1.08
『ウォールデン』
トークイベントに参加しといて見逃すってのはさすがにないかと、ジョナス・メカス監督『ウォールデン』(69年)。ガラガラかと思ってたけど結構お客さんいました。
64〜69年にアメリカのあちこちで撮られた個人的な映像が時系列に並列されている180分の日記映画、ということで、途中うとうとしてしまう瞬間があったものの、まあ寝るための映画だと言えなくもない、という言い訳。でもほんと、お酒飲んでタバコ吸いながらダラダラ見るのが最良の鑑賞法だと思う。それくらい心地いい。メカス映画の冬がたまらなく好き。
絶え間なく流れる映像の中には、友だちやその子どもや誰かの結婚式(私もヘリコプターで飛んでいきたい!)や犬や猫やロバと同時に、ドライヤーやウォーホルやブラッケージやジョンとヨーコが一緒に映ってるかっこよさ。それにしてもメカスさんって、本人も相当なイケメンやけど、かなりの面食いでもあることは確かかと。