4.15
風呂ロック
ほんとに直前までうっかり来週と思い込んでて、他人のつぶやきを読んで「うわ私が予約してるの今日やん!」気付き吉祥寺までBダッシュ、無事風呂ロックを体験できたのでした。
風呂ロックとは、吉祥寺にある弁天湯という銭湯で行われるライブ、 その音響が半端ないらしいとの噂を聞いて以来どうしても一度体験してみたいと思ってて、本日のアーティスト七尾旅人さんは失礼ながら数日前にYouTubeで2回チェックした程度にしか知らなかったのだけれど、富士山の壁画をバックに(写真撮ろうとしたらさすがにスタッフに止められた…)浴槽に作られた簡易ステージの上で唄う姿を男湯と女湯から眺める空間はそれだけで面白かった。お客さんも大入りで関係者もみんな若くて。
初めてちゃんと聴いた七尾さんの音楽は、アコースティックな社会派フィッシュマンズみたいだった、と多分本人が一番言われたくないだろう感想を抱いてしまったけど、21世紀のブギーバックと名高い(らしい。にしてはラップ部分が残念過ぎる気が…)「RollinRollin」 で、客席からラップのできる女の子をステージに上げ一緒に唄ってた時間は、もしこれが私で自分の好きなアーティストとこんなことできたら今死んでもいいよなと思える幸福感でございました。あと、華原朋美の「I’m proud」をこんな風に唄うのはちょっと狡い。良かったけどさ。
ギターの弾き語りでこんな音なんだからジム・オルークとか田淵ひさ子の演奏なんて脳みそやられるやろうなあ。再チャレンジしたいような怖いような。
と音楽づいた勢いでiTuneにて相対性理論「シンクロニシティーン」を購入してみたが、既に飽きてる自分がちょっと怖い。