2.06
プドフキン
フセヴォロド・イラリオノヴィチ・プドフキンて誰やねんという疑問を解決するためアテネフランセさんに行って参りました。 どうやらロシアの有名な映画監督さんだった模様。
鑑賞した三本中一本目の『チェス狂』(25年)が植田まさし先生ばりのドタバタコメディ無声映画(子猫がたまらん)だったのでうわあ面白いとゲラゲラ笑いながら楽しんだのに、他の二本『母』(26年)と『聖ペテルブルクの最後』(27年)がめっちゃヘビーな政治映画で、そのギャップに驚きながらもあまりのかっこよさにのけぞってしまったのでした。『母』のラストはあまりのブルーさにちょっと凹んだけど、『聖ペテルブルクの最後』も冒頭から悲し過ぎる展開でちょっと凹んだけど、最後には闘う顔が美しくて。外出前に風邪薬を飲んだので無声映画三本立てはだいぶ自分への挑戦だったのですが、無事完走できた満足度。
見ながら、なんなんだこのスピードはとあわあわしながらこんなこと言葉で説明できるのかとひとりパニクってたら、ああいうのを並行モンタージュと言うと後で人に聞いて知りました。『聖ペテルブルクの最後』の資本家と戦場の並行モンタージュは超ヤバい(とロビーで叫んでみたかった)。
ロシア映画はかなり好きなはずなのにみなさん名前が複雑過ぎて(昨今の女子テニス界にも言えることですが)どうにもこうにも。
全然関係ないんですけど、発売以来気になって気になって仕方なかったカップヌードルライト をやっと食べてみたんですけどね、このサイズで190カロリーは偉いじゃないかとかなり感心してたんですけどね、開けてビックリただ単に量が半分なだけでした(まあ微妙に味薄いけど)。好きなものを好きなだけ食べて運動せずに痩せる道は遠い。