1.21
『ジャックとジル』
えええ、あのアダム・サンドラーが男女の双子をひとり二役のコメディーって、それだけでやばくない?なんで誰も騒いでないの?私なんか楽しみ過ぎてつい公開初日に見に行ってしまったんですけどデニス・デューガン監督(『エージェント・ゾーハン』の人)『ジャックとジル』。期待を裏切らない面白さ、今日は笑い過ぎて涙流した。こんな映画を極寒の中初日に見に来る周りのお客さんたちもすごくノリが良くて、終了後みんなポスターの前で写真撮ってた。
CM業界で成功し幸せな家庭も持ってる双子の兄ジャックの自宅に地元で結婚もせずひとりで暮らすトラブルメーカーの妹ジルが遊びにくるひと騒動、アダムの芸達者さはもちろん、アル・パチーノ役で出演のアル・パチーノが、詳しいことは書かないけれどだいぶすごいことになってます。これは一見の価値有り(本人役でジョニー・デップも出てます)。他にも多分すごく有名なコメディアンやらスポーツ選手本人が出演してるはず、日本人にはわからないけど。
アラフォーでモテない妹のキャラクターが、いいヤツやけどだいぶうざくて、それがわかる服装とかが上手いのよ。彼女が大暴れしつつ最後にはほろっとさせて締める、までの展開は読めたけど、感動のラストシーンにまさかの仕掛けが。これにはちょっと唸った。自宅のプールでジェットスキーにも面白過ぎて唸ったけど。
ベストテンとか考えるのは趣味じゃない、とか言いつつ年下男子に頼まれるとへらへらしながら答えてました、DOOM!主催の2011年ベスト企画、ハワイ帰りのボケた頭で選んだわりには実は真面目という性格が隠し切れない結果になってしまいましたが、他の方たちのセレクトも興味深いので是非ご一読を〜。うざがられるまでぽんちゃん押しでいきます。