と言うことで、嫁入り。
はるばる湘南からぽんず先生のお嫁さん、そらちゃんが我が家にいらっしゃいました〜〜。わっしょいわっしょい、ぴーひゃらぴーひゃら(つっても去勢&避妊カップルですが)。
長年の夢だった多頭飼い、猫に埋もれて窒息死したいという夢に一歩近づいたぜ!と浮かれ気分も束の間、新しい環境に警戒しまくりのそら嬢はDVDデッキの奥から数時間微動だにしてくれず、ラブリーなショットをお届けすることは困難を極め...。これで彼女の美人っぷりが伝わるか不安。
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まあまだ一日目なので気長に付き合って行こうと思います。早速引っ掻かれて指腫れまくってますけど(猫ひっかき病と言うらしい)。
しかし今回意外な発見だったのが、ぽんず氏の男気。もしくは予想以上のアホさ。どんなに嫌がられても威嚇されても何度も果敢にそらりーぬに近づいて行こうとするお姿(特に喧嘩売ってる風でもなく、腰低めに)はトレンディードラマの武田鉄矢みたいでちょっと泣けます。拒否される度にすごすご人間側に逃げてくる姿も情けな過ぎて泣けます。ぽん吉&そら子カップルが一日も早くいちゃいちゃするよう、みなさんでお祈りしましょう。

雨の中杖をつきながら今日も夜な夜な渋谷に出て東京藝術大学大学院映像研究科第二期生終了制作展(長いよ)に向かう。
今宵限りの上映ということもあってか場内は大盛況&屈辱の床座り。なんて骨体と頭とお尻を抱えながら濱口竜介監督の『PASSION』を鑑賞。濱口監督の作品は今まで拝見したことがないのでなんの期待も予想もしてなかったのですが、これがあなた、えらいよく出来た男女5、6人恋物語で、同年代の映画監督が撮った恋愛映画でこんなすごいの初めて目撃しました。
115分間基本的には激しい会話劇、その脚本がとにかく上手い。もしこれを本当に監督ご本人がお一人で書いたというならちょっと怖いくらい上手い。いやー上手い上手いと感心しまくり、が故に、映画の中で「脚本なんかどーでもええわ!」と思える瞬間が弱かったのが残念と言えば残念、と意地悪くケチつけたくなる。ごめんなさい。ここまでモロ出しの脚本なのに映画としてはちょっとかっこ良過ぎなような気がするような。
内容としては、冒頭主人公の29歳のお誕生日会から始まるということで、アラサー独身女には見ながら目を背けたくなるようなイタいものとなっており、男の馬鹿さと女の面倒臭さが見事に表現されているものとなっております。そこにまた意地悪くケチをつけるとしたら、ごめんなさい、個人的にこのラストはちょっと男のドリーム臭がきついかなと感じました。川上弘美ならこうはならないよなと思ってしまったり。
それでも、役者さんたちの芝居はそれぞれ素晴らしく(こんな怖い天光真弓さん初めて見た)、タイトルが出る瞬間は超かっこよく、東京の街は美しく、学校のシーンは異様に怖く、その他諸々非常に感心させて頂きました。
とか偉そうなこと言っときながら実は途中で尾てい骨のあまりの痛さに集中力が欠けてしまったりしたので、これが今回限りの公開ってのはさすがに勿体ないし多分またどこかで上映される機会はあるだろうと思われるのでもう一度見直したい。その際にはみなさまも是非。

さて、明日は嫁入り。

起き抜けにぼーっと眺めていた情報番組で、つのだ☆ひろとつのだじろう(「うしろの百太郎」)が兄弟だという事実を生まれて初めて知ってかなり衝撃を受けた。みんな知ってたならなんで今まで教えてくれなかったんだ。

そのままぼーっと昼の情報番組で流れた船場吉兆廃業の会見を見ていたら、もうこんなおばーちゃんを寄ってたかって苛めんなよとむかつきを覚える。実際吉兆にも行ったことない貧乏人どもがガタガタ騒ぐなと肩も持ちたくなる。

