GWは、前半に、エドワード・ヤン監督『クーリンチェ少年殺人事件』（91年）を見たんです。そしたら、それに思いっきりパワー吸い取られて、他に何もできない連休となりましたとさ。
エドワード・ヤンは辛うじて『カップルズ』が劇場公開に間に合ったくらいで（早熟な高校生でして）、今作はその頃近所のアコム（消費者金融の前はレンタルビデオ屋だったんですよ）でVHSをレンタルして見たはず、なんだけど、今回のリマスター版ではすっかり初見の感覚。細かいことはすっかり忘れてるし、やっぱりこの見てるだけで殺されていくような緊張感は、映画は映画館で見なきゃなと改めて感じましたとさ。３時間56分、めちゃくちゃおもしろかったです。小明、市川実日子に似てるよね。