BLOG

1.20

『アブラクサスの祭』

監督さんは大学の後輩らしいが今まで一本も作品を見たことがなかったのでこの機会にと加藤直輝監督『アブラクサスの祭』 を見に行ってみた。芥川賞作品らしい原作小説は未読。
元ミュージシャンの鬱病坊主が再び音楽を始めることで復活していくというまっすぐな物語がまっすぐな映画になっていて、最近暴言吐き過ぎでいつか人に刺されるんじゃないかと自分でも思わなくもないgojoさんでも特に難癖つける気も起きない普通にいい映画だったんですけど、80年生まれの監督がデビュー作でこれを撮るのかあとちょっと気にならなくもないわけではなかった。ここでも画面からスピッツの音楽が流れてた。カラオケスナックのシーンに漂う微妙な違和感に、多分監督さんスナックとか行ったことないんだろうなと勝手に若さを感じた。
ほとんど聴いたことのないスネオヘアーがこんなかっこいいギタリストだとは予想外で、感電しながら荒波の中でギターを弾く姿や最後のライブシーンはかっこよかったし生まれて初めてともさかりえをちょっといいなと思えたりしたんですけどね。まさかこんなにスネオヘアーのぽっちゃりした肉体を見せつけられるとは。それにしても小林薫の僧侶と本上まなみの妻ってのはエロ過ぎるんじゃないかと思った。

夜、ヒョウ柄の毛皮を着てとある試写会に顔を出すとみんなに大阪のおばはんか!と突っ込まれまくって傷心。今冬の流行アイテムで他の女子も着ているというのになんで私だとそうなるのか。