12.14
『ゲット・アウト』
だいぶ出遅れたけどえらく評判が良いみたいなので、ジョーダン・ピール監督『ゲット・アウト』を見てみた。
黒人青年が白人彼女の実家に帰ると、そこは白人だらけの世界。みんな良い人そうだけど、何かがおかしい…、というサプライズ・スリラー、だそうな。
途中まで謎が解けずドキドキしたけど、オチ的には「洗礼」チックなややトンデモ映画か。つまらなくはなかったが。
黒人の外見を差別するわけでなく別の手を使うってのは冷静に考えると相当怖いことだけど、監督がアメリカでは人気コメディアンということで、ハラハラする中にも微妙な笑いがあったり(ダッシュするおっさんとか)、深刻過ぎないのがよかった(深刻にやると暗過ぎてやばい映画になるやろうけど…)。待つべき者はお節介の友だちだなと思った。