そのままダラダラと夜の渋谷に出、ユーロスペースさんにて東京藝術大学大学院映像研究科第二期生終了制作展(長いよ)に足を運び、瀬田なつき監督『彼方からの手紙』を鑑賞。二度目の上映だというのに立ち見が出る程の盛況ぶりでびびる。
瀬田監督作品は映画美学校時代に撮られた『とどまるか、なくなるか』しか拝見したことないのですがそれがとても好きなので今回も期待しながら見てみたら、期待通りに面白くて、所謂自主映画的なもを見て久しぶりに疲れなかったのでした。
主人公の少女がちょっとべっぴんさん過ぎて、この子が映画の中で何をやってもそりゃいいように見えるやろうし映画の中で変貌していく面白さがわかりづらいんじゃないかしらんと危惧しなくもなかったが、それでも夢だか現実だかわからない舞台で彼女がバレエを披露する姿には本気で感動したし、覚せい剤だか雪だかにまみれる姿も大変きれいで、10代の女の子をこんなに過不足のない美しさで撮れる瀬田監督やっぱり凄いと思いました。バスの中のシーンとか観覧車の背景とかも良かった。音楽もかっこ良かったです。結果的によく分からない物語も良かったです。次回いつどこで上映されるかわかりませんが、もし機会があれば是非。
とまで書いておいて今更なんですが、今回スクリーンを見ながら私が最近の自主映画全般を今イチ好きになれないのはこの韓流ドラマチックな画面の明るさのせいだと気づいたのです。DVで撮影されているからと言ってプロの監督の作品に違和感を感じることは滅多にないのですが、なぜ自主になった途端あんなに眩しくなってしまうのでしょう。特に室内。どなたかどうにかして下さい。

まあ冗談は冗談として。

本日は、股関節の激痛に完敗。何故か突然見事に右側の股関節だけが動かす度に奇声を発せずにはいられない程の痛みが私を襲う。左足のびっこもまだ完治してないので、歩く姿が情けないを通り越してなんか愉快なことに。覚悟はしてたけどあああとうとう大腿骨頭壊死が私を襲ったかと半ば諦めながら近所の整形外科に行き、グラビアアイドル顔負けのポージングでレントゲンをぱしゃぱしゃ撮りまくり、お医者さんに「はーい、お股触るねー」と微妙な声をかけられてると、なんでこんな天気のいい日に俺はこんなことせなあかんねんとさすがに凹みかけたが、レントゲンの結果骨に異常はないのでとりあえずは深刻な状態でないということがわかりちょっぴり安堵。それでも痛みが引くまでは当分かかりそうなので、しばらくは都内の映画館にバランス感覚の狂ったちっちゃい女が出没しますが、皆様暖かい目で見守ってやって下さい。

世間様では色々重要な映画が上映中と知りつつも、先日公開されたばかりの監督・脚本・主演シルベスター・スタローン『ランボー 最後の戦場』に足を運んでしまう。
スタローンと言えば肉体派筋肉映画と勝手に想像していたら、実際はこれがどえらいスプラッター映画で(すっかり忘れたけど、前作とかもこんなやっけ?)、村人は手当たり次第虐殺されるわ女と少年は容赦なく犯されるわその様子がこれでもかってくらい激しく描写されるわで、結果的には大変素晴らしい映画だと思うのですが、某文豪が仰っていた「どんな穏やかな人でも見終わった後は殺伐とした気分になるよ」という感想の正しさが理解できたのでした。
ミャンマーでの殺戮軍を相手に雨の中戦いまくるランボー(既にスタローンか)は最近見たどんなヒーローよりもかっこ良く、結構込み入った話と激し過ぎる戦闘シーンをまとめて90分でお届けするスタローンは実は凄い人なんじゃないかと今更気づいた次第。ラストの銃撃戦は勿論、他の細かい芸もすごい良く出来てると思うし。最後の哀しそうな目も泣ける。
と、これはこれで非常に満足なのだが、さすがに先日のオールナイトから続く撃ち合いによる大量殺人モノの映画を見るのにいい加減疲れた...。男の欲求不満にはこれ以上付き合ってらんねーよということで次回はハートフルなヒューマン映画を希望...。

・佐藤央さんの連載が更新されました。是非ご一読を。私も近いうち必ず岩波ホール行くっす。頑張るっす。
・久々のオールナイトでよれよれになった体にスタミナを注入するため本日は新大久保のハレルヤにてコプチャンジョンゴル(てっちゃん鍋のヴァージョンアップしたやつみたいなの)を食す。めっちゃ旨かった。よしながふみ先生に感謝。
・JINRO片手にヘビーミーティングの結果、結婚したガールじゃないアラサー女子を受け入れてくれる優スウィートでステキングなメンズが絶滅危機であるという事実が判明。ああやだやだ。
・今更やけど、生理前の自分の異常な食欲が恐ろしい。食べ過ぎの言い訳とかじゃなくてマジでマジで。マジで。これどうにかする方法ご存知の方がいたら本気で教えて欲しい。よろしくお願いします。

