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2.18

『RED/レッド』

とは言っても所詮はびびりなのでとりあえず徒歩圏内の映画館に恐る恐る行ってみて、なんかテンション上がりそうやなという理由だけでロベルト・シュベンケ監督『RED/レッド』 を見てみたよ。全然知らん人やと思ってたのに無意識にこの監督の作品全部見てたよ。
既に引退して年金受給者になってる元CIAとして、ブルース・ウィルスやモーガン・フリーマンやジョン・マルコヴィッチやヘレン・ミレンが再び立ち上がって大暴れ、ってだけで面白くないわけないし狙い通りの面白さにはちゃんと笑えたのでとりあえずそれなりには満足できた(でもこの監督コメディに向いてないと思った)。それでも何となく微妙な不満が残ったのは多分、老いた肉体にムチを打ってでも戦うというネタがネタでしかなくこれじゃあスタローン先生が泣くよと感じてしまったからか。ジイさんと呼ばれてキレるくらいじゃいくらなんでも軽過ぎる気が。あと、前半あっちこっと移動する話の展開がまどろっこしくて111分は長い、あと20分は短くていいんじゃないかと思った。そして、神であるはずのモーガン・フリーマンがこんなにあっさり消えるのはちょっとショックだった。しかし、真っ白のドレスで銃をぶっ放すヘレン・ミレンは大層美しくかっこよかった(最後のチラ見もかっこよし)。ブルース・ウィルスの彼女が特に美人でも若いわけでもない地味な女優だったのもよかったですね。CIAの若手職員がマイケル富岡にしか見えなくて困った。

と、一応久しぶりに映画を見てみたものの依然体調最悪で未だ微熱を抱えるgojo姐さんが果たしてまともな判断を出来てるかどうかは未だ不明。DOOM!くんたちご心配ありがとう。私もなにもやりたくないよ。仕事探し頑張ってくれたまえ。書き忘れてたけど『デュー・デート』はトイレで芝居の練習をするシーンが何気に一番好きでした。