなキャラの右門に惚れかけた。
両方の作品に出てる名前はわからない俳優さんが、一瞬ほんまに嶋田久作本人なんじゃないかと思ってしまったくらいそっくりでびっくりした、とご報告。

と言うことで、いってきまーす。

おほほ。おほほほ。ついに手に入れた、ピエール・エルメ ミニコレクション。嬉すい。

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可愛いっしょ。素敵っしょ。うっとりっしょ(紙袋に穴が空いてないのがやや残念だが)。今回は春のストロベリーセット。
全部で8種類あるらしいが買うまで中身が分かんないってことで泣く泣く大人買いを断念。でもどーしても絶対に全部揃えたい。特に憧れのマカロンセットは欲しい。小さなエルメセットも欲しい。こういう、安いけどお金で解決出来ないものを頂くと私かなり素直に喜びますよ?

実はかなりのミニチュアコレクターな私。たまにデパートのおもちゃ売り場で子どもたちの羨望の眼差しを受けながらまとめ買いするのが好き。
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大きさを比較するためにタバコ置いてみました。特にお気に入りは切子食器。

久しぶりに「エンタの神様」を見たが、サンドウィッチマンのネタが微妙で悲しかった。相変わらずつっこみは冴えてたけど。

ど厚かましい大阪人気質とは言えさすがに今回は我ながらあっぱれな無関係状態でのこのことシャーリー・テンプル・ジャポン5の新年会風飲み会に参加してみました。お誘いありがとうございました。美味しい沖縄料理をつつきながら、同じテーブルにはカメラマンの芦澤明子さんがいらして超緊張。でも、てんぱりまくりの私に対してほんとーーに物腰柔らかに優しく話して下さるお姿に超感動。こんなに可愛らしくておちゃめ(失礼かもしれないけど、本当にキュートだった)な方があんな画を撮るのかと想像するとなんかちょっと怖くなったりした。
店を移動してからはひたすら若者をいじる。初対面なのに。名前もうろ覚えなのに。しかも自分がやられたらマジ切れする様ないじり方。酔っ払いっていやあね。

無事「レッドカーペット」を録画してた人発見。持つべきはお笑い好き友だち。VHS3倍録画でも文句言いませんよこの際。

本日は待ちに待ったTHE HELLO WORKSのライブに行ってまいりました。久しぶりにライブに行きたくなる程はまった音楽&ライブ自体が久しぶりなもんで、それはそれは楽しかったのでした。
ロビーではメンバーがサインしてたり、オープニングビデオが面白かったり、インストの曲には気の利いた振り付けがついてたり、前の席がソウルセット御一行だったり、女子トイレでは木村カエラに遭遇したり(可愛過ぎて悲鳴出た。マジで)、ラストの曲がハナレグミを迎えてのブギーバックだったり(生の声は一層色っぽかった。泣けた)で、サービス精神旺盛。塚本功さんのギターが最高かっこよく、私もパラッパへの熱を再び燃やそうと決意。ユニット名の通り、40前後の切羽詰まった男の子たちが本気で面白い事をしてる姿にえらく心打たれたりもしました。でもBOSEがほんとに小6の頃心斎橋のパルコで話した時と一切声も外見も変わってないのにはびびった。今年の夏は多分PAY DAY Tシャツばっかり着てます。

今日は、フィルムセンターさんの映画監督マキノ雅広(2)にて『恋山彦』(37年)と『喧嘩菩薩』(37年)と『鞍馬天狗』(38年)を見て、うわーお城の階段上りながらチャンバラ大乱闘とか公開処刑で大乱闘とか能の舞台で大乱闘とか橋の上での男女の駆け引きとか鞍馬天狗の名乗り方とかマジ超かっくいー!とアラレちゃん風に興奮しまくったんですが、観賞後に受けた電話やらメールやらで、先週の「レッドカーペット」二時間スペシャルを録画してる人間を探す事に血眼になってしまったり(誰かいませんかー!?)、今年のGWにタイに行くかドバイに行くかの決断で非常に気が重くなったり(どちらかによって私の家族内での立ち位置が決まる。どっちにしても敵は増える...)で、普段以上に映画の詳細がするすると脳からこぼれ落ちてしまい、普段以上にろくな感想が書けないのでした。残念な私。でもやっぱりチャンバラは面白いなあと熱心に感心した。