昨日は、渋谷やら品川やらでの呑みの連打が響いて撃沈。

本日は、夜な夜な吉祥寺バウスシアターさんでの爆音映画祭オールナイトへ。あたいは早めに行ったから大丈夫やったけど雨だというのに最終的には立ち見になる程の大盛況で何より。
黒沢清監督『ココロ、オドル。』(04年)、生まれて初めてスクリーンに映る自分の姿に感動する間もなく、爆音ヴァージョンの超かっこいい音楽とその迫力に口の半開きが止まらなかった。すごい良かったです。一日目の撮影で5年振りくらいにダッシュしたら足を痛めて二日目に参加できたかったことが改めて悔やまれます。
スティーヴン・スピルバーグ監督『プライベート・ライアン』(98年)、絶対疲れるから途中で寝ようと思ってたのに公開当時以来に見てみたら普通に面白くて普通に一睡もせず堪能してしまった。一度見たくらいじゃ本当に色んなものを見逃してるんだなと今更反省。最初と最後の戦闘シーンの爆音っぷりは想像以上。体験出来て良かった。
サム・ペキンパー監督『ワイルドバンチ/オリジナル・ディレクターズ・カット』(69年)、ああ私も酒樽の中で裸で男とまみれたいとかギャグでしかないレベルの勢いで男の頬をしばきたいとか橋に馬並べて落下させてみたいとか友情のために復讐に燃えたいとか色々興奮しまくった。二回目(多分...)やけどめっちゃおもろかった。が、さすがに『プラ・ライ』と続けて男たちがひたすら銃をぶっ放して人殺しまくってる姿を眺め続けるのは「お前らそんなにやりたい盛りか!」と突っ込まずにはいられず、ちとちかりた。この二本似てるなという事実には気づけたけど。他にも色んな映画を思い出したり。大変工夫されているらしい爆音での下品な笑い声と銃声は勿論素晴らしく。
映画以外にも、樋口泰人さん&篠崎誠監督のトークにて爆音映画体験の意味ついての素敵なお話が聞けたり、久しぶりにお会いした某文豪におニューのGUCCIの雨用長靴姿をやたらと褒められたりと、体力は消耗しまくったけど楽しい時間を過ごせたのであった。めでたしめでたし。

ということで、勿論『お城が見える』に対する不快感というのは褒め言葉なのですが、昨夜見た2本のCO2受賞作は幼児虐待やらドメスティックバイオレンスやらが題材に使われておりトークショーでもそのことが話題になったりしてたんですが、監督さんたちはそこに社会問題を扱っている意識はないと仰っておりそれはそれでいいと思うんですが、仮にも庄司洋子先生の元で卒論何ぞを書いた身としては一応なんか考えた方がいいのかなと思ったりしたんですが、二日酔いの頭では気の利いたことが全く出てこず自分に失望中なんですが、それでも何となく感じるのは、そういうものを映画で扱う時にはそれこそ不愉快になる程やってくれないと昨今の難病ものブームじゃあるまいしと見ててむかつくだけなんですけどと。とりあえず最後に殺しとけとか心に傷負っとけ的な発想はそういう経験があるんですかと質問してしまう司会者と同じくらい恐ろしい、気がする。そして今日も今から呑みにいく。

昼はボブ・ディランに積極的に興味を持ったことはないけれど、ケイト・ブランシェットとシャルロット・ゲンズブール(広末涼子に似過ぎだと思う)が好きなんです、ということでトッド・ヘインズ監督最新作『アイム・ノット・ゼア』(英語表記で良くね?)を鑑賞。
ボブ・ディランのいつみても波瀾万丈(わかって)な人生を6人の役者が演じ分けるという物語が、非常にスマート且つソフィスティケイト且つアーバンな雰囲気(自分でもわからん)で作られており、大変かっこ良いということはわかるのだが、それを2時間以上続けられるのは正直しんどかった。見ながら「30分くらいのPVにまとめて〜」と思ってしまったり。これをケイトが演じる必然性も今イチ曖昧(十分かっこ良かったけど)。シャルロットの化粧がいつもより濃くてあんまり可愛く見えなかったのも残念。麒麟が出てきて一瞬興奮したら本当に一瞬しか出てこなかったのも残念だった。ミュージシャンが主演なのに歌を唄うシーンの立ち位置がよくわからないのも中途半端で煮え切らず。挙げ句最終的には、波乱に満ちた人生を複数の役者に演じさせるってよく考えたら手抜きじゃね?という結論に至ってしまい散々な結果に。トッド・ヘインズ監督、そんなに苦手なわけじゃなかっただけにやや悔いが残る。あ、でもほんまに音楽好きの人が見たらまた違う風に感じたりするのか、も。個人的にはハタチの頃が一番好きだった。ギアも頑張ってるなとは思ったけど。

