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9.26

『スター・トレック イントゥ・ダークネス』

昨日、生まれて初めて体の一部(足のスネあたり)を縫いました。その二日前に飲み屋の階段でぶつけてどえらい傷を作ったものの病院に行くのがイヤ過ぎてだだをこねまくり、でもさすがにこれはやばいかと重い腰を上げて近所の外科に行ってみたら、こんな酷い状態で一日放置してる人初めて見たよと医者に苦笑いされた挙げ句、放っておいたせいで既に皮膚の一部が腐りかけてるとか言われて、それでもなんとか縫ってもらって、ただいま絶賛安静中です(動くと皮膚がめくれ上がるんですって)。

その前に、超楽しみにしていた、J・J・エイブラムス監督『スター・トレック イントゥ・ダークネス』 を見ました。ぼんやりしてる間に上映館ではほとんど終了間近なうえ選択肢がなかったので仕方なく3D鑑賞。しかしさすが、日本のTV局には「じぇじぇじぇ!」と言わされ、だいぶ残念だったJJ監督ですが、映画は前作に続いて期待通りの面白さで、満足させて頂きました。
元々のスター・トレックにはなんの知識も興味もないし、今回の注目株であるベネディクト・カンバーバッチの魅力も全然わからないんだけど、なか、こういうアニメみたいなCG映画見て久しぶりに本気でドキドキできた気がする。派手なだけでひたすら退屈なアクション映画が多い中、132分間、たるいと思う暇が一瞬もないってすごくないか。まさか重力の存在がアクションの足かせになるなんてまったく予想外でつい笑ってしまったり、味方だと思ってたはずのヤツが極悪過ぎないかとびっくりしたけど、絶対かっこよくないはずのスポックくんまでなんか素敵に見えてきたりするから映画って不思議。もちろん主演のクリス・パインくんも、マッチョ過ぎずヤリチン過ぎない絶妙なバランスとあのキラースマイルが今回も素晴らしく可愛かった。
細かいギャグがちゃんと面白いのもよかったけど、「人類最大の弱点は、愛だ。」というコピーだけが今イチピンと来ないのは単に私が非情なだけかしら。