夜ごはんはモチのロンはなまるうどん。意外とおいしいんですね。

岡田秀則さんの連載が更新されましたのでご一読を。『私は20歳』はいい映画だ。

エロ映画だという情報しか持たずにアン・リー監督『ラスト、コーション』を見に行ったら、実は1942年の上海を舞台にした反日スパイ映画だった、と思ったらドM男の映画だった、と思ったらやっぱりトニー・レオン様の映画だった。
いや確かに重要と思われるベッドシーンはぼかしかかりまくりでかなり大胆な感じだったんですが、いかんせんこれが変態的にエロいわけでもなく官能的に美しいわけでもなく、ああえらいセックスしてますねとしか思えなくて残念。前作『ブロークバック・マウンテン』も基本的にセックスの映画だったが、根本的に監督さん自身があんまりエロくないんじゃないかしらん。作品全体も、衣装もセットも超立派で157分もある大作だけど、ああえらい頑張ってますねとしか思えなくて残念。
それでもいいシーンは幾つかあったりで全然おもんないってわけではなかったけど、とりあえず、主演のタン・ウェイの容姿に乗れなくて困った。設定的に幼い雰囲気なのは仕方ないとしても、ピーコが以前言っていた「丸顔の女優に悲劇は無理」という言葉を思い出さずにはいられませんでした。切ない恋の辛さも歴史に振り回される苦しさも彼女からは感じられずかにゃ。
しかし、老けたとは言えトニー様はやっぱり素晴らしかったー。やっぱりええ男やー。終止殆ど無表情なのに女を見つめる顔だけで十分。初めてレストランで食事に行くシーンなんか、面白いけどこれトニー様じゃなかったら見れないよなと思ったり。セックス中さえも無表情で一糸乱れぬ美しさなのはちょっと笑ったけど。
チャイナドレス姿の美しいおばさまたちが麻雀してるシーン、『デス・プルーフ』みたいならもっとおもろかったような。反日運動のリーダーが和泉元彌にしか見えなかったような。

いい加減にちょっとやる気を出して新宿に出てピエール・エルメでマカロンばか買いしてから松岡錠司監督の『歓喜の歌』を見に行く。外見がかなり好みの立川志の輔原作、しょぼい町の文化会館を舞台に頼りない主任のせいで起こってしまったママさんコーラスコンサートのダブルブッキング問題やら主任の私生活のトラブルやらママさんたちの事情やらがてんやわんやしつつ最後にはいい話。
むーん、つまんないってわけではないけれど、妙にコントの小芝居みたいなノリで押していく主要人物の演技(そのせいで面白い台詞もシラケて聞こえたり)とそれこそ会話や物語が進んでいくテンポのリズムに乗り切れず見てて気持ちよくなれなかったー。終盤になってコーラスのシーンが始まった途端面白いと感じたのは映画のせいなのか今じゃすっかりニューハーフボイスの私が実は合唱少女だっという過去の血が騒いだのか(NHK合唱コンクールとか出てたんですよ、これでも)は未だ不明。こんな大人数の色んなエピソードをまとめるのはさすが松岡監督と感心したけど、でも前半はもうちょっとサクッと希望。期待してた割にはやや残念か。
主演の小林薫、痩せましたね(最後の泣き方はどうなんでしょう...)。久しぶりに見た安田成美(去年の正月にハワイで目撃したけど)、喋り方とウィノナ・ライダーにしか許されない様な前髪の短さはやや受け入れ難かったが、やっぱり可愛かった。塩見三省の登場の仕方はずるいと思った。平澤由美の歌声はもっと聴いてみたかった。久しぶりに見たエモジュンが子持ちの役で、なんか感動した。