夜は池袋ロサさんに移動し、CO2inTOKYOにて受賞作である高橋明大監督『最後の怪獣』&小出豊監督の『お城が見える』を鑑賞。『最後の怪獣』、冒頭からずーっとめちゃくちゃしっかりした作品だったので終盤怪獣になる下りが今までのことは全部ネタ振りな大掛かりなギャグかと思って感動したらそうじゃなくてずっこけた(でもなんとなくずっこけた私が悪いってことはわかる)。『お城が見える』、今回初めてスクリーンで見てみて、以前DVDをウチのTV(50インチですけど)で拝見した時とはかなり違う印象を受けて驚いた。たった12分でここまで人に不快感を与える映画ってのも凄いなと心底感心しました。
上映後の宮沢章夫さんとのトークも大変面白く、宮沢さんによる演劇と映像の差異のお話、小出監督のいい加減度100%のトークを爆笑しながら拝聴。

昨日は、台風前の低気圧に負けて撃沈。外出する気が起きず退屈だったので超久しぶりに料理なんてしてみたらいきなり鼻血が出てきてなんか笑えた。

本日は、台風が落ち着いた後アテネフランセさんで映画のお勉強。真面目でしょ(途中ででっかい雷聞こえて怖かったけど)。
D・W・グリフィス監督のサイレント短編映画を6本鑑賞。寝不足気味だったので途中で寝てしまうかにゃーと危惧していたものの、スクリーンの中をただ機関車が疾走する姿(『女の叫び』11年)やら『その夜の妻』を思い出してしまうような渋いサスペンス(『かたやビジネス、かたや犯罪』12年)やらにすっかりやられてしまい、無事完走。ほんの数十分の映画で十分満足出来るんだなと改めて痛感した御茶の水でありました。

夜は、某中華料理屋で久々の家族ミーティング。このお店、実は某大物(?)政治家の超御用達と知ってなんか笑えた。

昨日は、二日酔いで撃沈。

本日は、楽しみにしていた吉祥寺バウスシアターさんでの爆音映画祭2008にてオリヴィエ・アサイヤス監督の『CLEAN』(04年)を鑑賞。日本未公開のこの作品勿論見るのは初めて。予想以上の混雑。13時45分からの上映なのに無意識に爆音ビール買ってしまってた。相変わらず美味しかった。
姉のスッピン時にクリソツなマギー・チャン演じるジャンキーの女が突然死んだ夫をはなればなれになってる子どもを求めてパリやらアメリカやらを走り回る姿が本当に感動的で、色々切ない映画やけど見終わった後にはあああ見て良かったとしっとりできたのでした。爆音で聴くマギー・チャンの歌声やらライブシーンの音やらブライアン・イーノの音楽やらも最高にかっちょよかった。最後の海も美しかったけど、最初の燃えてる工場もやたらとかっちょよくてびびった。何か国語も話せるのもかっちょよくて羨ましかった。ここまで書いて、そう言えばマギー・チャンて監督の元カノだか元妻だったよなと思い出して勝手に腑に落ちた。

深夜にはとある場所でカサヴェテスの激レアなポスターを拝見させて頂きうっとりする。

作品の良し悪しはどーでもいいけどとにかく合唱が眺めたいという理由だけで『うた魂♪(田中誠監督)を見に行ったら、本当に映画としてはどーでもいい作品だったけどラストの大合唱シーンで号泣してしまったのでした。青春もののストーリーにしてはメッセージ的なものが軽過ぎていくらなんでもこれには乗れねえなあと白けまくってたのに、尾崎に完敗。ええ歌やね。多分撮影中に本当に泣いてしまったであろう無名の女の子が突然アップになるのにもちょっと泣かされた。合唱って凄いですね、ほんとに。と、最終的には歌の力に感動させられたんだから、しょうもないとは言えこの映画は成功してるんじゃないでしょうか(ただこの合唱曲のチョイスだけは許せん。ゴスペラーズはないで)。私がピュアなだけか。あとこんな清純派アイドルにフルチンフルチンと叫ばしたのは立派。
夏帆ちゃん、相変わらず可愛いけど大人になる前にO脚矯正した方がいいと思う。高校生役のゴリも良かったよ。薬師丸ひろ子はもうちょっと活躍してもよかったんじゃないか?

