葛飾北斎の娘を題材にしたアニメ『百日紅』(15年)は劇場で見たよ、今作は同じ原作で実写化とのこと、大森立嗣監督『おーい、応為』。おーいおうい。 気が強くて口が悪くてキセルを吸う北斎の娘・お栄(応為)を演じる長澤まさみクン…
特別野球好きってわけでもないけど野球映画は好きなので、カーソン・ランド監督『さよならはスローボールで』を見に行ったけど、思ってた野球映画と違った。 取り壊しの決まった町の野球場でラストゲームをするべく集まった草野球チーム…
祝ロカルノ映画祭金豹賞受賞、三宅唱監督最新作『旅と日々』を見に行った。つげ義春の原作漫画は読んだことございません。ちなみにホン・サンスの最新作もまだ見れてない。 89分間、月永雄太による撮影も秋山恵二郎による照明もHi’…
「秒速5センチメートル」で「落ちる桜の花びら」というまさに「あわれで美しい」としか言いようのないタイトルを今まさにわざわざ実写映画化するとなるとため息をつきながら見に行くしかなかった、奥山由之監督『秒速5センチメートル』…
『ぼくが生きてる、ふたつの世界』の呉美保監督の新作を見逃すわけにはいかぬと、『ふつうの子ども』を見にいった。私、三半規管が相当強いのか『国宝』でも手ブレは全然気にならなかったし今作も全然大丈夫だったですね。幼少期のクルー…
ビスタビジョンで撮影されてるという情報も持たず「ちょうどいい上映時間がIMAXしかないなあ」と若干納得いかない状態で見にいった、ポール・トーマス・アンダーソン監督『ワン・バトル・アフター・アナザー』。最後のクレジットが終…
同胞の映画がアホみたいにヒットしてるぞ!と今さら、李相日監督『国宝』に駆けつける。公開からだーーいぶ経ってたけどまだほぼ満席で、これはさすがにすごいね。 そこまでヒットしてるってことはほとんどの人がもう既に見てると思うの…
在日朝鮮人2世である映画作家・朴壽南が約40年前から撮りためた10万フィートもの16ミリフィルムを、娘の朴麻衣が復元作業にとりかかり、完成した映画が、朴壽南・朴麻衣共同監督『よみがえる声』。だいぶ出遅れたけど私が見ないの…
原作漫画のことは全然知らなかったんだけど、横浜聡子監督『海辺へ行く道』は大変素晴らしかった。久しぶりに映画見ておおらかな気持ちでにこにこ満たされた。 どうやらアーティストの移住を支援している瀬戸内海の海辺の街を舞台に、美…