で、『アンダーカヴァー』 は、08年映画見納めに相応しいアメリカ映画で、その面白さ&かっこよさに見ながらさぶイボ立ちまくりだったのですが、昨夜乱入した忘年会(もちろん無関係)で朝帰りした結果帰省の新幹線にぎりぎりな時間にのそのそ起き上がってしまったため詳しい感想はまたいつか。

ということで、本日から大阪に帰省、大晦日には特に興味もないけど一部の家族と沖縄入り。我が家恒例の親の金使って親孝行のため行ってきます。暖かいのはいいけど天気予報見たらほとんど雨っぽくてだいぶブルー。そして今年最後にして最大の悔い、年越しガキの使いが見れないという大失態。
で、年明けは諸事情により帰京が10日くらいになる予定。ノートパソコンもEモバイルもゲットしたから大阪の暇地獄からはちょっとは解放される、が、新しいパソコンでブログの書き方とかわかんないかあいそうなあたし。なので新年のご挨拶も10日以降になってしまいます。09年はもちろんアズマックス先生スタート。
今年もみなさまがちょいちょい褒めて下さったおかげでなんとなく続けることができました。本当にありがとうございます。引き続き来年もよろしくお願いします。よいお年を〜〜。

では改めて。素晴らしいお手伝いさんに感謝。

昨日に続いてオーバー30おひとりさま女の孤独と不安と希望を描いた映画をこの時期に見ているのには一切他意がなく全くの偶然なのだが、このゾエ・カサヴェテス監督(ジョンの娘)初監督作『ブロークン・イングリッシュ』 の面白さと『ノン子...』のダメさの違いは何なんだろうと考えた結果、熊切監督はついうっかり妙齢の女(あるいは少女)をスクリーンに映せば映画になると思い込み症候群にハマってしまったんだなと気づいた。そして、ゾエ監督と何かと比較されがちで実際にも親友だそうなソフィア・コッポラとの違いについても考えた結果、自意識の問題かとちょっと気づいた。特に目新しいことが起こってるわけでなく捻られた脚本なわけでもない落ち着き払った今作は、ふと『ビフォア・サンセット』を思い出すような大変素敵な恋愛映画で、出演している俳優もみんな素晴らしく、久しぶりに気持ちよく見れたラブストーリーなのでした。お酒の飲み方とかメイクの落ち方とか、細かいことも上手いなあと感心しきり。
とか言いつつ、主人公と親友の会話があまりにも自分のそれそのままでだいぶ焦ったり、思いっきり感情移入して途中でボロボロ泣いたりと、アラサー女にはそれなりに立派にしんどい映画でもあったのでした。ちょっとどうかと思うくらい観客の女性率が高かったのは良しか悪しか。男の人も見てね。
ここで、30超えた独身女たちの物語な例として「sex and the city」を出さないのは、単にあれはドラマでこれは映画だから。

で、今日はジェームズ・グレイ監督の『アンダーカヴァー』を見てその面白さにひっくり返ってたのだが、それはまたいつか。 ああエヴァ・メンデスになりたい。

ぴえーー、昨日書いた『ブロークン・イングリッシュ』 についての文章がなんでか(いや100%私のせいで)消えてる!!なので明日もう一度書き直しマイケル。

本日は、西荻窪でささやかな忘年会、の前に西荻大好きを自称する映画監督さんにばったり遭遇してなんかおかしかった。

メリーークリスマスーーー!なので、頭に角つけて実写版せんとくんでもやってやろうかと思ったけど、なんとなくやめました。
昨夜は、サンタさんから「あらびき団90分スペシャル」という素敵なプレゼントを頂いて。最近お気に入りのどぶろっくや久しぶりのモンスターエンジン西森による鉄工所ラップが見れておら満足じゃ。ガリガリガリクソンにはこのままビックになってほしい。

