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    <title>gojo | 月刊映画日記2008</title>
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    <updated>2008-10-10T15:00:00Z</updated>

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    <title>10 『トウキョウソナタ』 黒沢清</title>
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    <published>2008-10-10T15:00:00Z</published>
    <updated>2008-10-10T15:00:00Z</updated>

    <summary>『トウキョウソナタ』 黒沢清 　菊地成孔は昨年発表されたキップ・ハンラハンの傑作『Beautiful Scars』のライナーノーツを「あなたは何故ニューヨークを出たのか？」という話題から始めている。 　ニューヨーカーだったキップが、今は去りしニューヨークで制作したアルバム、としてそこで表現された音に「距離感と悲しみの質の変化」を感じ取った菊地成孔は、キップ自らによって「美しい疵」（Beautiful scars）と名付けられたそれらサウンドたちを、「強く強くそこに居るあまり、移動による喪失が、トラウマのように疵化する」と表現した。郷愁にはつねに移動がつきものであり、強く強くそこにいればいるほど...</summary>
    <author>
        <name>佐藤央</name>
    </author>
    
    
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        『トウキョウソナタ』 黒沢清 　菊地成孔は昨年発表されたキップ・ハンラハンの傑作『Beautiful Scars』のライナーノーツを「あなたは何故ニューヨークを出たのか？」という話題から始めている。 　ニューヨーカーだったキップが、今は去りしニューヨークで制作したアルバム、としてそこで表現された音に「距離感と悲しみの質の変化」を感じ取った菊地成孔は、キップ自らによって「美しい疵」（Beautiful scars）と名付けられたそれらサウンドたちを、「強く強くそこに居るあまり、移動による喪失が、トラウマのように疵化する」と表現した。郷愁にはつねに移動がつきものであり、強く強くそこにいればいるほど...
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    <title>9 『コッポラの胡蝶の夢』 フランシス・フォード・コッポラ</title>
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    <published>2008-09-09T15:00:00Z</published>
    <updated>2008-09-09T15:00:00Z</updated>

    <summary>『コッポラの胡蝶の夢』 フランシス・フォード・コッポラ 　マット・デイモン主演の『レインメーカー』（１９９７）以来、コッポラ１０年ぶりの新作が完全自主制作でかつHDビデオ撮影という記事を何かの雑誌で目にしたのはいつのことだったか。思い出そうとしてみたものの、まるで思い出せない。 　前作『レインメーカー』は、僕が初めて劇場で封切り時に見たコッポラ映画であり、確か大阪の今は無き北野劇場で見たような気がする。１０年前にはまだ年に数本を劇場で見れば良い方だった僕は、取り立てて意識することなく、暇つぶし程度の心持ちでこの映画を見たのだった。前情報もほとんど知っておらず、マット・デイモン主演のヒューマンド...</summary>
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        <name>佐藤央</name>
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        『コッポラの胡蝶の夢』 フランシス・フォード・コッポラ 　マット・デイモン主演の『レインメーカー』（１９９７）以来、コッポラ１０年ぶりの新作が完全自主制作でかつHDビデオ撮影という記事を何かの雑誌で目にしたのはいつのことだったか。思い出そうとしてみたものの、まるで思い出せない。 　前作『レインメーカー』は、僕が初めて劇場で封切り時に見たコッポラ映画であり、確か大阪の今は無き北野劇場で見たような気がする。１０年前にはまだ年に数本を劇場で見れば良い方だった僕は、取り立てて意識することなく、暇つぶし程度の心持ちでこの映画を見たのだった。前情報もほとんど知っておらず、マット・デイモン主演のヒューマンド...
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    <title>8 『ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン』 ホウ・シャオシェン</title>
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    <published>2008-08-09T15:00:00Z</published>
    <updated>2008-08-09T15:00:00Z</updated>

