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4.24

『ヤッターマン』

見よう見ようと思っていたらいつの間にかほとんどの劇場で今日が最終日だったので慌てて三池崇史監督『ヤッターマン』 。おひとりさまだったので周りに紛れて櫻井くん目当てキャラを演じようとしたが、私以外のお客さんは全員妙齢の男性であった。
原作のアニメは小さい頃TVで見てた記憶がぼんやり、やたらと木を登るブタが好きだったような気が。映画は全体的に、その思い出を潰されるでも盛り上げるでもなく、まあ『ヤッターマン』を実写化するってこういうことだわなと冷静に納得。CGアニメ並みにCG使ってるならアニメでいいじゃんとふと思わなくもなかったが。ただ、ドロンジョとヤッターマンの色恋はそれどうなのよと思ったべえ。まあ話を引っぱるためには仕方ないと思うけどべえ。
キャラクターの衣装や風景の色彩が妙に暗かったのが気に入った。細かい美術や小道具も見てて楽しかった。ギャグの中では「二号さん」が一番好き。とにかく、深田恭子にこれをさせてる周りの大人たちは楽しくて仕方ないんだろうなあと思った(あのお風呂は羨ましい!)。福田沙紀(ヤッターマン2号)の、あからさまに適当にあしらわれてる感は本人的にも事務所的にも大丈夫なのかとハラハラした。櫻井くんは、まあ、官僚の息子で慶應卒ならこれでいいよ。ラストの阿部サダヲは、CGじゃなく是非ジム・キャリーの『ふたりの男とひとりの女』を見て身体表現を勉強して頂きたかったところ。クロマニヨンズの歌、もっと聴きたかったー。