本日は、ヒューマントラストシネマ文化村通りって何処やねんとひとりごちながら熊切和嘉監督最新作『ノン子36歳(家事手伝い)』 を見に行ってきました。熊切監督久しぶりのオリジナル作品、だそうですが、驚く程鬼畜臭のないむしろ「え、もしかして監督ってかなりのS・N・G(少女漫画・脳ゆえの・ギャップ。幼少の頃少女漫画を読み過ぎて現実を受け入れられない人種を指す)だったの!?」と思ってしまいそうになる映画でした。多分違うやろうけど。
バツイチ出戻りの元タレント36歳無気力女が家族に疎まれたり元夫に騙されたりしつつも突然現れた青年に刺激を受けてなんとなく元気になる、という物語は私にはちょっとtooスウィート過ぎて、お花畑でひよこを追っかけるシーンなんかも半笑いでしか見れなくて、牧歌的な赤犬さんの音楽も説明過多にしか聴こえなくて、熊切監督の作品にしては珍しく全然乗れなかったのでした。残念。タイに行けとは言わんけど、久しぶりにセックスしたくらいで人生変わるってのも今イチ理解できひんし、チェーンソー持たすのが楽しいってのはわかるけどこれじゃあこの青年は仕事も私生活も自分勝手なほんとにただの馬鹿にしか見えないし(彼の外見の冴えなさっぷりは中々良かったけど)。ちょっと何もかもが中途半端で軽く見えてしまったかな。
それでもやっぱり、狭い部屋に男と女がいる時の長回しの妙に生々しい粘っこさは相変わらずさすがだなと思えたし、体当たり全開な坂井真紀のセックスシーンもほんまよくやったと感心できました(実家でやるならもうちょっと声抑えるやろとは思ったけど)。この人、容姿的にはデビュー当時から(「PeeWee」のモデル時代から)興味持てなかったけど、『あさま山荘』といい今作といい、いつのまにか立派な女優さんになっていたのですね。斉木しげるがお父さんで新田恵利が地元の友だちってのが個人的にツボでした。次回作に期待。

うっかり今日は祝日&明日はクリスマスイブってなことを忘れて渋谷に出たら街はどえらいことになっていた。そんな日にキチガイめいた帽子を被った29歳女がひとりポルノ映画を見に行くのってどうなんだろうと思いながらも渋い二本立てだったのでシネマヴェーラさんの「官能の帝国ロマンポルノ再入門2」(続夫婦刑事2的な)特集にいそいそと。
柛代辰巳監督の『悶絶!!どんでん返し』(77年)、わかりやすいっちゃあわかりやすいようなでも何もそこまで倒錯しなくてもと引き止めたくなるような性の倒錯祭りで、映画自体もお祭りみたいなめちゃくちゃなノリはもちろん大変かっこよく面白かったのですがそれでもふとたまらなく不愉快になるのにそれでも面白いと思わせられるこの人の映画ってどういうことなのだろうといった風なことを考えたりしました。最後の、声と映像が全然合ってない男女のやりとりがやったらかっこよかった。素朴な疑問として、冒頭に出てくるようなエロキャバレーって過去に実在したのでしょうか?
曾根中生監督の『新宿乱れ街 いくまで待って』(77年)をニュープリントで。日活マークの意味不明な激しい音楽とか突然の字幕とか、十分おかしな映画だとは思うが一本目の衝撃に負けてなんだかとても落ち着いた青春映画を見た印象。暑苦しいのにカラカラな、芸術家気取りの若者たちが見てて切なかった。でもこの時から荒井晴彦せんせいの脚本はビューティフルドリーマーだなあとちょっと思った。ゴールデン街の風情とそこで働く女の子たちの仕事が今とほとんど変わってないことにびっくりした。

でM1なんですが、ほんと勉強不足で、初登場のほとんどのコンビを今回初めて知った&見たため未だ上手く感想をまとめられないのですが、久しぶりに最初から最後まで見て思ったのは、今は既に漫才&コントではなく、漫才自体そのものがコントというスタイルが主流になっているのだなということで、その中では笑い飯が平凡に見えてしまうのも当然だし、その中でキングコングは最もやってはいけないことをしてしまったため二組とも決勝にすら残れないのは仕方ないかと。ずっと応援してたしどちらかには絶対優勝してほしかったのでだいぶ残念ですがね。 一見王道っぽいナイツも頑張ってほしかったが、一回戦で下ネタを持ってきたところはすごく良かったのに決勝戦でネタの選択を間違った感が(あの審査員の前では単語レベルの笑いは不利だろうと)。残った二組は、それぞれ大変面白く、NONSTYLEの、ボケ&つっこみ+つっこみはとても成功してると思うしオードリーのつっこみの冴えも素晴らしかった。個人的にはオードリーの方が好みだしこれから先おかしな方向に化けてくれそうな気もするのでしばらく見守っていきたい。あの場で化けてくれ!と願うのは酷なことか。
と、上から目線で言いまくった結果、実は最も気になってたのは上戸彩の二の腕のぽちゃぽちゃ度だったりした。