    <summary>『ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン』 ホウ・シャオシェン 　この日記を始めて早や半年が過ぎ、２１世紀日本特有の東南アジア型熱帯猛暑（スコール付き）を迎え毎日ひいひい言いながら間もなく撮影を始める『シャーリーの好色人生』（シャーリー・テンプル・ジャポン（以下stjp）・パート３）の準備に明け暮れている。 　この『シャーリーの好色人生』という中編劇映画は、冨永昌敬監督による『シャーリーの転落人生』（stjp４）との二本立て公開ということで制作される作品なのだが（年内に池袋シネマロサにて公開予定）、拙作stjp３は水戸短編映像祭の方々の全面協力による一種の「水戸市のPR映画」として制作できればと...</summary>
    <author>
        <name>佐藤央</name>
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        『ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン』 ホウ・シャオシェン 　この日記を始めて早や半年が過ぎ、２１世紀日本特有の東南アジア型熱帯猛暑（スコール付き）を迎え毎日ひいひい言いながら間もなく撮影を始める『シャーリーの好色人生』（シャーリー・テンプル・ジャポン（以下stjp）・パート３）の準備に明け暮れている。 　この『シャーリーの好色人生』という中編劇映画は、冨永昌敬監督による『シャーリーの転落人生』（stjp４）との二本立て公開ということで制作される作品なのだが（年内に池袋シネマロサにて公開予定）、拙作stjp３は水戸短編映像祭の方々の全面協力による一種の「水戸市のPR映画」として制作できればと...
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    <title>7 『イースタン・プロミス』 デヴィッド・クローネンバーグ</title>
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    <published>2008-07-09T15:00:00Z</published>
    <updated>2008-07-09T15:00:00Z</updated>

    <summary>『イースタン・プロミス』 デヴィッド・クローネンバーグ 　幼い頃、映画狂の父から繰り返し見せられていた映画が何本かあった。それはチャップリンの映画であり（『モダンタイムス』のことをよく覚えている）、マルクス・ブラザーズの映画であり（『我が輩はカモである』のことをよく覚えている）、当時封切りしたばかりだった『バタリアン』であり、そしてクローネンバーグの『ビデオドローム』と『スキャナーズ』だった。 　考えてもみれば６、７歳の子どもに見せる映画としてチャップリンは順当だともいえるし、マルクス・ブラザーズもかなりセンスの良い選択だったとも思うし（今は亡き父はグルーチョのことが大好きだった）、『バタリア...</summary>
    <author>
        <name>佐藤央</name>
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        『イースタン・プロミス』 デヴィッド・クローネンバーグ 　幼い頃、映画狂の父から繰り返し見せられていた映画が何本かあった。それはチャップリンの映画であり（『モダンタイムス』のことをよく覚えている）、マルクス・ブラザーズの映画であり（『我が輩はカモである』のことをよく覚えている）、当時封切りしたばかりだった『バタリアン』であり、そしてクローネンバーグの『ビデオドローム』と『スキャナーズ』だった。 　考えてもみれば６、７歳の子どもに見せる映画としてチャップリンは順当だともいえるし、マルクス・ブラザーズもかなりセンスの良い選択だったとも思うし（今は亡き父はグルーチョのことが大好きだった）、『バタリア...
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    <title>6 『コロッサル・ユース』 &amp; 『ランボー　最後の戦場』</title>
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    <published>2008-06-15T15:00:00Z</published>
    <updated>2008-06-15T15:00:00Z</updated>

    <summary>『コロッサル・ユース』 ペドロ・コスタ 　この映画は本当に素晴らしい。今までこの「日記」で取り上げた映画のうち、この『コロッサル・ユース』と『接吻』のみは二度ずつ見たのだが、一度目よりも二度目の方が全てがよりクリアに見えた『接吻』に比べると（とはいえ、全てが「見えた」わけではとてもありません）、この『コロッサル・ユース』という映画は、一度目よりも二度目の方が目眩を覚えるほどより複雑に、そして陶酔を覚えるほどより静かで深いエモーションを感じながら見ることができた。そして、二度目を見終えた今に至ってもまだこの映画から感じたエモーションはまだはっきりと胸に残っている。 　前作『ヴァンダの部屋』の主人...</summary>
    <author>
        <name>佐藤央</name>
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        『コロッサル・ユース』 ペドロ・コスタ 　この映画は本当に素晴らしい。今までこの「日記」で取り上げた映画のうち、この『コロッサル・ユース』と『接吻』のみは二度ずつ見たのだが、一度目よりも二度目の方が全てがよりクリアに見えた『接吻』に比べると（とはいえ、全てが「見えた」わけではとてもありません）、この『コロッサル・ユース』という映画は、一度目よりも二度目の方が目眩を覚えるほどより複雑に、そして陶酔を覚えるほどより静かで深いエモーションを感じながら見ることができた。そして、二度目を見終えた今に至ってもまだこの映画から感じたエモーションはまだはっきりと胸に残っている。 　前作『ヴァンダの部屋』の主人...
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    <title>5 『ランジェ公爵夫人』 &amp; 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』</title>
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    <published>2008-05-24T15:00:00Z</published>
    <updated>2008-05-24T15:00:00Z</updated>