美味しい広島焼きが食べたいの、ってことで夜は飯田橋のれもん屋さんへ。普段は行列のできる人気店らしいがタイミングよくすぐ入れて、味にも大満足。おたふくマヨネーズなんて初体験。
二軒目に入った神楽坂のバーにて、男を3人引き連れた、お世辞にも美人とは言い難いレベルの女(ファッションのセンスなんかは男受けのポイントと自分の趣味を満足させる中途半端なバランス、服は駅ビル系やけどバッグはアニヤみたいな。全体的にもだらしなくはないけど中途半端にゆるい雰囲気。20代半ばですかねえ)がお会計の時に「あー!財布忘れちゃったー!」と奇声を発しているのを耳にして友人とふたりで本気でワインを吹き出してしまう。恐るべし猛禽...。こーゆー奴には一生かなわないんだろうなと無駄に凹む。まあ思いっきりそいつに聞こえるボリュームの声で文句を言っておきましたけど。あ、だからあかんのか。

朝イチで読んだ姉からメールがあまりに重くて(容量じゃなくて内容がね)なにもやる気が萎えた一日。
しかしあまりにもあまりにもなので夜はてっちり(この値段でこの味は結構凄い。東京で初めてふぐで満足した。おすすめ)を食いながら緊急ミーティング。でも父がいたから彼の奇行を眺める事に気を取られて一切生産的な話が出来ず無念。幾ら頑張って喋っても天然には適わないんだなと自分の無力さを痛感したりした。おもろ過ぎてずるい。でも9時15分前にはおネム過ぎて超静かになる彼(起床は午前3時半)。

トイレに入って腰を掛けようとした瞬間猫が便座に飛び乗ってきて避ける間もなく上に座ってしまったら見事に落ちてた。笑えた。

昨夜結構早めに寝たのに起きたら15時で、なんかやる気が一気に萎えた一日。

土曜の午後に暇と孤独を持て余した28歳女たち(書いてて自分で泣きたくなってきた...)が遠距離電話で大盛り上がり。電話越しに酒を勧められ素直に昼ビールしてしまうピュアな私。
「寒くて外に出る気がしねー。コタツのスカートがあればあんたに会いに行くのに!」と熱いんだか寒波に負ける程度の弱さなのかよくわからない友情を確かめ合いつつ、四次元ポケットに幾ら出すかという話が熱を帯びだした辺りで自分たちのアホさに気付き、軽く凹む。でもこれ絶対ギャラ貰えるよなと真剣に納得し合う程面白い会話だった、はず。挙げ句あらびき団への出場を本気で検討しだす愉快な私たち。
でも、電話の背後で彼女の娘が「もう鍋いやや!ステーキ食べたい!」と大騒ぎしているのが聞こえたので、もうちょっといいもの食わしたれとそこは大人に説教しておきました。

昼過ぎに起床してちらっと会社行って帰宅してひたすら漫画を読んでいたら夜の集会の時間になっていた。
昨日数ヶ月ぶりに体重計に乗って気を失いかけた(マジで)というのに早速鬼のように中華をもりもり食べて、可愛らしくて頭の切れる女子と色々お世話になってる男子と共に映画やら映画やら恋やら映画やらに関する話に花を咲かせる。褒められるのは苦手です。最終的に全てはリズムだという結論に至る。そう言えば小沢くんもそんなこと言ってたなとさっき思い出した。

ミネラルウォーターは通販で箱買い派なんですが、今までコントレックスだったのを今回初めて温泉水99にしてみた。かなり美味い。おすすめ。

      