今夜は、某業界のザ・業界人!な人たちが集まる忘年会に、恐ろしい程無関係なのにしれっと参加してみた。一銭も払わずむちゃくちゃ旨い酒とごはんをむさぼり食っときながらなんなんですが、この歳でこういう場所でひたすらちやほやされるってのもどうなんだろうとちょっと考え込んでしまったりした年の瀬。

昨日は、相方の娘ちゃん10歳のおたんじょーびだったのでプレゼント探しに伊勢丹を彷徨う(既に「服をくれる大人」と認知されているので他の選択肢が許されない)。生後2週間から抱いてきたあいつがよおいつのまにやら服のサイズ私と一緒かよおと思うとさすがにさすがに。

本日は、今冬見たい映画No.1だった『WALL・E(ウォーリー)』 (アンドリュー・スタントン監督)をやっと。日曜の午後にひとりでディズニーアニメを見に行く29歳女ってどうなんだろうと思いながらも辛抱堪らず。
とまあかなり見たかったのは確かなんですが、まさか、始まって5分で涙が流れ出しそのまま終るまでとりあえず泣きっぱ、ラストのアップと握手のシーンではマジ号泣の勢いで感動するとまでは思ってなかった。 途中から自分でもなんでこんな薄汚いロボットと白い物体のアニメーションにここまで心打たれてるのかよくわからなくなったりしたんですが、素晴らしかったです。
予告やチラシで内容の情報は少し知っていたけど、映画自体には物語に関する説明(セリフ)はほとんどなく、大変立派な無声映画な趣き。だからこそ、ウォーリーがミュージカルを見て真似るシーン、ウォーリーとイヴが宇宙を「ダンス」するシーン、念願の「握手」をするシーン、身体(?)の動きをただ見てるだけでうっとり。舞台が宇宙で無声映画というとんでもない設定自体が良いし。クラッシックな音楽も良かったなあ。キューブリックのパロディや修理工場という名の精神病院は笑えた。人間が地球に戻りたいと思う動機がちょっと弱い気がしたけど、この際人間なんてどうでもいい。これはちょっと久しぶりに「絶対もう一回見たい!」ってほどハマってしまったかも。キャラクターグッズも買い漁らなければー!

映画後はテレビ観戦のためダッシュで帰宅。

久しぶりに困ったちゃん映画を見た。それはフェルナンド・メイレレス監督作品『ブラインドネス』
主演がジュリアン・ムーアってのと、突然失明する謎の伝染病がああだこうだというパニック映画ってのに惹かれて見に行ったんですけどね、みんなが病気に襲われる中ひとりだけ目が見える主人公(ムーア)を巡って物語はあさま山荘みたくなってくし旦那はしれっと浮気するし虐殺みたいなレイプは起こるしそれに反乱したところで状況は大して変わらんし突然絶対不要なナレーションは入るしでどこまで本気なのか冗談なのか戸惑い続けた121分(長いよ)。ちょっと何かあるのかなと思わせるかっこよさげなシーンは結局なんでもなかったんかい!の連続、は、見た後に『シティ・オブ・ゴッド』の監督だと知ってだいぶ納得。最近流行の未解決な結末も、この場合壮大なアメリカンジョーク(カナダとブラジルと日本の合作やけど)と捉えればいいのか。『フォーガットン』に続き、ジュリアン・ムーアはもうちょっと仕事選んだ方がいいような気がする。かつてのお洒落リーダーが、『あさま山荘』に出るか(ARATA)この映画に出るか(伊勢谷友介)はだいぶ運命の分かれ道な気がする。
なんつうか、これを本気で「人間性溢れる真実の映画だろ!」と信じて作ってるとはさすがに思えないので、「つまんない」って断言していいか妙な気持ちになってしまう、困った映画なのであった。間違っても面白くはないんだけどね。

