10.20
『パッション』
とりあえず監視カメラとiPhoneがあれば変な映画が作れるんだなとわかった、ブライアン・デ・パルマ監督『パッション』 。
金髪と黒髪と赤髪の女が三人、裏があるんだかないんだかよくわからないミステリーに包まれた嫉妬や愛情が絡み合うサスペンス。主人公たちが務めてる制作会社でのやりとりはめちゃくちゃスカスカなのに、映画自体は一体どこまで本気何だかふざけてんだかな大袈裟な雰囲気、まったく意味の分からない分割画面、じゃじゃーんと鳴り響く音楽、夢オチ、おじいちゃん監督やりたい放題やなと呆れながら楽しんだけど、なんか今イチ乗り切れなかったのは黒髪女の顔があまりにも好みじゃなかったからか。いやそんなことではなくこれを面白いと言い切れない何か理由があるような気もするんだけど、二日酔いじゃないときに考えてみる。
清純派なところが大好きだったレイチェル・マクアダムスちゃんがえらい汚れ役だったのは結構ショックだった。自分のハメ撮りを見せられるイジメは絶対勘弁してほしいなと思った。
で、全然話かわるんですけど、長年愛用してる自宅のMacが突然、Wordで「うそ」という単語を打つと漢字でもひらがなでもカタカナでもいきなりそこだけぶっといゴシック体に勝手に変換するんですよ。それが色々いじっても直らない。部屋の真ん中で私を見つめ続けてきたMacから重要なことを訴えられてるようでものすごく心に何かがつき刺さるんですけど。解決法求む。