8.29
誰とは言わんが…
土建屋改め外資系人材派遣会社を営む親の仕事をたまーに手伝いに行ったりする。今日も行ってきた。
事務所は池袋近辺の都心にあるんだけど、なぜかと言うか、やっぱりと言うか、その付近だけ雰囲気が異様。明らかにフツーじゃない。色んな人がい過ぎで、見てるだけで面白い。みんな歯なさ過ぎ。
『山谷 やられたらやりかえせ』には「うーん…」と思わずにはいられない部分もあるけど、基本的にあの映画が撮られた時代(85年)から、労働者を巡る環境は何も変わっていません。
結局はただのボンズ(ボンボンの意)なだけなのに、自分たちの「生活」が何によって支えられているのかの自覚もなく、中途半端な知識と学歴を拠り所に、狭過ぎる世界の内輪ノリで満足している気持ち悪い人たち(9割9分9厘男子。そんなんのくせにやたらとアウトロー気取りたがるところがまたイタい)に、一度でいいから我が社に社会見学にでも来て欲しいものです。希望があれば、大阪本社(大阪市西成区)にだってご案内しますよ。
用事と用事の合間をぬって(多忙ぶってみた)、竹中直人監督『サヨナラCOLOR』を見る。
「はにゃ!?」と思う部分もあったけれど、一々目くじらを立てて怒る気にはなれない、可愛い映画。原田知世素敵。冒頭のシーンも素敵。全体的にも厭味なくオシャレ。
ただ、長い。段田安則と雅子の場面や回想シーンはもっとあっさりしてた方が個人的には好み。