・岸川真さんの連載が更新されました。ある意味衝撃の展開となっているので是非ご一読を。
・我ながら今更やなあと思いながらも新文芸坐 さんに若松孝二監督『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』 を見に行ったらえらく人が多くて驚いた。が、その中にモロ師岡がいたことに気づいていたのは多分私だけであろう。若松孝二監督の過去の作品は不勉強。
学生運動や連合赤軍についてはただ今山本直樹の「レッド」(傑作)にて絶賛勉強中レベルの私に楽しめるか不安だったこの作品、結果190分は決して長くない充実した映画でありました。
最初の数十分はほんと「へーなるほど」と感心しながら初めて知るような60年代の歴史について素直に勉強モードで見ていたのだが、 連合赤軍が山小屋に籠り出してからの密室で既に思想なんてどうでもいい体育会系の部活かバカ企業かよとつっこみたくなるようなレベルの権力関係と男の意地の張り合いと女のやっかみ(ちょっと笑えた)による「総括」と「自己批判」の繰り返しが始まると、こんなことのために人が殺されたのかと心底ぞっとし(現在でもいじめや過労死で死にまくってるけどさ)、坂井真紀の叫び声には思わず涙をこぼしてしまったのでした。だいぶしつこかったしダサイと思うような箇所も幾つかあったが、何が良いのかよくわからないまま退屈できなかった感じが残る。あの時代に思い入れのある世代の人はまた違うのかな。
ジム・オルークの音楽効果(御本人は納得してないと仰ってたけど...)もあってラストの少年の叫びには結構涙々。予算の関係か考えてのことなのか敵の存在しないラストの銃撃戦も切なくてかっこよかった。 うむ、今年中に見れてよかった。
・と、昼から動き回って夜は長い映画を見たそんな一日の〆に独りで晩酌を楽しんでたらこんな始末に。自己批判する気も起きない。

DSC02140.JPG   

・多分今私誰かに左足踏まれたらその瞬間本気でそいつのことビンタとかしてしまう、ってことで街中で人をよけるアイテムとして杖さん再登場。まさか一年で二度もお世話になるとは思ってなかったぜ。
・昨日は、夜のおにいさま主催の忘年会に参加。小さなバーなのにプロの歌手さんの歌謡ショーが聴けたり某映画監督によるお風呂に入る前の女性の体臭についての深い考察が聞けたり某映画評論家さんのiPhoneをいじらせて頂いたりで楽しい年忘れを過ごせたのでした。
・結果本日は久しぶりの朝帰り&服も化粧もしたまんま昼過ぎまで爆睡コースだったので一日大人しく家に籠りたらたらTV鑑賞。「有線大賞」を見ながらエグザイルがこんなに受けるということは日本の女性は潜在的にホストを求めているということを意味しているのかと考えてみたり「レッドカーペット」を見ながらまあ今年の優勝はナイツやなとかナベアツと猪木のコンビは中々有りやなとかザ・パンチのつっこみ(?)はだいぶ好みやなとか思ったり(他にも面白いコンビはいっぱいいたのに名前が全く覚えられなかったのでした...)「報道ステーション」のドバイ特集を見ながらなんか懐かしい気分に浸ったり「あらびき団」を見ながらイブの予定は決まったなと思ったりしたのでした。でも本日一番のヒットはどこの誰が考えたのか知らないけれど、「ED=end of danseiki」説。

とまあ爪がべろーんと剥がれて微妙に下がり気味のテンションを上げるべくなんか楽しそうやからベン・スティラー監督最新作『トロピック・サンダー 史上最低の作戦』 でも見るベと軽い気持ちで行ってみたら大火傷。これが今年どころか私史上ナンバーワンになるかもな勢いで素晴らしい「アメリカ映画」だったのでした。本当に良かった。文句なしでベン監督最高傑作(過去の作品はほとんどチェキってる派)。
人気下降気味の俳優たちが戦争映画の撮影中に本物の危険地帯に行ってしまって大騒ぎ。そのあれこれがもちろん様々なギャグで彩られ、その全てが本気で面白いのに感心するのはまだ序の口(パンダ殺すのとか無意味な牛とか最高やけど)。下世話やブラックを超えた本気で真剣に批評に満ちた笑いに感動した。
黒人役になりきるために肌の色素を変えた(だから暗闇の奇襲作戦が得意)ロバート・ダウニー・Jr.が 『アイアンマン』の比にならないくらい良い。実はコアラ臭いオーストラリア人の彼と本物の黒人(役名はアルパ・チーノ)のどーでもいい切り返しのしつこさがかっこいい。劇中の映画監督があっさり死ぬことと監督が存在しなくても反復される映像の意味を深く考えることは可能だろう。ここでのジム・キャリーとファレリー兄弟の不在にも何か意味があるのかもしれない。どうでもいいネタでうっかり泣かされかけたが実はエンドロールが一番泣けたりすることと、下ネタ大爆発なのに「戦争映画」において女優が一切出てこないことへの考察も出来るかもしれない。トビー・マグワイアもニック・ノルティも立派だった。など、この映画全体に通底するいわゆる「アメリカ映画」のパロディは、「アメリカ映画」をほんの少しでも意識的に見ていないと理解できない程度のものなので、いわゆる「一般的」な観客には何が面白いのかよくわからないかもしれない。でもそんな映画にこれだけのお金と規模をかけた「アメリカ映画」の器のでかさに改めて心打たれた。
がしかし、とにかく、生まれて初めて心の底からトム・クルーズを尊敬できたということが一番の大事件なのだ(この宣伝の仕方はもんのすごく立派だとは思うもののやっぱりちょっともったいないかも。どうしようもない理由があったのかな)。なんとしてでもあのダンスはマスターしなければ。この役にトムを起用したベンは次回作が心配になるほど偉大だ。
観賞後興奮し過ぎて数年ぶりにパンフレットなんて買ってしまった。これまたサービス精神旺盛の素晴らしい出来。トロピック万歳。 見てね。

