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1.27

『チェ 28歳の革命』

昨日は、近所に住むyonjoの新居にお邪魔し、あまりに完璧な「家庭」っぷりに驚いたり甥っ子たち(5歳&3歳)によるインディジョーンズ+スターウォーズ+E・Tのテーマ曲エンドレスリピートな合唱に耳を傾けたり。改めて、私にはまだまだ子育てなんて無理だと痛感致しました。それにしても最近のレゴってすごいのなー。

本日は、やや出遅れ感を抱きながらもスティーヴン・ソダーバーグ監督『チェ 28歳の革命』 を見に行ってまいりました(ソダーバーグの映画はあまり真面目に見てない派)。
おすぎに反論できないくらい、マジでTシャツレベルでしかチェ・ゲバラを知らないあたし(今回初めてアルゼンチン人と知りました…)。キューバに関しても、TVか何かで毛深い女がモテる国だと聞いて以来いつか行ってみたいと夢見てたレベルの知識。そんな人間がこの映画に対してへらへら感想を述べていいのでしょうか。よくないと思います(それでも、冒頭の、絶対日本でしか流れてないだろうゲバラのプロフィール1分間ダイジェストみたいなのがいらなかったのはわかる)。
えらく地味に、そしてあっというまに進む画面、登場する人物に対してもそこで起こってる出来事に対してもほとんど説明めいたことがないので一体誰が敵か味方かこの銃撃シーンは歴史的な事件なのかこの演説は何なのかなど大事なことを見失いっぱなしの132分だったのですが、決して退屈というわけではなく、ソダーバーグさんが真面目な方なんだということは理解できた、気がする。合間の白黒画面のかっこよさもさほど気にならず。以前から好きだったベニチオ・デル・トロはさすが大変かっこよかったが、どう頑張っても年下には見えなかった。続編を見終わった頃にはもうちょっと賢コになれてるといいなと切に願う。