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11.14

『クローズZERO』

佐藤央さんの文章が更新されました。大きな謎が解けるので是非読んでみましょう。

ガッキーを眺めたいがためだけに『恋空』を見るか激しく悩むもやはり私にその勇気はなく隣の劇場でやっていた三池祟史監督の『クローズZEROなんて中途半端なものに駆け込んでしまう(レディースデーだからか激混み。小栗旬てすごいのね)。所詮は意気地なしな人間です。

殆ど期待せず(こんなんばっかやな)原作の漫画がどんなものかも全く知らなかったのだがこれまた意外と面白く。短ラン・ボンタン・リーゼントの男の子たちがひたすら暴れまくる姿にはビーバップ大好きっ娘の血が騒ぐ。冒頭入学式での乱闘シーンで「うわー撮影大変そう」と思ったらそれがラストまで続いてた(ラストの大乱闘の撮影は10日間かかったそうな)。おかしなことになってた学校のプールが面白かった。ただ殴り合うだけの彼らを見ながら、最近の不良は鼻の穴に鉛筆突っ込んでぐわっとかやらないのかとちょっと物足りなかった感もなくはない(ヒロシがやってた)。

いかにも漫画っぽい、高校のトップになるためのグループ抗争と単純過ぎて笑える男の友情物語(女の絡み方があっさりしてたのも良かった)もこれくらい軽く見せられるとわっさわっさ楽しめました。難病ものが絡んできたのには一瞬怒りかけたが、手術室に入るシーンがかっこよかったので許す。

小栗旬、初めてちゃんと見たけど、しゃくれてるのにキモくないってスゴいね。山田孝之が一切強そうに見えないのは狙いなのか?やべきょうすけは原西(FUJIWARA)に似過ぎじゃないか?

そうそう、昨日『ブレイブ ワン』を見た時ラストに気を取られて書き忘れたのだが、映画の中で携帯電話の動画メールが活用されてるのを初めて見てなんとも感心したのだった。色んなものが出てくるねえ。