デンゼル・ワシントンが好きなんです。結構本気で好きなんです。彼がスーツ姿で突然迎えに来たりしたら(多分来ないけど)腰砕けます。
なのでリドリー・スコット監督『アメリカン・ギャングスター』を見に行く。バレンタインデーに好きな男をでかいスクリーンで眺められて幸せ者だよ私は。
まあ2時間37分間(長い...)デンゼル君は相変わらずかっこよかったけど映画自体は最後の20分しか盛り上がれずちかりた。70年代の黒人麻薬ディーラーと彼の正体を暴こうとする刑事の戦い、実話だという物語は中々面白がったが肝心の二人が顔を合わすまでがタラタラ長過ぎる&一番重要な対面シーンが全然かっこよくないの。警察が売人たちのアジトに乗り込む辺りがやっとちょっと興奮できたけど(団地の一室に向かう警官たちが階段上って息切れし過ぎなのが笑えた)。「あんまり鉄砲が出てこなくておもんなかった!」と義兄が文句垂れてたのを思い出し、ちょっと賛成。大きいボクシングの試合会場で張り込みをするってアメリカっぽくてなるほどねとちょっと勉強になった。
80年代のアイドルみたいな髪型のラッセル・クロウは相変わらず何がかっこいいのかよくわからず。西洋ではセクシーな男性と受けが良いらしいが、街で会っても誰か気付かない気がする(多分会えへんけど)。デンゼル君の家族たちはみんな可愛くて良かった(特にお母さん)。
それはともかく、毎月14日はTOHOの日ってことで東宝系の映画は千円で見れるんですね。初めて知りました。

佐藤央さんの新連載「月刊映画日記2008」が始まりました!是非ご一読を!!見た直後は「うーん、普通。」としか思えなかったのに時間が経つにつれて「いや、やっぱりかなりいいかも...。」と思えてくる不思議映画『ミスター・ロンリー』についての興味深い文章になっております。

本日は、先日の連休に帰省していたyonjoとディープミーティング。重い、重いよ、重過ぎるよと二人で頭を抱えながらもの凄くダークな話をしていたのに、数時間後には佐藤氏を交えて下ネタ祭り。エロってやっぱり凄いね。

本日の寂聴のお言葉、「二月は日数が少ないので、あっという間に日々が過ぎていってしまうのです」。こんなこと言って金稼げるなら私もgojoカレンダー出したいわと本気で思った、という報告。

寝不足気味の頭を抱えながらも雨の中頑張って早めに行ったのに整理番号ヒト桁はちょっと寂しいんじゃないのと思ってしまうルノワール+ルノワール展にて『フレンチ・カンカン』(54年)と『素晴らしき放浪者』(32年)を鑑賞し、スクリーンを眺めながらかなり本気で「今この場で誰か私を殺して」と一人思い詰める。幸せの絶頂で死ぬって良くない?
『素晴らしき放浪者』は数年前にどっかの劇場で見た記憶があるのでそれなりに覚悟は出来ていたが(ミシェル・シモンの白目は相変わらず素晴らしかった)、実は初見の『フレンチ・カンカン』はさすがに感動し過ぎて泣いてしまった。ジャン・ギャバンを巡って何もそんなにドタバタしなくてもと思ったり(でもああいう男がやたらモテるのは分かる)、ラストの彼の言葉には本気でむかついたり(私があんなこと言われたら速攻劇場放火してやる)したけど、最後の最後に所狭しと踊り狂うダンサーたちのあんなステージを見せられたら涙するしか出来なかった。とりあえずとにかく凄かった。
若い子ちゃん役のニニも十分可愛かったけど、個人的にはローラの気高過ぎる美しさにクラクラしっ放しでした。「君は何をやっても許される存在なんだ」なんて言われてみたい。見ながら、ルノワールさんは相当嫉妬深い女と付き合ってきたんですねと労いたくなった。歌い子がエディット・ピアフだとは知らなんだ。全てに薄いピンクが絡んでいる画面の色調がたまらなく私好みだった。万歳。

帰宅後久しぶりにJOBAに乗ったらお尻がつって泣く。

映画を見る前に急遽仲良しの新作メイキングやら監督作で大忙しの若手監督さんとミーティング。映画館に着くなり仲良しのドラマに舞台に大忙しの若手俳優さんと遭遇。何これ。

