10.21
『ロボゲイシャ』
上映時間以外何も調べず劇場に向かったら本日は男女共にサービスデー&水着姿のゲイシャたちと大じゃんけん大会イベントの日だったらしく大変な盛況だった井口昇監督『ロボゲイシャ』 。その楽しげな様子をカメラ小僧に混じってばしばし撮影したのでみなさまにお伝えしようと思ったのに観賞後なぜか突然携帯電話がぶっ壊れてアップできずに無念。ごめんやす。
それはともかく。映画は、大好きな前作『片腕マシンガール』よりも何倍もスケールアップ、『G.I.ジョー』がハリウッドで許されるならこれは全然いけるんじゃないかと本気で思いました。そして生身の女優をダッチワイフに見立てて弄ぶよりもロボゲイシャ姿で胸からマシンガンをぶっ放しお尻から日本刀を振り回し敵と戦う姿を映画にする方が全然健全で素敵なことにも思えました。そしてCGの血しぶきはこういう映画でしか見たくないとも思いました(破壊されたビルが血を吹く)。と最近の不満を一掃してくれるような爽快な作品だった。まさかの戦車化はさすがに想像できなかった。普通のコメディ映画でさえ笑いを頭で考えて作るってものすごく難しそうなのにアクション且つ大爆笑(且つちょい感動)なんてもう想像つかないどすえ。
人気グラビアアイドルらしい主演の木口亜矢の頑張りも良かったしほとんど顔の映らない天狗コンビの身体もかっこよかった。裏ゲイシャたちもみんな楽しそうでちょっと羨ましかった、ビキニに髪結い姿ってどんな気分なんだろう…。