3.27
『海への扉』
上映前にふらりと立ち寄った横浜赤レンガ横のきれいな公園(名前忘れた)を眺めながら、こんな広大な場所に浮浪者のひとりもいないって都会ってすげーなと妙に感心した後、東京芸術大学大学院馬車道校舎にて映像研究科卒業制作映画専攻4期生展GEIDAI#4 (HPに全く上映情報が載ってないのは何故… ?)を訪問、大橋礼子監督『海への扉』を鑑賞。
今までの大橋監督作品に漂いまくっていた負のオーラが全くない爽やかな恋愛映画である今作、胸キュン大好物の私には結構ツボで楽しかった。特に何か奇抜で面白いことをやってる映画ではないけれど、若い男子と女子が自転車に乗って同棲して喧嘩して海に行ってというあえてのベタさが真面目にベタで良かったと言うか。お互い大酒飲みとはいえ乙女は乙女。多分。
ろくでなしの母親という共通点はあるものの『テクニカラー』とはまったく役柄の違う洞口依子がかっこよかった。toeの音楽も意外な程映画に合ってた。すっごい今更、大学院まで行って映画を勉強すると普通に映画って上手くなるんだなと気付いた。
6月からユーロスペースさんでレイトショー公開されるそうなので、その際にはみなさんも是非〜。
昨日の小沢くんは犬じゃなくて熊だったっぽい。そうなの、私の買い物狂は体を張った社会への抵抗なの。