    <summary>『ランジェ公爵夫人』 ジャック・リヴェット 　考えてみればここまでこの「日記」で取り上げて来た映画は、全てキスの演出に映画全体のウェートをかけた映画だった。『ミスター・ロンリー』の少々暴力的なキスにしろ、『人のセックスを笑うな』の古典的ともいえるキスにしろ、『接吻』の21世紀的、活劇的な生命の躍動（死の衝動？）に満ちたキスにしろ、『マイ・ブルーベリー・ナイツ』のスチール的でスウィートなキスにしろ、これらの映画はやはりここぞという時にキスシーンを持って来ている。 　映画では、なかなかセックスシーンをここぞというタイミングで持ってくることは難しいので（それらはどうしても人物たちが寝ざるをえないので...</summary>
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        <name>佐藤央</name>
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        『ランジェ公爵夫人』 ジャック・リヴェット 　考えてみればここまでこの「日記」で取り上げて来た映画は、全てキスの演出に映画全体のウェートをかけた映画だった。『ミスター・ロンリー』の少々暴力的なキスにしろ、『人のセックスを笑うな』の古典的ともいえるキスにしろ、『接吻』の21世紀的、活劇的な生命の躍動（死の衝動？）に満ちたキスにしろ、『マイ・ブルーベリー・ナイツ』のスチール的でスウィートなキスにしろ、これらの映画はやはりここぞという時にキスシーンを持って来ている。 　映画では、なかなかセックスシーンをここぞというタイミングで持ってくることは難しいので（それらはどうしても人物たちが寝ざるをえないので...
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    <title>4 『マイ・ブルーベリー・ナイツ』 &amp; 『マイルス・デューイ・デイヴィス三世研究』</title>
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    <published>2008-04-26T15:00:00Z</published>
    <updated>2008-04-26T15:00:00Z</updated>

    <summary>『マイ・ブルーベリー・ナイツ』 ウォン・カーウァイ 　エクセルシオールカフェでタイアップされているブルーベリーパイが気になっていた。ウォン・カーウァイの映画は、『花様年華』以降、『2046』「若き仕立て屋の恋」（『愛の神　エロス』の一本）と嫌いではない、わりと好きな映画が続いていたので、ブルーベリーパイとともに気になっていたのだ。 　公開からしばらく経った平日の最終回に、歌舞伎町の映画館でブルーベリーパイではなくマクドナルドのハンバーガーとフレンチポテトにチキンナゲット、そしてアイスコーヒーを持ち込み、チキンナゲットのマスタードソースをお気に入りの黒いパンツにこぼしながら見た。事前に知った数少...</summary>
    <author>
        <name>佐藤央</name>
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        『マイ・ブルーベリー・ナイツ』 ウォン・カーウァイ 　エクセルシオールカフェでタイアップされているブルーベリーパイが気になっていた。ウォン・カーウァイの映画は、『花様年華』以降、『2046』「若き仕立て屋の恋」（『愛の神　エロス』の一本）と嫌いではない、わりと好きな映画が続いていたので、ブルーベリーパイとともに気になっていたのだ。 　公開からしばらく経った平日の最終回に、歌舞伎町の映画館でブルーベリーパイではなくマクドナルドのハンバーガーとフレンチポテトにチキンナゲット、そしてアイスコーヒーを持ち込み、チキンナゲットのマスタードソースをお気に入りの黒いパンツにこぼしながら見た。事前に知った数少...
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    <title>3 『接吻』 万田邦敏</title>
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    <published>2008-04-15T15:00:00Z</published>
    <updated>2008-04-15T15:00:00Z</updated>

