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7.25

『エアベンダー』

既に3D映画にちょっぴり飽き気味な現代っ子のgojoさんは、M・ナイト・シャマラン監督最新作『エアベンダー』 を近所のユルい劇場にて2D鑑賞。結果、これは2Dで十分だと思えたけど。
ベンダーと呼ばれる特別な力を持った者たちによって調和が保たれている世界で繰り広げられる超大作ファンタジー、なのは予告通りなんだけど、映画が盛り上がりそうになるとあっさりばっさり流されるもの凄い寸止め感の連続で、もちろん意図的にそんなおかしなことやってるんだろうけどさすがに見ながら「で、いつ盛り上がるんよ!」と突っ込みまくってる間に終わっていってしまったことに残尿感が残るような、そんな作品だった。おかしな例えでごめん。結局あのでかい空を飛ぶ動物とかどう見てもただの鯉にしか見えない偉大な精霊は一体何だったんだろう……。でも多分と言うか絶対にスパイダーマンみたく苦悩するヒーローものとして続編があるやろうしアメリカでは今作で監督生命の危機ってくらい評判が悪かったらしいけど一応次は何をやるのか気になって見に行ってしまうような。こないだ偶然WOWOWで見直した『ハプニング』、改めてだいぶ好きやったし。初めて土の国に行って戦うシーンにはわくわくした。
興奮すると鼻の穴が広がるエアベンダーくんっつーかアバターくん(映画の動きとしては真逆だったけど)は中々可愛くて良かった。バカ息子役の青年どっかで見たことあるなーと思ってたら『スラムドッグ$ミリオネア』の主演の子で、こんな大作でちゃんとインド人俳優を使うのはなんか優しくていいなあと思った。