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11.02

『ドリーム』

だいぶ出遅れたけどやっと見れた、セオドア・メルフィ監督『ドリーム』。タイトルは、まあこれでいいんじゃないの。
60年代のNASAで、公にはならない存在だが確実に活躍していた黒人女性たちの物語。笑えないレベルで数字に弱い私には人種以前の問題な気もするが、そういうことでもないのか。
えらく話がトントン拍子に進むなケビン・コスナーとイケメンパイロットちょっと物分り良すぎないかと思わなくもなかったが、いくつもの劇的な出来事と悲喜こもごもを(黒人/女性差別や宇宙開発からロマンスや結婚式まで)映画にしろと言われたら、まあこうなるか。嫌味ではなく。そんな中で一貫してユーモアとおしゃれを忘れない主人公の3人、素敵でした。
これを見て、黒人だろうと韓国人だろうと人間やっぱり何かしらの能力がないとダメなのね…、と思うほど卑屈ではない。