7.09
NFCの40年その1
こんな天候の中すごい久しぶりに二日連続フィルムセンターに通い「フィルム・コレクションに見るNFCの40年」にて伊藤大輔監督『丹下左膳 第一篇』(33年)(あの空爆みたいな爆発物は何だったんだ??)衣笠貞之助監督『十字路』(28年)(光と影の中にぬっと現れる人の顔がとにかく怖い。怖過ぎた)とマックス・ランデー監督『マックスと犬』&『マックスの快癒』(11年)(どうやって犬と馬にあんな芝居をつけたんだ!?笑った)ジャン・グレミヨン監督『燈台守』(29年)(この大作の内容を私が理解できたとは一切思わない。すっごい良かったけど)清水宏監督『不壊の白珠』(29年)(高田稔に萌え。さすがは菊池寛、昼ドラ風味で面白かった)とハードコアな無声映画をかなり頑張って見た、はずなのに、低気圧と時差ボケと急ぎ過ぎた酒リハビリに完全に負けてしまい既に細かい記憶が遠い彼方へ。せっかくロンドンやチェコからやって来たフィルムたちがこんな私に見られて可哀想。ごめんよ。結構豪華なラインナップだと思ったわりにはお客さんが少なめだったので、私より真面目な人はもっと見に行ってやって下さい。
それにしても、京橋という場所に何か特別な思い入れがあるわけじゃないけどここまで変わると(しかも駄目な方に)さすがにちょっと寂しいものがありますねえ。見覚えのあった建物がどこもかしこも工事中、土建屋的には喜ばしいのかも知れないが。
では、みんなで投げ銭しましょう。