10.31
『アトミック・ブロンド』
やっとちょっと正常運転。
なのでやたらと評判のいいデヴィット・リーチ監督『アトミック・ブロンド』を見てみたよ。
自身でプロデューサーも務める主演のシャーリーズ・セロン姐さん祭り。過激な長回しアクションも百合シーンも、これでもかってくらいかっこいい。これは文句なしに惚れます。映画全体の80年代なちょいダサ感と、洗練されきれない姐さんの端正な美しさが大変マッチしておりました。
が、酒!タバコ!女!スパイ!(そして縄!)なB級映画のわりにはお話が複雑過ぎた気が。このノリで115分は途中でちょっと飽きてしまった。そしてジェームズ・マカヴォイが全然敏腕スパイに見えないのもちょっと辛かった。
でもこれもきっと私がもっと音楽に詳しければもっと興奮できたんだろうな、ということはわかる。