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10.12

メモ

別にイーストウッドを見てすっかり満たされてそのまま何もしなくなったわけじゃなく、一応ちょこちょこ映画見たりしてたんですけど、週の半ばに親知らずの抜歯手術をしたら、痛いし腫れるしで何かを書く気力をすっかり削がれてしまい。なので自分が忘れないように適当にメモ。
・ノア・バームバック監督『フランシス・ハ』めちゃくちゃ面白かった。大好き。『イカとクジラ』にはさほど乗れなかったんだけど、これは、アラサー女あるあるが面白いとかじゃなく、映画として好み過ぎた。サントラもゲット。
・リチャード・カーティス監督『アバウト・タイム 愛おしい時間について』 、大好きなレイチェル・マクアダムスちゃん主演のラブストーリーってことでかなり期待してたんだけど、なんか、『STAND BY MEドラえもん』みたいな映画でむかついた。散々特殊能力でいい思いしておいて、「やっぱり普通の日々が大事だ…」とか言われても、自分勝手過ぎて引く。それでもほぼ満席の場内にはすすり泣きの声が響いてたけど。
・安里麻里監督『劇場版零〜ゼロ〜』 、丁寧に撮られた美少女たちの姿が大変美しく、その美しさがちゃんと「少女だけに限られた呪い」感に違和感なくつながっていて、安心して見られた。主演の中条あやみちゃん、東出昌大に似てるよね。
・初のKAAT (えらい立派なところでびっくり)にて初の地点「光のない 。」を観劇。どんな舞台が全然知らず見てみたら、二時間近く、意味がわかるようなわからんような日本語の会話?発話?音?発音?を聞かされるという異例の体験だったにもかかわらず、めちゃくちゃ面白くて、やられた。すごいこと考える人もおるもんやなーってのと、それを実行する役者さんたちの能力にひたすら感心。
・で、その余韻を抱えたまま中華街に向かい三和楼さんにて、まだ上手く口も開かないのに激うま上海蟹を堪能。神奈川県の禁煙条例以外は大満足な夜でございました。