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    <title>gojo | 自主映画づくり</title>
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    <updated>2008-08-07T15:00:00Z</updated>

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    <title>第5回</title>
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    <published>2008-08-07T15:00:00Z</published>
    <updated>2008-08-07T15:00:00Z</updated>

    <summary> click 前回の文章がこのページに載った日に父は倒れ、１０日後に他界した。 今は実家に戻っている。 数年前にミミズクはカラスと縄張り争いをし、敗れ、 もう姿を見ることがない。 ほー、ほー、と夜中に聞こえてくることもない。 ガビという名の中国の鳥がいる。 母が言う。 ある日、聞き慣れないおかしな鳴き声の鳥がいて、縁側に立って、父と２人で聞いていた。何の鳥だろうねと話していた。父は双眼鏡を持ち出して、見て、調べて、それがガビという鳥だと突きとめた。 父の遺体が家に帰ってきた日、聞き慣れない鳴き声が聞こえてきた。 おかしな鳴き声だった。 母が、ガビがきたと言った。 外に出て見上げた。 茶色い小さ...</summary>
    <author>
        <name>杉田協士</name>
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         click 前回の文章がこのページに載った日に父は倒れ、１０日後に他界した。 今は実家に戻っている。 数年前にミミズクはカラスと縄張り争いをし、敗れ、 もう姿を見ることがない。 ほー、ほー、と夜中に聞こえてくることもない。 ガビという名の中国の鳥がいる。 母が言う。 ある日、聞き慣れないおかしな鳴き声の鳥がいて、縁側に立って、父と２人で聞いていた。何の鳥だろうねと話していた。父は双眼鏡を持ち出して、見て、調べて、それがガビという鳥だと突きとめた。 父の遺体が家に帰ってきた日、聞き慣れない鳴き声が聞こえてきた。 おかしな鳴き声だった。 母が、ガビがきたと言った。 外に出て見上げた。 茶色い小さ...
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    <title>第4回</title>
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    <published>2008-03-13T15:00:00Z</published>
    <updated>2008-03-13T15:00:00Z</updated>

    <summary> 2008年 3月 朝起きると雪。 引っ越してきた家は広くて。 玄関の前にはロータリーがあって、真ん中には松が三本、 見回すと、学校の校舎くらいの高さの欅が三本、 柿、百日紅、梅。 畑があって、竹林があって。 着込んで、朝から、足跡残しながら、歩く。 何か生き物の足跡見つけて、もうそのときは探検家で、 覗き込んで歩いて、小さい欅の前で消えて。 足跡、なくなった。 なくなったよ、どこ行った、不思議ねと思って、 上を見上げると、枝に何か。 何だろ。 しばらく見ても、分からず、じっと見つめて。 五分ほど。 ちょっと動く。 あ、生きてる。 何だろ。 しばらく見ても、分からず、お母さーんって、 家に駆け...</summary>
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        <name>杉田協士</name>
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         2008年 3月 朝起きると雪。 引っ越してきた家は広くて。 玄関の前にはロータリーがあって、真ん中には松が三本、 見回すと、学校の校舎くらいの高さの欅が三本、 柿、百日紅、梅。 畑があって、竹林があって。 着込んで、朝から、足跡残しながら、歩く。 何か生き物の足跡見つけて、もうそのときは探検家で、 覗き込んで歩いて、小さい欅の前で消えて。 足跡、なくなった。 なくなったよ、どこ行った、不思議ねと思って、 上を見上げると、枝に何か。 何だろ。 しばらく見ても、分からず、じっと見つめて。 五分ほど。 ちょっと動く。 あ、生きてる。 何だろ。 しばらく見ても、分からず、お母さーんって、 家に駆け...
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    <title>第3回</title>
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    <published>2005-09-11T15:00:00Z</published>
    <updated>2005-09-11T15:00:00Z</updated>