ルノワール見たいけど(殆ど未見...)混んでるのがやだにゃーなんて言ってたら一生見れないのかにゃーと思ったので意を決してルノワール+ルノワール展に向かったら、拍子抜けする程空いてました。いい事なのか悪い事なのかと逡巡しながら今更『ゲームの規則』(39年)を初めて見て、客の入りなんかどうでもよくなる。多分よくないけど。
戦争直前、上流階級な人々の「浮気って、隠さなくていいもんなんっすか?」と尋ねたくなる程乱れた男女関係がそんなにドタバタしなくてもと落ち着かせたくなる程ドタバタしながら進んでいく物語、と自分で書いててルノワールさんに申し訳ない気分になる説明文ですが、非常に非常に面白かったです。
舞台が別荘に移ってから、登場人物たちが動き回って色恋沙汰に必死になる姿は大いに笑えたけど、突然兎が死にまくったりガイコツのダンスが始まったりで怖かったり。悲恋のラストかと思いきや最後の一言が超クールだったり。勝手極まりない男心の勉強になったり、やっぱり金があろうとなかろうと最低限の規則は守って頂かないねと勉強になったり。何故か、出てきた瞬間木に衝突する車にやたら感動した。夫と不倫相手に揺れる主人公が若くて可愛らしいわけでもないことにも感動した(勿論美人な女優さんやったけど)。衣装がやたら美しいなと思ってたらココ・シャネルだった。はて、明日からも入場出来るくらいには空いててくれてるのだろうか。

ちょっと前に「大奥」(よしながふみ著)第三巻を読んで「やっぱ漫画ってマジすげえ!」と改めて驚愕して以来火がついてしまった漫画愛。元々大好きやけどあんまり手を出すと半端なく増えていきそうなので一応自粛していたのです。
面白い漫画が読みたいけど最近のってよくわからないからとりあえず信頼できるセンスをもった友人知人たちのリコメンドを試してみたら、大当たりだった。ギャグ漫画ばっかりやけど。

中村光の「聖☆おにいさん」。

世紀末を無事に越したブッダとイエスがバカンスを利用して下界に降り立ち、立川のアパートでルームシェアしながら日々を過ごす物語。二人ともなんでか微妙におネエキャラ。この、日本でしかあり得ない発想に感心するまもなく、ギャグの面白さにやられます。神輿でアーメン、は久々のヒットだった。絵も丁寧で読みやすいし、おすすめ。

東村アキコの「ひまわりっ〜健一レジェンド〜」。

モテない系女子のバイブル「お父さんは心配性」(岡田あーみん先生)の影響をモロに受けているという時点で愛さずにはいられない素晴らしい漫画なんですが、あーみん先生にも引けを取らない程の妄想爆走系のギャグはほんとお見事。第一巻ではまだ遠慮がちだった笑いが二巻になった途端炸裂で、ビジーフォーの紅一点ネタには唸った。作家の阿部和重さんも大絶賛してらっしゃいます。おすすめ。
第八巻まで出ているが今回は二巻までしか買わなかった。が、さっき速攻アマゾンで全巻注文。ついでに「きせかえユカちゃん」も全巻(11巻)大人買い(こちらは松尾スズキが絶賛してました)。歳とって良かった。これでしばらく笑いには飢えずに生きていけそう。

猫村さんは苦手だったけど、ほしよりこの「僕とポーク」も面白かった。泣けた。山本直樹の「レッド」も早く二巻が読みたい。浅野いにおはまだ微妙。

そして案の定揉み返し。それでも7時に起床して8時には撮影隊ご一行を笑顔で迎える。偉いでしょ。本日は久しぶりに映画の撮影に家を貸したのでした。
スタート早いよーとぶーぶー文句たれるも撮影は殆どリビングで行われていたのでその間寝室で爆睡。ほんと部屋貸しただけ。極寒&大雪の中ヤングなスタッフ&女性監督たちは大いに頑張っておられた、と思う。あんま見てないけど。
しかし、飼い主がぐーぐー寝てる間にも、我が家のぽんず様は初体験とは思えぬ素晴らしい芝居を披露しスタッフたちの度肝を抜いたらしく(見てないから想像)、近々華々しい銀幕デビューの予定。
と、なんにもしてないくせに食事だけは昼夜共にお弁当と現場の人間っぽいことをしてみたので明日は100%胃もたれの予感。久しぶりに食べたんで美味しいなあと思ってしまいましたが。