あ、やっと病院(足の)行きました。病院来るの遅過ぎとえらい怒られたけど、レントゲンの結果大事には至ってませんでした。えがったえがった。

昨夜未明から今朝早くにかけて悪魔師匠からエセ成金っぷり&中東とヨーロッパの歴史に対する無知っぷりをひたすら罵倒され続けすっかりぐったりだと言うのに、午前中には起床して未だ完治しない足を引きずり外科を求めて迷走したり(結局見つからず...、ってかさすがに腰上げるの遅過ぎたと反省...)美容院でカットやらトリートメントやらを施したり映画を二本見たりする私を誰か褒めて。

ということでシネマヴェーラさんにてジョン・フォード監督の『真珠湾攻撃』(43年)&『ミッドウェイ海戦/ドキュメント真珠湾攻撃』(42年)を鑑賞。上映開始から数分後、突然真後ろの席のおっさんが私の座席の背もたれをもの凄い勢いで蹴りながらでかい声を出しだしたので「おおおこれが噂の右翼か!」と一瞬本気でびびった、程、『靖国』も驚きの(未見やけど)日本けちょんけちょん映画で、それはそれで面白かったり、現在のことを考えるとアメリカの言ってることに白けまくったりしたのでした(そのおっさんは結局ただの変なおっさんだったっぽい)。かれこれ数十回はハワイに行ってるくせに真珠湾のことを詳しく知ったのは初めてかも。
そんなことより、戦闘シーンの迫力にはかなり衝撃を受けた。本当に戦争中撮ってたとしても(撮ってるそうだが)セットを作って撮ってたとしても(作ってるそうだが)信じ難いような。ジョンさんすごい。

観賞後、私の大ちょんぼにより健康系俳優さんにすっごい迷惑をおかけしてたことが発覚。ほんとごめんなさいでした...。

・ご本人からリンクの許可を頂いたので、これが悪魔師匠のPTA論。だいぶ勉強になります。
・去勢しててもサカリってあるのかな。ウチのぽんず先生の最近の甘えっぷり&鳴きっぷりが半端ない。だいぶうざい(ごめん)。ただの男のサガなのか、近々訪れる現実的な身の危険に対するシックスセンスなのか...。
・本日は、御徒町陽山道さんにてアラサー女たちによる絵に描いたようなアラサーな悩みを吐き出すの会。涙なしには語れなかったけど、最後はperfumeメドレーで〆て、見事にニューハーフ化してすっきり。

やっと念願叶ってシネマヴェーラさんちの配給:ケイブルホーグ特集に足を運ぶ。本日はジョン・フォード監督『アイアン・ホース』(24年)を見せて頂きました。白黒サイレントで118分しかも16ミリしかも勝手に寝不足気味という非常に危険な香りのする条件だったにも関わらず、観賞後はビールで祝杯をあげずにはいられない作品でございました(前半一瞬意識失ったけど。ほんまごめんなさい)。
冒頭からリンカーン大統領への賛辞、物語は大陸横断鉄道の建設を巡るあれやこれやと、アメリカ万歳な感じをどうこう思う前に、もう大量の馬やらバッファローやら人間やら馬に乗ったインディアンやらがわっさわっさ、さすがにこれちょっと数揃え過ぎたんじゃないですかと心配になるスケールでスクリーンを走り回るのを見てるだけで楽し過ぎてやばかったです。以上。あ、あとあんな時代から中国人は労働者としてアメリカにいたんだと初めて知って勉強になりました。あと、フォードバーツという名誉なあだ名を頂きました。

『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』に関する某悪魔師匠のブログを読んで頭がクラクラする。こんなん知らんがなあああ。

