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9.03

馬が見たくなりました

自分の体感温度より季節感を大事にする女で有名な私は、9月になった瞬間秋モノへと衣替え。

なので、今日も長袖を着て汗だくになりながらアテネフランセへ『馬泥棒のバラード』(エイブラハム・ポロンスキー監督)を見に行く。

あんまりよく知らない監督で、ネットで調べてもあんまり情報がなかったので、脚本家キャラで上映に臨むも、ただ、たくさんの馬と、いい顔し過ぎの役者と、美しくエロい女優と、ジェーン・バーキンの笑顔を見ていたら、なんか余計なことを考えるのを忘れて、ただ満足してしまった。なので、いつも以上にロクなことが書けません。堪忍して下さい。「いい映画だった!!」とだけ叫んでおきます。

上映後、「この作品を見るまで20年待った!」と、A監督が興奮気味に話しておられるのを聞いて、人生に映画が介入することのしんどさと喜びを改めて感じました。

DVDやビデオが見れない体質(←大袈裟。集中力が極端にないだけ)の私は、未見の映画が、どこかで上映することをひたすら待つことしか出来ないのですが、今までも相当待ったけど、これから死ぬまでも待つんだろうなー、と思うと、恐ろしいような嬉しいような。