映画の撮影に家を貸すのは嫌いじゃないのでみなさんどうぞと言いたいところだが、やっぱりリビングに50インチのプラズマテレビがある&ラブホテルにしか見えない寝室(超心外)な舞台設定てなかなかないわなと気付いた。

行かな行かなと思いながらも今日が初日になってしまったフィルムセンターさんの映画監督マキノ雅広特集。
で、やっと『丹下左膳 坤竜の巻』(56年)と『丹下左膳 昇竜の巻』(56年)を見たんですがね、これ三部作のうちの二部と三部で、でも丹下左膳やしマキノ雅弘と言えば次郎長やしと全く根拠のない思い込みで一部見なくても大丈夫(仕事だったから13時の回が行けなかったんですー)と余裕かましてたら、結構複雑な話&かなりシリアスな雰囲気で、途中から見てしまったことを一人悔いる。それでもじゅうううぶん面白かったんですけどね。
持ってしまうと人を斬らずには居られなくなる刀を手に入れてしまい苦悶する左膳を巡るあれやこれやのこの映画を見て『ロード・オブ・ザ・リング』を思い出したのは多分私だけだろうと思われるが、そんなお話。片目&片腕の左膳によるチャンバラがとにかくかっこよくてかっこよくて。でも左膳が殆ど出てこない三部もかっこよくてかっこよくて。若き日のフランキー堺が可愛くて。と、とりあえず痺れっぱなしだったのですが特に好きだったのは最後の女が左膳のために鉄砲片手に戦って死に、左膳が女のために数珠を刀代わり(かなり無理ありますけど)に戦うところ。大人数の侍が一斉に身構えたり刀を構えるタイミングの見事さも凄かった。出てくる女優さんたちの会話のテンポがやったら色っぽくてくらくらした。月丘雪路かっこEー。むちゃー、既に数本見逃してしまってることをひどく後悔。

今夜は奇跡的に突然夜遊ぼーよとのお誘いが数件舞い込んだのだが、ほんと今人前に出て笑顔になる自信がないってくらい肩凝りが限界にきてたので泣く泣くみんなお断りして大人しくマッサージ屋さんに駆け込む。明日100%揉み返し。

映画を見る前に立ち寄った本屋さんで、仲良しのドラマに舞台に大忙しの若手俳優さんとばったり遭遇。映画館に入るなり、仲良しの新作メイキングやら監督作に大忙しの若手監督さんにばったり遭遇。なんか、悪いことってできないなと身につまされた数分間であった。
で、ハーモニー・コリン監督最新作『ミスター・ロンリー』鑑賞(デビュー作『ガンモ』は、猫を殺すなんてダメという理由のみで苦手でした)。
24時間マイケル・ジャクソンの物真似をして生きてる男が24時間マリリン・モンローの物真似をしてる女と出会い、新宿ものまね館みたいな場所で癒されつつ尼さんたちはスカイダイビングを楽しみつつと言う、どうにも説明し難い物語。でもこれでも以前のやんちゃ坊主な作風からは想像出来ない程の落ち着きっぷり。人って大人になるのねと感動しました。その落ち着き方があまりにも堂々とし過ぎで物足りなかったと思わなくもない。贅沢な文句ですけど。
それでも素晴らしく美しいシーンは幾つもあってひどく心打たれたり、ええこれで終わっちゃうのと失望しかけた途端期待を裏切らないラストだったりで十分満足は出来たんですけどね。個人的には老人ホームのシーンが好きでした。
主人公がマイケル・ジャクソンを真似てる白人、でもマイケル本人は白人を真似てる黒人、とか考えだすと訳が分からなくなって頭から煙が出そうになったのでその辺の問題はパス。やっぱりサマンサ・モートンはたまらなくきゃわいいなあと感動。チャップリン役のドニ・ラヴァン、やっぱり日本来てる間に会いたかったなと後悔。観賞後友人とビールを飲みながら話し合った結果色んな意味でやっぱりゴダールなのかと納得したり出来なかったり。むーん。

