7.25
映画美学校セレクション
思いっきりメジャーな後は思いっきりマイナーへとユーロスペースさんでレイトショー公開中の「映画美学校セレクション2009」 に行ってみたら予想以上の客入りにびっくり。ナメててすんません。
本日は小出豊監督『綱渡り』(00年)、内田雅章監督『蘇州の猫』(01年)、 瀬田なつき監督『とどまるかなくなるか』(02年)を鑑賞、見ながら勝手に悩める女たちシリーズと名付けてみました。瀬田監督作品以外は初見。
『綱渡り』は、これ以降に撮られた小出監督の作品とえらく雰囲気が違ってて大変驚き、こんなに可愛らしい映画を作る人だったのかと軽く動揺。面白かったです。でも監督は意地でも夫婦関係は破綻させたいんだなと思った。
『蘇州の猫』は、多分7年前に初めてそのタイトルを聞いた時からそしゅーのねこってどんなねこだと気になって気になってずっと見たかった作品。やっと見れた上、7年間待った甲斐ある素晴らしい映画でほんと嬉しかった。上映時間33分の間に、歌と踊りと猫が出てくるだけで充分満足なのにそれ以外の全てにも感動できて、幸せでございました。監督御自身の外タレ風演出にも軽く感動した次第。
『とどまるかなくなるか』、7年振りの再見なのに自分でも意外な程細かいことまで覚えてて、それでもやっぱり面白かった。重過ぎない少女映画としては一番好きかも。それにしても年頃の娘は成長が早くて恐ろしい。
先日の写真が「普通にキモイ」と不評だったことがショックだったらしいぽんずさんは最近ダイエットに目覚めたご様子。思いっきり寝てるけど。