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11.19

『処女の寝台』

最終日しか行けなかったけど、アテネフランセさんで開催されていた「中原昌也への白紙委任状」(大盛況でびっくり)にて、フィリップ・ガレル監督『処女の寝台』(69年)を、初見なうえ字幕なしで。でも多分字幕があってもよくわからなかっただろうな…。
キリストらしき青年が、あっちへフラフラこっちへフラフラ、船に乗ったり馬に乗ったり拡声器で歌ったり。モノクロのフィルムがとにかく美しい映画でございました。こんなヘンテコな映画、作るの楽しそうだなと思った(ガレル監督の初期作品ってほとんど見てないのよね実は)。
上映後の中原昌也×青山真治×坂本安美氏によるトークでは、ウザい俳優とか映画の初期衝動とか諸々。お勉強になりました。