うっかり水曜の池袋なんかにティム・バートン監督の『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』を見に行ったらギャルでぎゅーぎゅーでした。ええこっちゃ。
ミュージカル劇だとは知っていたけど、まさかこんな、いやいやそんなえげつない程グロくて救いのないことしながら声高らかに歌い上げられてもと突っ込みたくなるような恐怖と残忍さに満ちた映画でかなり驚きました。『人肉饅頭』もびっくり。面白いとか以前にこんなものをこんな規模で作ったティムさん凄いなと感動しました。十分面白かったですけど。上映終了後のギャルたちの反応もかなり面白かった(みんなすっごいしかめっ面だった)。
好きだった『バットマン』を思い出すロンドンの暗ーい街と大好きだった『シザーハンズ』を思い出すジョニー・デップの素晴らしい横顔に満足。いつまで経っても名前を覚えられない相手の女優が相変わらず好きになれなかったこととジョニーの歌声がちょっと甘くて若干ショックだったことが悔やまれます(ボーダー姿は可愛かった)。シーンが変わるたびにジョニーの目の周りのメイクの濃さが微妙に違ってて感心した。若い船乗りくんがかっこよかった。

夜は、たまに宅配ピザって食べたくなるけど独り暮らしの女じゃ食べきれないし出前って微妙に怖いし(トラウマ有り)友達と一緒に頼むのが一番よねの会(参加者2名やけど)。あああ食った食った。

実は初体験なニコラ・フィリベール監督、『動物、動物たち』(94年)を見に行ってきました。
パリ国立自然博物館が再建される様子のドキュメンタリー、ってか、単に監督が「剥製っておもしろくね?」と思って撮っただけやろと突っ込みたくなるような作品でしたが、確かに面白かったです。あらゆるほ乳類の見事な剥製がトラックの荷台に乗って運ばれてたり、普通はファイルが置かれているような棚に所狭しと猿の剥製が並べられてたり、一から剥製が作られてる過程を眺めるのはただそれだけで心躍った。マンモスの剥製を移動させる際は濡れタオルが必要、とか、アライグマの口元には紙粘土、など色々勉強にもなりました。それらを黙々とこなすパラタクソノミスト(さっき覚えた)さん達の真剣な顔も素敵だった。こんな仕事してる人と結婚したいと思った。たまに現れては「動物の配置に物語がない」とダメ出ししまくるおじいちゃん(何の専門家かは不明)がかっこ良かった。59分と言わずもうちょっと長く見てたかった。
それにしても剥製ってほんと立派できれいなものなんですねえ。20年後にはぽんず様も。

デ・ニーロがオバマ候補を応援してる映像を見て思わず笑ってしまった...。でも私クリントンがいいなあ。自分の野心のために世界中に知れ渡った旦那の浮気を許すなんて並の男の比じゃない根性だと思うんですけど。

予告を見て何となく気になった『ぜんぶ、フィデルのせい』(ジュリー・カヴラス監督)を見に恵比寿へつるつる。
1970年のフランス、インテリでブルジョアな家庭でぬくぬく育っていた9歳の主人公は突然キョーサン主義に転向した両親に振り回され生活が一変(家が小さくなったり休日にデモに参加させられたり)したことに激怒し「ぜんぶフィデラ・カストロのせいだ!」と大人たちに反抗しまくりながら成長したりする物語。カストロが何をしたのかあんまりよく知りませんが、基本的には9歳の少女しか映ってないのに99分という時間でここまで家族やら歴史やら友情やらを描ききってるのはすごいかもと感心しました。ちょっと『ペルセポリス』な香り有り。
常に仏頂面の主人公が大人の理不尽な行動に大声で異を唱える姿に、そんな経験もないくせにやたらと「その辛さわかるわあ」と共感してうっすら泣いてしまった。監督が女性(コスタ=ガヴラスの娘だそうな)だからか、母親と娘の関係も甘ったる過ぎなくて良かった(大喧嘩した後に一緒に寝る下りとか)。家政婦と友達を同等に扱うのはいかがなものかと思ったが、最後のカットにはおよよと泣いてしまった。小生意気な弟がもうちょっと活躍してもよかったんじゃないかしらんと思わなくもなかった。やっぱり白人の子どもがカラータイツを履くのは絵になるなあとうっとりした。と、中々つるつる甲斐のある映画で嬉しかったのでした。