姉さん事件です!大沢逸美が違う役で二度出演してました!
じゃなくて。
小一時間前お風呂に入った瞬間大惨事発覚。なんでか左足親指(ソフト巻爪の方)がぱーっくり剥がれてる事実が発覚。

DSC02120.JPG
(女性としてほんとどうかと思うくらいネイルが汚いのは見ない振りして下さい)
え、私誰かに拷問とかされたっけと思い返してみても特に記憶はなく。反対側の爪と肌がまだ微妙にしっかりくっついてるから口内炎は噛みちぎって潰す派の私もさすがにこれは勢いでいく勇気は出ず。スリッパも靴下も履くの怖過ぎて足ぴえぴえ。バンドエイドするのは剥がす時確実べろんてなるから怖い。真剣に解決法求む。出来れば一時間以内に(寝る時布団に引っかかるのが一番怖い)。
今日は他にも、うっかり地下鉄止めちゃった事件とかうっかり10年振りに山手線逆に乗っちゃった事件とかあったのに爪パニックに乗っ取られた一日。我ながらろくでもなさ過ぎる。っていうか絶対私他の人よりこういうことに見舞われる率が高いような気がする。何か具体的な原因があるのだろーか。

昨夜は、なんとなく幹事を務めた忘年会にて呑んだくれ。予想以上に人が集まって安心。でもさすがに3日連続オール酒は体にこたえるお年頃なので夜中にはおとなしく帰宅。それでも十分酔っぱらって、「来年の目標はストローブ=ヨシコになることやで!」とキチガイめいた発言をしてた気がする。

本日は、吉祥寺バウスシアターさんに篠崎誠監督『殺しのはらわた』爆音レイトショーにお邪魔。
同時上映された『留守番ビデオ(リメイク版)』と本編『殺しのはらわた』は以前に何度か拝見しているのだけれど、爆音上映で見るとやっぱり面白さ倍増。人が死にまくってる(っていうかそれしか映ってないような)映画なのにこんなに爽やかな気分になっていいのかしらと困ってしまう程銃が撃たれる度爽快なエア風(エアギター的な)を体に感じさせて頂きました。冒頭の音楽も爆音で聴くと痺れ度倍増。やっぱり監督ご本人の死に方が一番好き。嶋田久作ってプーチンぽいなとどうでもいいことを思った。

上映後の篠崎監督&藤井仁子さん&無事現れてくれた青山真治監督のトークではマキノ雅弘やもちろん小津安二郎のVTRを見ながら活劇祭り。楽しそうに話される御三人の影響を受け、帰りに寄った蕎麦屋で活劇飲みという酒の飲み方(ポン寄りした瞬間グラスが空になっている)を考案・実行してみたらえらい酔った。

