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10.18

『乱暴と待機』

で、ひとり山田孝之祭りを開催したくなったので本日は冨永昌敬監督最新作『乱暴と待機』 を見に行ってみた。平日の夕方だと言うのに結構な混雑でした。
大好きな山田孝之と小池栄子が夫婦役ってだけで期待に胸は膨らむばかりだし、メインの舞台となるロケ地の掘建て小屋は見てて面白いし室内の映像はきれいだし不思議な音も面白いしと一応それなりに映画に対しては色々感じたりした、はずなのだが、本当にごめんなさい、私、心底本気でこういう本谷有希子的(ほとんど見てないから想像ですけど…)いかにもちょっとしたウケを狙って作られた(いかんせんそれが面白くない)馬鹿な女キャラクターの自意識空回り系お話が嫌いにすらなれないほど興味がまっったく持てなくて、見ながら途中で何かを放棄してしまった。なのでまともに映画を見たとは言えず、棄権。まあ演劇だとこういう少人数が暴走するだけの世界もまた違って見えて面白いのかも知れないけど。
それでももちろん孝之のエロくて最低な姿と腹ぼてで大暴れする栄子はすっごい良かったー。がしかしちょっとだけ浅野たーくんのムダ遣いな気がしなくもなかった。場内にはマメに笑いが起こっていたので全然いいんだろうけど。

夜、久しぶりにjijo&yonjoと会ったら、何がきっかけか知らんけどふたりともどうかと思うくらい松田翔太にハマっていて(私は兄貴派)、今この場に翔太が来たらどうするかという妄想だけで3時間以上語り合う。久しぶりに毛細血管切れるわ!ってくらい笑った。自意識以前の空回り。