夜は、レイトショーにて『夕映え少女』鑑賞。
東京藝大に在籍する(していた?)4人の監督さんによる川端康成原作作品のオムニバス映画。勝手にめっちゃ自主映画っぽいものを想像していたら全部キャストがえらい豪華でびっくりした次第。
4作品それぞれに対して色々思うことがあったりなかったりですが長くなるのもあれなんで失礼ながらはしょらせて頂くと、一番印象に残ったのは船曳真珠監督の『夕映え少女』ですかね(色眼鏡じゃなくてほんとにね)。短編だとか原作ものだとかいう条件を最も逆手に取って自由に映画にしてるところが良かった。最初のカットと心中のシーンにはドキっと致しました。『夢十夜 海賊版』に続き、満足させて頂きました。
それにしてもそもそもこれは何故川端康成を映画化するという企画になったのであろう。あえてこんな無茶をする理由がかなり気になった...。

と、ご覧の通りこの3日間明らかに無茶したせいで本日は撃沈。体力の限界&大雪&生理痛&肩こり&食べ過ぎによる胃もたれに苦しみながら一歩も外に出ない一日を過ごしてみました。
食料を買いに行くのも怖いので(100%転ぶ)家に残ってた野菜と肉で一人鍋でもするかとガスコンロをセットしたら、軽くガス漏れ起こしたらしく、火をつけた瞬間もんの凄いでかい炎が上がって猫と二人で大声をあげて驚いた。生まれて初めて顔面に火を浴びたよ俺は。もう一回つけたら爆発とかするのかな〜と人生最大級のスリルを味わいながら二回目の点灯に試みたら普通についてくれて心底ほっとした。いい加減こういうことが普通に出来る大人になりたいと思った冬の日でした。

巷で噂の化け物サミット代表化け物(年下)がこの度めでたく結婚する運びになったということで、サミットメンバーが東京から大阪からわらわらと茨城は水戸で行われる披露宴へと出席して参りました。
ハタチの時NYに単身留学し、マンハッタンのど真ん中で通りすがりの日本人に「マンハッタンどこですか?」と訪ねた彼女。M1のビデオを全巻持ち揃え、関西人の我々も認めざるを得ない程お笑い馬鹿の彼女。面白いのは十分わかるが、披露宴のテーブル名が芸人の名前ってどうなのよ。
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私たちのテーブル。

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お隣のテーブル。

このレベルならまだしも、COWCOWとかジャリズムとか、茨城の人に通じるのか?その前に旦那さんよう許したな!と会場に入った瞬間度肝を抜かれる。
その後も、すべらない話仕立てのオープニングビデオとか、幼少の頃アイドルに憧れてた新婦の一夜限りのステージとか言って彼女の写真入りのうちわを持った親衛隊を引き連れて聖子ちゃん熱唱しながら入場してきたり(旦那は後ろでぼーっとしてた)とか、こんなにテンションの高い披露宴も貴重やろと感心しきりの3時間(ネタあり過ぎて長い...)でした。でも最終的には、数年前は性病に悩んでいたこいつも今じゃ立派な花嫁かと感極まって泣いたりしたんですけどね。
残念ながら新郎のお友達にナイスなメンズを発見することは出来なかったが(明らかに我々の派手さに地元の方たちは引いていた)、明るくて面白くて平和な、めちゃんこ素敵な披露宴でありました。めでたしめでたし。

未だ実態が掴めない44マグナムな夜のおにいさまが突然上野で立ち飲み屋を始めたというので(そして未だ本職は謎)オープンの記念に駆けつける。

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きゃわゆいお店のロゴ。ねこじる。

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大人な店内の雰囲気。お酒の品揃えも私好みで素敵。我こそは酒好きという方是非一緒に行きませう!