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5.30

爆音その1

ほんとはね真面目にね午後からアテネフランセさんで見逃してたワイズマンを見る気満々だったんだけどね、服も着替えてメイクもしてさあ出掛けるだけってなった時突然妖怪怠惰に襲われて、「ああやっぱり3時間半とか無理…」とそのまま倒れ込んでしまったのね。無念。
でも夜にはなんとかやる気を出して、吉祥寺バウスシアターさんで開催中の「爆音映画祭2009」 によれよれ向かって長嶌寛幸さんのライブ&青山真治監督作品『こおろぎ』(06)の上映には向かったよのさ。満員御礼で何より、会場でお久しぶりな人にいっぱい会えて嬉しかった。
初めて生で聴く長嶌さんのライブは、水の音や人の声の爆音がほんと何かの映画の音を聴いてるみたいな不思議感覚が面白かった。座高の低さ事情(背が低いだけ) により真ん中の席で楽しめなかったのが残念。
映画『こおろぎ』は上映される機会の少ない作品だけど私は以前に一度見ていて、かなり印象的な作品だから結構細かいことまで覚えてるつもりだったのに、今回初見みたいな不思議感覚。果たして私の記憶力が相当頼りにならないのか爆音上映のパワーなのか。色んなことのために後者だと信じる。だって一番びっくりしたのはやっぱり以前はほとんど気にしてなかった風や木の揺れる音や今イチ正体のわからない音たちの存在やったし、うん。
内容に関しては前回見た時も「全然わからんけどおもろいわー!」と感動した記憶があるのだが今回もやっぱり「相変わらず全然わからんけどおもろいわー!」と感動。私にはその全然わからんという感覚自体が面白いのでそれ以上何かを追求する気にはならないのであった。だからあかんのか。それにしても鈴木京香のヒップラインはヤバい。