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8.07

『GODZILLA』

ただいまー、って、結構前に帰京してたけど、連日の猛暑でほんとーーに身動きが取れず、引きこもっておりました。夏の昼間マジで無理。
しかしそれでもいい加減映画くらい見なきゃとのそのそ動きだし夜な夜な近所のシネコンで、ギャレス・エドワーズ監督『GODZILLA』 鑑賞。オリジナル版『ゴジラ』(54年)って、さすがに子どものとき見てるのかなあ。なんとなく記憶にあるけど、詳しい内容や、細かい設定はほとんど知らない。博士の名前が一緒ってことくらいはわかったけど。
なので今回の作品を完全に新しい怪獣映画として見るしかなかったんですけど、個人的には結構楽しかった。最近のハリウッドの3D系アクション映画にありがちな、でっかいものがひたすら動いて画面ごちゃごちゃし過ぎで見ててとにかく疲れる、ってのとは違って、怪獣たちがじわじわと現れる感じとか、薄暗い中でのバトルシーンとか、お若い監督さんが真面目に撮ってるんだなと思えて。ゴジラが今年還暦、ということだからか、なんか、やんちゃが過ぎる若者たち(カマキリみたいな二匹)を一喝するために起きてきたおじちゃん(雄でいいんだよね?)みたいに見えてしまったのも可愛かったり(ラストも、とにかく早く家に帰って寝たいんですけど、みたいな)。
メインの一家があまりにも放射能にとらわれた運命過ぎてちょっと笑ってしまったのと、ケンワタナベがもうちょっと学者として活躍してもよかったんじゃないのと思ったのと、ジュリエット・ビノシュの登場が謎過ぎたのが気になった点でしょうか。
しかしそれにしてもですよ、私のハワイをあんな酷いことにするなんて、やっぱり原子力なんてろくなもんじゃないですね。原発反対。

我が家のニャジラたちは完全に夏という敵に負けて死体プレイ中。
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