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1.21

『倫敦から来た男』?

いや昨日は真面目に渋谷にてタル・ベーラ監督『倫敦から来た男』 を鑑賞し色々考えた、はずなんですが、その後深夜からほんまに翌丸一日、オザケンのコンサートチケットをどうにかゲットするためあの手この手を打つ作業でめちゃくちゃ疲労困憊したため映画の記憶が既に曖昧に…。しかも想像以上に事態は深刻で、知り合いに頼んでなんとかするという手段はほぼ絶望的になり(関係者の問い合わせが多過ぎるんだってよー!)、政治力を求めるあまり最終的にモノホンの政治家にまで手を伸ばし、結果、今やすっかり死ねキャピタルな小沢くんを愛するが故に彼が最も嫌いそうな人間に成り下がってるという状況。何これ。
むーーん、もちろん発売日&公演直前までは諦めないつもりやけど、絶対に行けるか行けないかがはっきりわかるまでこの悶々が続くかと思うと疲れる。久しぶりに本州を離れる覚悟はできてるっちゃ。

で、『倫敦から来た男』は、138分のモノクロ映画が26カットってそりゃすごい映画に決まってるし実際見ながらおおすごいと何度も感心はしたのだけれど、なんて言うか映画に胸キュンする瞬間がなかったと言うか(我ながら適当過ぎてどうかと思ってます)あまりのすごいことやってる感にちょっと引いてしまったというか。まあタルさんも、公開当時に見たはずの『ヴェルクマイスター・ハーモニー』も「でかいクジラが出てた」くらいしか記憶に残ってない私に何も言われたくないだろうからこれ以上は黙っておく。