昨日は、会社の忘年会にて中華とワインの過剰摂取により撃沈。でも密かに抱いていた来年の野望があっさり叶いそうだと判明してしやわせ。

本日は、たまには真面目な映画も見る、ってことでアテネフランセさんのストローブ=ユイレ特集に向かう。でも本日のファッションテーマは真面目な映画青年たちにいかに「キチガイが来た!」と思わせるかってことに焦点を絞ってみました。もの凄い勢いで指差されたりタバコ吸ってるだけで怯えられたりしたので一応の成功は収めたように思う。
そんな格好でもきちんと『あの彼らの出会い』『ヨーロッパ2005年、10月27日』『アルテミスの膝』『ジャン・ブリカールの道程』を見たのですよ。ストローブ=ユイレは、音声言語の含蓄、音楽的抑揚に重きをおいておりその厳密な画面構図と時間構成、計算された身振りと廃棄しえない偶発性の弁証法は映画表現の革命的な潜勢力を示唆している 、そうだが(無断転用で怒られるのかな)、一気に見た4本の中身をシャッフルされても気づかないかもしれないという危惧を抱きつつあらゆる画面のかっこよさに静かに興奮したのでありました。イタリアの小鳥と犬はよく鳴くと知った。

静かな映画中お腹がぐーぐーなって大変だったので 観賞後誘われるがままにごはん。気づいたら自宅の床暖に地球規模で映画偏差値の高い人たちが転がっていたのであった。

昨日は、中野富士見町(初めて行ったけど、なんか凄い場所やね。都心とは思えない冷めた空気にだいぶびびった)のplanB さんに森桃子作品「真っ赤っか」を見にぷらぷらと。
小さな劇場に女優の一人芝居、音楽はジム・オルークの生演奏という、なんとも不思議な空間。昨日のライブ同様演劇のことなんてさっぱりわかりませんが、久しぶりに若い女が身体を張って怒ってる姿を見れたのはなんか良かった。面白いネタが幾つもあったのに場内がひたすら静まりかえってて声を出して笑えなかったのはちょっと切なかった。ジムの音楽はもちろん。

本日は、興味ゼロって言うか寧ろマイナスな映画をわざわざ見に行く私を誰か褒めてと思いながら河瀬直美監督最新作『七夜待』 を見にシネマライズさんへ。
映画が始まって初っぱな「暑い国に行くのにこのスーツケースのでかさはないやろ!(洋服がかさばらない限り旅行の荷物なんて本当に少しで済むはずだから)この女アホか!」と突っ込んだ勢いそのまま、その想いは物語が進むに連れて刻一刻と強まっていく不思議映画でありました。これはある意味『闇の子どもたち』よりタイの人たちに見せられない映画なんじゃないだろうか。「タイ人馬鹿にすんな!」って怒られると思う。
自分探しのためにタイに旅行に行った女(長谷川京子)が現地で自分が問題起こしときながら最終的に「タイ語わかんない!あんたたち頭おかしいよ!」と叫ぶキャラクターはとても新鮮とも捉えられるがいかんせん恐ろしい程面白くない。ハセキョーのノーメイク&ノーブラも大して有り難くない。シャンプティエさんのカメラももったいない程美しくない。いやああ、ごめん、さすがの私も擁護のしようがない。今時の若い女はもうちょと頭いいと思うよ。

妙な映画を見てしまったストレス発散に、夜はマイウーな魚&焼酎をバカ食い&飲み。失礼おば。  

昨日は、昼間会社に行ったら洗面所に片岡鶴太郎09年カレンダーが掛っているのを目撃しなんだかやる気が萎えて引きこもった一日。深夜にWOWOWでジュリアン・ムーア主演の『フォーガットン』というとんでもない映画を見てひどく衝撃を受ける。こんなん有りかよ。

本日は、行くの5回目くらいやしすっごいわかりやすい場所にあるのに何故か今回もハードコアに道に迷いながら六本木スーパーデラックスさんにてMUDDY WORLDのライブにお邪魔。いつもお誘い頂いてるのに都合が合わずライブを見るのはこれが二回目なうえ音楽のことなんてさっぱりわかりませんが、以前聴いたときより乱暴度が増してる感じがして、かっこよかったです。音楽やってりゃそりゃモテるわなーと改めて感じた。
会場にてお久しぶりな方とご挨拶してみたり、総理大臣の家に行ってパクられてた人が実は知り合いだったという事実に驚いてみたり。