    <summary>『接吻』 万田邦敏 　今どき声高々に「接吻」というと少し恥ずかしげな感じがするが、これを英語にすると&quot;The Kiss&quot;になり、何だか妙に腹の据わったクールを感じさせるのだから不思議だ。&quot;The Kiss&quot;と聞けば、思わず&quot;Kiss me deadly&quot;（『キッスで殺せ』ロバート・オルドリッチ）や&quot;The naked kiss&quot;（『裸のキッス』サミュエル・フラー）などを思い浮かべてしまうが、万田さんの&quot;The Kiss&quot;（『接吻』）は、これらの怪物的な傑作と並べると幾分涼しげな感じがしないこともないが、やはりそれらと双璧の圧倒的な傑作だった。 　前回分の『人のセックスを笑うな』で、古典的なキス...</summary>
    <author>
        <name>佐藤央</name>
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        『接吻』 万田邦敏 　今どき声高々に「接吻」というと少し恥ずかしげな感じがするが、これを英語にすると"The Kiss"になり、何だか妙に腹の据わったクールを感じさせるのだから不思議だ。"The Kiss"と聞けば、思わず"Kiss me deadly"（『キッスで殺せ』ロバート・オルドリッチ）や"The naked kiss"（『裸のキッス』サミュエル・フラー）などを思い浮かべてしまうが、万田さんの"The Kiss"（『接吻』）は、これらの怪物的な傑作と並べると幾分涼しげな感じがしないこともないが、やはりそれらと双璧の圧倒的な傑作だった。 　前回分の『人のセックスを笑うな』で、古典的なキス...
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    <title>2 『人のセックスを笑うな』 井口奈己</title>
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    <published>2008-02-29T15:00:00Z</published>
    <updated>2008-02-29T15:00:00Z</updated>

    <summary>『人のセックスを笑うな』 井口奈己 　キスシーンが素晴らしいと聞いたのでドキドキしながら見に行った。何回行けどもいつも満員で見れずじまいだったのだが、公開から一月が過ぎてやっと見ることができた。 　またしてもで大変恐縮極まりないのだが、井口監督の前作『犬猫』は8ミリ版、35ミリ版ともに見ていない。なので、この監督の作風や主題の変化などを語ることはとてもできないのだが、この映画を見てるあいだ中、どうしても黒沢清と北野武の名前が頭から離れなかった。こんな風に見られてこの映画にも井口さんにも本当に失礼極まりないのだが、しかし北野武はまだ置いておくにしても（シーン変わりの編集にコントのようなオチがつい...</summary>
    <author>
        <name>佐藤央</name>
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        『人のセックスを笑うな』 井口奈己 　キスシーンが素晴らしいと聞いたのでドキドキしながら見に行った。何回行けどもいつも満員で見れずじまいだったのだが、公開から一月が過ぎてやっと見ることができた。 　またしてもで大変恐縮極まりないのだが、井口監督の前作『犬猫』は8ミリ版、35ミリ版ともに見ていない。なので、この監督の作風や主題の変化などを語ることはとてもできないのだが、この映画を見てるあいだ中、どうしても黒沢清と北野武の名前が頭から離れなかった。こんな風に見られてこの映画にも井口さんにも本当に失礼極まりないのだが、しかし北野武はまだ置いておくにしても（シーン変わりの編集にコントのようなオチがつい...
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    <title>1 『ミスター・ロンリー』 ハーモニー・コリン</title>
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    <published>2008-02-12T15:00:00Z</published>
    <updated>2008-02-12T15:00:00Z</updated>

    <summary>はじめに 　昨年このサイトに書かせていただいた『キャメラマン　玉井正夫』制作誌の終了後、サイトの主催者であるgojoさんと相談の上「今度は新作映画について書いてみてはどうか」という話になった。毎日のようにどこかで上映される古今東西の映画たちに離されまいと、しゃにむになって見続けるようになってから、気がつけば何のかんのと１０年の月日が経っていたのだが、ここ数年は実作に打ち込むようになり（マイナーな小型映画を何本か作っただけですが）、また体力の衰えなどもあって（映画を見続けるには本当に体力がいる）、てんで映画を見なくなってきた。 　まだ見ぬ映画に思いを馳せ、まだ世の中にはあんな凄い映画やこんな面白...</summary>
    <author>
        <name>佐藤央</name>
    </author>
    
    
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        はじめに 　昨年このサイトに書かせていただいた『キャメラマン　玉井正夫』制作誌の終了後、サイトの主催者であるgojoさんと相談の上「今度は新作映画について書いてみてはどうか」という話になった。毎日のようにどこかで上映される古今東西の映画たちに離されまいと、しゃにむになって見続けるようになってから、気がつけば何のかんのと１０年の月日が経っていたのだが、ここ数年は実作に打ち込むようになり（マイナーな小型映画を何本か作っただけですが）、また体力の衰えなどもあって（映画を見続けるには本当に体力がいる）、てんで映画を見なくなってきた。 　まだ見ぬ映画に思いを馳せ、まだ世の中にはあんな凄い映画やこんな面白...
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