大阪ドバイ大阪で出来てしまった映画ブランクを埋めるためのリハビリ第一作にポール・トーマス・アンダーソン監督最新作『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(英語表記で良くね?)をチョイス。寒い寒いと呟きながら日比谷シャンテシネさんへ。
20世紀初頭石油採掘によってアメリカンドリームを掴んだ男の大河ドラマ。過剰な金を得たことによって友人や家族の人間関係がぶっ壊れ、本人まで金に壊されていく物語は、超個人的には大変親近感のある微笑ましい作品だったのですが、そういう風に見る映画じゃないってことくらいはさすがに分かる28歳。
過去のPTA監督作品(全部見てるわけじゃないけど)に漂うオサレでポップな感じが一切なく(私はアルトマンも決して多くは見てないのでその辺はパス)、映画として本気にゴージャスな今作には大変満足でございます。派手な動きがあるわけでもない158分間、退屈せずに完走。久しぶりに「あー、映画見た」と感じられたのでリハビリには正しい選択だったかなと。人の神経を逆撫でするような不穏な音楽も良かった。
石油が噴射して人がわらわら動き回るシーンにはえらい興奮しました。ダニエル・デイ=ルイスがポール・ダノ(『リトル・ミス・サンシャイン』のお兄ちゃん。いい感じにインチキ臭い役者になってて感動)を殴るシーンでは一瞬泣きそうになりました(でも彼が兄弟だということはすっかりラストまで忘れてました...)。でもまだリハビリ中なので、なんでここまで女の人が登場しないんだろうとかなんで息子は終始喋らなかったんだろう(事故以前から)とかの疑問を解決するまでは頭がついていきませんでした。無念。

そーいえば、ドバイ前に暇過ぎたので大阪にてロバート・レッドフォード監督の『大いなる陰謀』を見たのだった。既にうろ覚えですが完全に忘れる前にメモ。
トム・クルーズが出てるってことくらいしか予備知識を持ってなかったのだが、見てみて、こんなに9・11以降のアメリカ&対アフガニスタンに関する対策を具体的&正義的に語ってる映画も珍しいんじゃないかと感心したくらい真っすぐな作品だった、が、それだけじゃ決して映画として面白くはならないんだなと再確認もできた作品であった...。だって、折角のトム様がずーっと部屋の中で喋ってるだけやってんもん。会話のシーンもそれほど魅力的ではなかったし。やっぱりトム様には動いて欲しかった(インチキ臭い政治家は似合ってなくはなかったけど)。あと、監督本人の登場シーンがあまりに退屈過ぎる&レッドフォードさんお顔のメンテナンスし過ぎでなんか怖いことになってて正視できひんし。すっごい真っ当なこと言ってるお話の内容もひねりなさ過ぎてずっこけたし。でも、敵地にいる兵士たちを監視カメラを通して軍の偉いさんたちが眺めてるシーンは面白かった。現実に存在するんやろうけど、あんなんで適当に指示されたりしたらそりゃたまらんわなと思ったり。

ということで、ようやくドバイ&大阪から無事帰京致しました。ただいまです。
4泊6日のドバイの旅、8割ホテルの印象しか残ってないけどぼちぼち楽しんで参りました。高島屋さんありがとう。
宿泊先は勿論バージュ・アル・アラブ(七つ星だそうな)。客室は無駄にメゾネット(めっちゃだるかった)。ラブホテルみたいなお風呂についてるアメニティは全部エルメス(めっちゃパクってきた)。一部屋に一人の専属召使い付き(全然活用できひんかったけど)。とにかくロビーやらエレベーターやら何から何まで金色。ゴージャスをとうに通り越してただの悪趣味でしかない世界やったけど、死ぬまでに一回見とくのも有りかなと思える異空間でございました。宿泊客以外は中に入れないそうなので、機会があれば泊まってみてはいかがでしょうか。一泊お幾ら万円かは申しませんが。「ここに泊まってるのはリッチな日本人ばっかりだ」とタクシーの運ちゃんに愚痴られましたが。
それ以外にドバイっぽいものと言えばせいぜいラクダと戯れたくらいで、街全体の印象としてはどでかい六本木ヒルズみたいな、ほんまにお金がないと楽しめない資本主義万歳なところやなあって感じで。イスラム圏なのになんの制約も感じない、この魂売り飛ばした感は決して嫌いではない。それでもまだまだ街の7割は工事中だったので、10年後とかに再訪すると今とは全然違うハイパー都市になってるはず。その頃また誰かに誘われたら行ってみてもいいかも。

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泊まったど!
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風呂はださいど!
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ロビー、なんかおかしいど!
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地階のレストランの壁は水族館やど!ここで一人ディナーしたど!
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ラクダおったど!
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結構おったど!

しかしまあ、ドバイでバカンス過ごした映画オタクの28歳女子なんて日本で私くらいやろうなあと変な自信はつきました。