6.09
『さよなら。いつかわかること』
岸川真さんの連載が更新されました。二回まとめてお得気分なので是非読んでみましょう。
見たのは先週の話なんですけどね、公開自体も既に終わってしまってるんですけどね、なんとなく足を運んだジェームズ・C・ストラウス監督の『さよなら。いつかわかること』、レディースデーだからか女性客でほぼ満員の場内がエンドロールには涙声の大合唱になっていたのにここでわんわん泣けない私はやっぱりおっさんなのかとやや凹みましたが、結構良い映画で嬉しかったのでした。
12歳と8歳の娘をもつジョン・キューザック演じる真面目な父親が戦争に行った母親の突然の死を娘たちに伝えられず衝動的に3人で車で旅に出てみるだけの物語で、上映時間も85分とコンパクト、故に余計なものが殆どなく、故に父と娘とか兄と弟のシンプルな会話とやりとりが泣ける。泣いてないけど。でも「愛してる」って台詞でこんなにぐっときたのは久しぶり。イーストウッド先生による音楽も、ちょっと濃過ぎる気がしなくもなかったがやっぱり良かった。これが初監督作品だそうなので次回作が楽しみなり。
頑に「母親」の存在を画面に映さず進めていくのと、夜のシーンが暗過ぎるのが気に入った。旅先でピアス開けるのっていいなと思った。このジョン・キューザックは確かに安井豊さんにそっくりだなと思った。シネスイッチさんの受付嬢は相変わらずべっぴんさんだった。
本日は、雨と雷に完敗。雨だと猫たちもお疲れのご様子。
天気は最悪やったけど、そらりーぬが初めて抱っこさしてくれたので、実はいい日なのであった。