4.25
『SweetRain 死神の精度』
あー、ひまわりっ健一レジェンド 最新刊もやっぱり最高。それにしても、東村アキコ先生の映画マニアっぷりには感心する。(毎回タイトルが見事)。
足を運ぶのが上映最終日になってしまいましたが、仲良しの俳優さんが出演していたり友だちの作詞家さんが主題歌を手がけていたりとgojo的には何かと話題作な筧昌也監督作品『SweetRain死神の精度』を鑑賞。
金城武演じるイケメン死神が対象となった人間を死なすか生き残らすかジャッジしていくというファンタジーな物語が、最初はちょっと全体的にTVっぽいなあと微妙に腑に落ちなかったものの、対象が光石研演じるイケメンやくざになった途端やっぱり映画がかっこ良くなって、富司純子(めっちゃ今更じゅんこじゃなくてすみこと知って衝撃を受けた)演じる首元の美し過ぎる老美容師になってからはまんまとほろりとさせられたりしたのでした。主題歌効果も大。まじでまじで。
冒頭数秒で死神の正体と仕事をぺらぺら説明する潔さが気に入った。雨の中犬が頑張っていて感心した。ラストの人間関係が説明的じゃなかったのも良かった。柴主高秀さんのカメラもかっちょよかった。
それにしても、久しぶりに見た金城武はやっぱりかっこよかった(短髪の時が特に!)。あの声たまらん。ちょっとした服装もエラい決まってるなと思ったらスタイリストが伊賀大介だった。小西真奈美は、リストカットの傷が本当に見えてしまう幸薄感がやっぱり苦手だった。久しぶりに見たムラジュンが痩せ過ぎでびびった…。