11.01
フランソワ・トリュフォー/ジョナス・メカス
昨日が最終日になってしまったけれど、せめて一回くらいは足を運びたいと、数日前、「没後30年フランソワ・トリュフォー映画祭」 に行ってみたら、サービスデーってのもあるだろうけど、ほぼ満員の客入りで驚いたのでした。やっぱり人気なのね。
いやあ、本編上映前に流れた、ジャン=ピエール・レオー氏の初日舞台挨拶の映像がほんとすごくて、これだけでも行って見た価値有り。トリュフォーについて喋る姿や表情が圧倒的。失礼な質問にもさらりと真摯に応えるレオー様、あんまりカメラを向けられたくなさそうなシャイなレオー様、それを見てるだけで震えた。
で、なんと初見の『野性の少年』(70年)と十年ぶりくらいに『突然炎のごとく』(61年)を鑑賞して、やっぱりトリュフォーの頭のおかしさって、歳とってから見た方が俄然その面白さがわかるよなと再確認。もっと真面目に通えばよかった…。
そして告知、今月22、23日にアップリンクさんで開催される「ジョナス・メカスとその日々を見つめて」という上映会にて、22日いい夫婦の日土曜日に、杉田協士監督と飯岡幸子カメラマンと一緒にトークに登壇します。トーク相手への突っ込みはさておき、なんでお前がジョナス・メカスを語るねんという突っ込みは自分で自分に100回くらいしたから、大丈夫です(しかも翌日のゲストとの差がハンパないし…)。私が話す内容はともかく、メカスの映画は見て絶対損はないと思うので、興味のある方は是非ご予約を!