8.02
ぬるぬる体験
何故か今まで見る機会がなかった西山洋一監督の『ぬるぬる燗燗』(92)『ぬるぬる燗燗の逆襲』をやっと見れるー♪と、小躍りしながらアネテフランセへ。
西山監督の映画は数本しか見たことないんだけれど、画面が映画としてめちゃくちゃ落ち着いているのに、映っているモノや人がめちゃくちゃ狂っていて、それは明らかに監督が作った世界なのに、見ているうちにいつのまにか、そう言う世界がどこかに本当に存在するんじゃないか、という錯覚させられる感覚が気持ちよく、大好き。今日の2本にもそれは健在で、嬉しかった。
上映後、西山監督と青山真治監督のトークイベントが有り、聞いて行く。
「映画の登場人物は、動いて、初めてキャラクターと化す」という言葉が印象的でした。あと、万田邦敏監督が演劇の演出に興味を持っているらしい、という話に興味有り。
西山監督の声&ルックスを見る度「あぁこの人、あと10年生まれるのが遅かったら…」と思わずにはいられない(褒め言葉)。