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5.18

『ドロップ』

なんか、幼い頃から知り過ぎて(一方的に)大好きな親戚のおじさんが結婚するくらい感慨深い松本人志の結婚。嬉しいような切ないような。相手が自分より年下なことに無意味に軽く動揺。何はともあれおめでとうございます。

だからってわけでもないけどだいぶ今更品川ヒロシ初監督作品『ドロップ』 を見てみた。結果、木村祐一ならこれくらい撮れそうという予想を全く裏切らない『ニセ札』に続き品川ならこんなもんだろうと実に納得できる感じでございました。マジつまんないとかでは決してなくそれなりに楽しんで見れるものには立派になっているし堤幸彦ファンを公言してるわりにはそれよりいいんじゃないのと思ってしまったけれど、それでもまあ品川。監督が書いた物語を原作にして他人が描いた漫画が映画の原作になるという怪奇現象には少し混乱。漫画のコンテ化風。
前半の喧嘩シーン(スタントかと思ったらちゃんと顔が映って驚いた)とファミレスのガラス割りは感心するほどかっこよかった。ただ合間に挟まれる会話の連続、漫才風の掛け合いをその辺のイケメン俳優に任せるのはさすがにしんどいかと。それと、実話なんだろうけど流行なんだろうけど人が死ぬ下りがだいぶだるい。122分まで引っぱられるのは疲れた。でもだいぶヒットしたっぽいし、次も撮るのかなあ。見るかはネタ次第かな(不良ものはもういい)。
初めて見たけど水嶋ヒロ、全然かっこよくなくてびっくりしました。成宮寛貴のアヒル口は天然なのか?レイザーラモン(HG)の芝居が良くて感動。上映終了後両親と見に来ていたらしい小学校低学年風の女の子(PG12作品ですけど)が「面白かったー!」と大騒ぎしていて、本日一番動揺した。