3.29
宣言撤回
一昨日の宣言も虚しく、やはり個人的興味には勝てず、ラピュタ阿佐ヶ谷に行ってしまった…。だって中川信夫監督特集なんだもーん。ウキウキしながら劇場に入ると、客席はびっくりするくらいおじいちゃん祭り。そりゃ私目立つよ、と今回ばかりはおとなしく納得。特に早い時間なわけでもないのに若い人たちはどこへ行ってるのだ??
ってことで、新作には程遠い1961年の作品『八百万石に挑む男』を。
完璧な時代劇言葉&出演者が全員「ミナミの帝王」の竹内力並みに腹の底から発声(超低音)、のため、会話の細かい部分が聞き取れないという事実にも負けず、雨のシーンでは涙々。天一坊、可哀相な運命過ぎるよ!カツラ似合ってなさ過ぎるけど!
最近次郎長シリーズを見たせいか、時代劇=チャンバラ、というイメージができていたのだが、この映画はそういう派手な動きは一切なし。で、ラストの寸止めのかっこよさったらもう…(どうかっこいいかは、見て確かめた方がいいと思われるので書かない)。めちゃんこ痺れたぜー。