3.21
『退屈な日々にさようならを』
見たのは数日前なのですが、初めての今泉力哉監督『退屈な日々にさようならを』がなかなか面白かったのでした。特に有名な俳優が出てるわけでもなく、映画学校(?)が製作した作品で142分か…、と見る前はちょっと不安がないこともなかったのだが、時間はまったく気にならなかった。
一応群像劇なのかな、冴えない映画監督と恋する女の子と片割れを失った双子と恋人を失った女の子と消えていった双子の片割れの物語。地味に進んでいく嘘みたいな話の中で、退屈とも刺激的とも違う時間が流れる。嫌味じゃなく、監督さんは真面目な方なんだろうなあとしみじみ感じました。微妙な女優たちの使い方も私がキレる超寸前ぐらいでギリギリセーフ。
今週の金曜まで新宿で上映してるみないなので、お時間があれば是非。