おっと実は大好きジョン・キューザックの主演作を見逃すわけには行かぬと近所にミカエル・ハフストローム監督『1408号室』 を見に行く。ステーヴン・キング原作。
オカルト作家の主人公がサミュエル・L・ジャクソン(めちゃちょい役)演じる支配人の制止を振切りNYのとあるホテルのとある一室に取材のために泊まり込みそこでえらいことに襲われる。ほぼジョンの、1408号室相手に一人芝居だけで構成されてる 104分間。その中で起こる幻想なのか現実なのかわからないあれこれが、見ててジョンが不憫になるのでちょっと疲れるも、久しぶりにしっかりしたホラー見たなあと結構満足出来たのでした。主人公がサーフィンをするシーンでなんとなくオチは見えたしおおすごい!と思うようなポイントがあったわけではないしひー怖い!と震えたわけでもないけれど(向かいの窓はちょっと怖かった)。なんと言うか、映画の中の異様な世界が妙に納得できて良かったと言うか、そんな感じ。監督がスウェーデン人ってのがなんとなく腑に落ちる。
それにしても、娘を思って泣くジョン・キューザックはいつも泣ける(『さよなら。いつかわかること』見てね)。この人の、だらしない体つきと冴えない顔から漂う妙な魅力ってなんだろうとしみじみ。付き合いたくはないけど元カレとしていてほしいような、そんな感じ。

ゾンビに戦争その間深夜WOWOWでGONIN&GONIN2(公開当時ぶりに見たけどやっぱり喜多嶋舞のアレは凄いな)をうっかり鑑賞でえらく陰惨続きな気分を一新するためカワイコちゃんでも眺めに行くベとジャスティン・チャドウィック監督『ブーリン家の姉妹』をルシネマさんへ。お上品なおばさまたちに混じって席に着いたら予告の時に「中原昌也作業日誌」の宣伝(静止文字だけど)が流れてなんでか一人きょどってしまった。
エリザベス1世誕生にまつわる実話、だそうだがもちろん私にイングランドの世界史知識なんてあるはずもなく。それでも、ナタリー・ポートマン&スカーレット・ヨハンソン(いつのまにか結婚してたのね)と今をときめく人気女優なふたりが豪華な衣装を着ながら一人の男(国王)を巡って泣いたり騒いだりする姿は見てて退屈しなかった。いつの時代もどこの国でも女と女の醜い争いは楽しいものですね。途中ほんとに昼ドラみたいなドロドロ展開にはちょっとびっくりしたけど。ふたりとも乗馬がお上手。
普段のイメージとは真逆な、ナタポーが強かで野心むき出しの姉、スカヨハが清純で引っ込みがちな妹ってのも結構ハマってて。スカヨハの人形みたいな肌の白さと常に口半開きなだけの演技が中々。このふたりに対してエリック・バナのバカ殿がちょっと弱かったのが残念。追放される本妻役がアナ(『ミツバチのささやき』)だったのはびっくりした。
せっかくの重厚な建物やいい感じの光、115分の歴史物がビデオ撮影だった意図は最後までよくわからなかった。経費削減か。

お願いだから誰か私に沢尻エリカと北川景子の見分けの付け方を教えてとひとりごちながら久しぶりのシアターNさんにブライアン・デ・パルマ監督最新作『リダクテッド』 を見に行く。
なんの偶然か先日見たロメロ先生の新作とクリソツな、映画学校を目指すアメリカ人の若者が入学試験に提出するビデオのため軍の様子を撮影しいる映像がポイントオブビューとかいう主観映像で映画は進む。でもその中に誰が作ったのか不明なフランス語ナレーション付きの別のドキュメンタリーが挟まれたり色んな国のYouTubeが挟まれたりニュース番組が挟まれたりするもんで途中で誰がなんの目的でこんなフィクション映画を作っているのだとちょと混乱してしまった(多分ロメロ先生のがあまりにも明確だった影響があると思われ)。タイトルの単語の意味を見る前に知っておけばよかったのだろうか。なんか、今でも腑に落ちたような落ちないようなモヤモヤ病。ダラダラ長くなく、90分への編集されっぷりはよろしかったけど。
映画に出てくるバカ丸出しなアメリカ軍やら彼らの酷い行動やらはどっかで見たことあるようなないような(米兵よりもラストの能天気な友だち達の方がある意味衝撃的だった)。「傍観者」と言い切りながらレイプに抵抗する女の手を押さえるのって有りなのかよと引っかかった。地雷の前振りは長過ぎやろと思った。そしてブッシュはあっさり間違いを認めるのかという国をかけてのオチには驚いた。