    <summary>2005年 寄り道、姫路ドキュメンタリー その１ ここで、『河の恋人』から少し離れた話をしようと思う。 恩師と呼べるほどの関係も持てず、けれど、その出会ってからの２年という短い時間の中で、大きな影響を受けた、劇作家であり、教育者であった如月小春さんが他界されてから、5年近くの歳月が過ぎた。 立教大学で、教育学科専攻科目、「教育と表現」という講義を受けていた。 如月さんが、その講義の中で、「こどもの館」という場所の話をした。 兵庫県姫路市の山中にある、大型児童館。 ビデオを見た。 中高生の子どもたちと、中年のおじさんおばさんたちが、肩を組んで歌っている姿が映っていた。 夜、野外の舞台だった。 宮...</summary>
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        <name>杉田協士</name>
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        2005年 寄り道、姫路ドキュメンタリー その１ ここで、『河の恋人』から少し離れた話をしようと思う。 恩師と呼べるほどの関係も持てず、けれど、その出会ってからの２年という短い時間の中で、大きな影響を受けた、劇作家であり、教育者であった如月小春さんが他界されてから、5年近くの歳月が過ぎた。 立教大学で、教育学科専攻科目、「教育と表現」という講義を受けていた。 如月さんが、その講義の中で、「こどもの館」という場所の話をした。 兵庫県姫路市の山中にある、大型児童館。 ビデオを見た。 中高生の子どもたちと、中年のおじさんおばさんたちが、肩を組んで歌っている姿が映っていた。 夜、野外の舞台だった。 宮...
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    <title>第2回</title>
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    <published>2005-08-08T15:00:00Z</published>
    <updated>2005-08-08T15:00:00Z</updated>

    <summary>2005年 ○ 公園において 『河の恋人』、ある日の撮影。 公園の中を通る道を、二人の女子高生が歩いている。話している。 その姿をカメラに納める。納めようとした、が、こんな単純なシーンが恐ろしく難しい。 撮影の松本が言う。 他のシーンだったらいいかもしれないが、ここでは、背景に、通行人が歩いていない方がいいと。 確かにそうだと納得する。 歩いていたおばあちゃんが、カメラの画隔からいなくなるのを待つ。 「本番、よーい、......ちょっと待ってー」 一人がいなくなったと思ったら、また一人。 公園内のあらゆる場所から、ポツポツと、おじいちゃん、おばあちゃんが現れる。 その日、スタッフは９人。 その...</summary>
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        <name>杉田協士</name>
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        2005年 ○ 公園において 『河の恋人』、ある日の撮影。 公園の中を通る道を、二人の女子高生が歩いている。話している。 その姿をカメラに納める。納めようとした、が、こんな単純なシーンが恐ろしく難しい。 撮影の松本が言う。 他のシーンだったらいいかもしれないが、ここでは、背景に、通行人が歩いていない方がいいと。 確かにそうだと納得する。 歩いていたおばあちゃんが、カメラの画隔からいなくなるのを待つ。 「本番、よーい、......ちょっと待ってー」 一人がいなくなったと思ったら、また一人。 公園内のあらゆる場所から、ポツポツと、おじいちゃん、おばあちゃんが現れる。 その日、スタッフは９人。 その...
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    <title>第1回</title>
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    <id>tag:gojogojo.com,2008:1938</id>

    <published>2005-07-18T15:00:00Z</published>
    <updated>2005-07-18T15:00:00Z</updated>

    <summary>2005年 gojoに頼まれ、原稿を書くことになる。 誰が、助監督をしつつ、自主映画づくりをしている、無名の自分が書いた文章など読みたいと思うのか、と尋ねる。 名のある人が自主映画を作ることと、自分のような無名の人間が、誰に頼まれた訳でもなく、お金をはたいて自主映画を作ることとでは、意味合いが違ってくる。プロの現場も知っていて、自主の現場も知っている、そして、いま現に自主映画を制作している、あなたのようなポジションにある人間が書いた文章を読みたいのだと、gojoが言う。 書いてみることにする。 現在制作中の、『河の恋人』という作品が出来上がっていくその過程を追いながら、映画についての話を、して...</summary>
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        <name>杉田協士</name>
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        2005年 gojoに頼まれ、原稿を書くことになる。 誰が、助監督をしつつ、自主映画づくりをしている、無名の自分が書いた文章など読みたいと思うのか、と尋ねる。 名のある人が自主映画を作ることと、自分のような無名の人間が、誰に頼まれた訳でもなく、お金をはたいて自主映画を作ることとでは、意味合いが違ってくる。プロの現場も知っていて、自主の現場も知っている、そして、いま現に自主映画を制作している、あなたのようなポジションにある人間が書いた文章を読みたいのだと、gojoが言う。 書いてみることにする。 現在制作中の、『河の恋人』という作品が出来上がっていくその過程を追いながら、映画についての話を、して...
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