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4.11

『僕達急行 A列車で行こう』

久しぶりに一週間以上映画を見ずにボケた頭のリハビリに、なんとなく森田芳光監督『僕達急行 A列車で行こう』 を見てみたら、びっくりした。今まで森田監督作品を真面目に追って見てきたわけじゃないからよくわからないんだけど、こんなにやりたい放題な映画を撮る方だったの?あまりにも色んなことが自由で、これが遺作って実はかなり幸福なことなんじゃないかと思えた。それが面白い映画かどうかは別として。個人的には嫌いではなかったけれど。
ナチュラルさとは程遠い台詞回しやふざけきった音の付け方、意味不明な通行人、呆れる程どうでもいい会話のやりとり、劇中に謎の関西弁を話すジャマイカ人が出てくるんだけど、映画自体がそのジャマイカ人かのようなどこにも馴染まない妙な空気を発していて、最終的にオタクはオタク同士でつるむのが一番という救いのないストーリーなものの、ここまで作り込まれたホモセクシャルなファンタジーならまあこれはこれでいいのかと怒る気も起こらず。さすがにこの微妙な雰囲気で117分引っぱられるのはちょっと疲れたので、もうちょっと短ければもっと好きになってたかも。私もルンバ二台使いしたい。
しかし鉄道オタクであろうと映画オタクであろうと松ケンか瑛太くらいかっこよけりゃ絶対モテるから、ってのが最大のファンタジー。ピエール瀧と松坂慶子はいつのまにこんな貫禄をつけたんだ。

東京復活の勢いで夜は、湯浅湾ミニアルバム『砂潮』発売記念春のツアー陸の飛魚ファイナルライブへ。スタートからゲストミュージシャンのHairStylisticsが機材を忘れてライブの構成がぐしゃぐしゃになるというハプニングがあるものの、最終的にめちゃくちゃかっこいい音楽が聴けて超満足。マジかっこよかった(しかしこういう小さめのライブハウスって久しぶりに行ったけど、今じゃみんなケータイやiPhoneで写真や動画撮りまくりなのね。以前は意地でも禁止されてた気が)。
厚かましく参加した打ち上げでは、「神のように愚かな」boid樋口社長がひとりシラフで頑張っておられた。相当面白い企画が幾つか上がってたけど酔っ払いたちが覚えてるかどうかはかなり怪しい。

お口直し。猫界の佐々木希的な。
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