7.01
爆音2
本日も夜な夜な吉祥寺に向かい、これは公開時見逃していたので今回の爆音映画祭が初見となるアレクサンドル・アジャ監督『ピラニア 3D』を。3D作品なのにお得な1300円、今夜も満席に近い客入りで何より。
ビール瓶一本であっけなく開いてしまったあちらの世界から、人食いピラニアがこちらの世界にやってきて大暴れ。舞台となるアメリカの湖に集まった夏休みの若者たちが食われまくって超パニック。想像以上に悲惨なことになってた血みどろシーンもすごいけど、ビキニや裸のねーちゃんたちの無駄なお色気も凄まじい。全裸のギャルがふたり水中で絡みながらの3D、文字通り飛び出すおっぱいにはさすがに大笑いしてしまった(ちゃんと飛び出すちんこもあり)。そこに群がる男たちのクルクルパーさも中々で、「濡れたスケスケTシャツ大会!」とか「マスかきたいかー!」とか、ほんとーに下らない台詞の連続に、これ字幕つける人大変やったやろうなあと余計な心配してしまった。でもあのビーチで大惨殺のシーン、撮影現場は楽しそうで、エキストラで参加してみたかった。個人的にはピラニアに食われるより、ボートのスクリューに髪の毛巻き込まれてるのが一番怖かったけど。
と、映画としてはお祭りムービーとして楽しめるテンションだけで突っ走る系だったけど、3Dとしては最近の映画の中では断トツに前に飛び出す感が大変成功している作品で、ピラニアの現れ方やものが飛んでくる瞬間なんかは結構真面目に感心。エロのパワーは侮れない。結構好きだったエリザベス・シューが久しぶりに見れて嬉しかった。