10.16
ガスの巴里
50ml4078円の効果も虚しくまだまだ全快とは言えないのだが、ある方から「これだけは絶対見るべし!」と念を押されていたのでフラフラする頭を抱えながらも素直に新文芸坐さんにてくてく歩いてく。何回行っても動物園の檻みたいな喫煙所は哀し(東京駅も同様)。
で、ジョージ・キューカー監督の『ガス燈』(44年イングリッド・バーグマン主演のモノクロサスペンス映画)と『魅惑の巴里』(57年ジーン・ケリー主演の歌と踊りと男と女のミュージカル映画)を見たのですが、ほんまにこんな映画をスクリーンで見られることと美味しいお酒とマルボロライトとステロイドさえあれば他に何もいらないんじゃないかと信じてしまいそうになる程(信じてもいいんですけどね、別に)満たされた映画体験な二本立てでした、としか言いようがないので以上。上機嫌になり過ぎておかげで風邪も治り気味。映画ってすごいですね。
酔っぱらって友人知人に迷惑かけまくるだけじゃ飽き足らず、近所のコンビニ店員にまでとんでもないことをしでかしていたことがついさっき判明し、本気で自分の酒に逃げる生き方を反省真っ最中…。